モチーフ:ヤツガシラ+アガリアレプト+アドム(ヘブライ語で赤)+ディアボロス(ヘブライ語で悪魔) 能力:強靭な力と俊敏な動きで敵をねじ伏せる程度の能力 解説:姿は悪魔の羽と天使の羽を持ったヤツガシラの怪人。東方原典で云う烏天狗、この場合はヤツガシラ天狗といったところか。 赤の軍服を身に纏っている。鮮血のような色合いは、倒した敵の返り血によるもの。 サリエス王国にその名を遺す伝説の[[奇跡獣士]]。その圧倒的な強さは敵味方問わず、畏怖と敬意を以って恐れられた。 時はサリエル時代のサリエス王国。幾万という敵の軍勢がサリエス王国に侵攻。しかしそれを、彼1人で退け、王国に平和をもたらした。 それから幾許の時が流れ、『奇跡の宝石』を巡る争いが勃発。宝石を我が物にせんと蠢く闇の勢力を退けて宝石を守った。その功績を、王国は最高の賛辞を持って讃えたが、アガシアボロスはそれを固辞した。 そして[[ミラクルアース]]側が地球の存在を観測する頃、彼は突然、消息を絶った―――彼の血脈も途絶えたかと思われた―――しかし。 ・有馬レイド 経歴不明の男性。23歳。 イスラエルはネゲヴ砂漠の入り口に位置する町べエル・シェヴァで自由気ままな生活を送っている。一匹狼で悪魔的思考の持ち主。一匹狼ゆえ、孤独を好む。好戦的な性格で、口よりも先に手が出るタイプ。 べエル・シェヴァに移り住む以前は、どこかで騎士として活動していたらしい。それが何らかの事情で自身の所属していた騎士団を脱退、イスラエルに移り住んだ。 魔理沙とは騎士時代からの知り合い。当時はある事で任務に勤しんでいたが、そこで面白そうだから、と魔理沙=ウィザーグローが加勢。 しばらく二人で行動していたが、後に二人は『昨日の友は今日の敵』、と云わんばかりに、袂を分かつ形で激闘を繰り広げた(戦闘は数時間に及び、最終的に彼は魔理沙=ウィザーグローを撃破した)。 ある事が解決したその直後に彼は、騎士団を脱退、消息を絶った。 その後、彼の行方は杳として知れなかったが、ある日魔理沙は、ある出来事によりイスラエルへ。そこで見覚えのある人物を出会う――― 彼については素性経歴は一切不明だが、魔理沙曰く『流れ奇跡獣士ではないか』という。様々な憶測が飛んだが、彼は奇跡獣士への言及に関しては否定した。そして後に、ある出来事が起き――― 「赫に染まれ、アガシアボロス!」 奇跡獣士として覚醒したのは、[[ドラゴンメイド部隊]]が誕生した直後。アスタルキラの復活に呼応するかのように覚醒したという。 戦法は高い機動力と、それを活かしての奇襲攻撃がメイン。弾幕戦はあまり行わず、素早い動きで相手を翻弄し、一撃で仕留める。過去には麗美亜=リムデスティニーと激闘を演ずるも、乱入者により中断、共闘し乱入者を倒している。 覚醒後は、幻想町から離れたとある町『[[宝珠町]]』に移住。何かとトラブルを持ち込む魔理沙に対してお節介焼きが増えた模様。 ◇ちなみに――― アスタロッテ・トラゴール=アスタルキラが変身前の彼と対峙した時、彼女は「初めて会った気がしない」と、反応を示した。