◆キセキコミカランダー モチーフ…サラマンダー+コミック+売れない漫画家 能力【漫画を描く程度の能力】 →専用の道具を使って漫画を描くと、描いた通りの展開になる。但し能力が適用されるのは1ページ漫画または4コマ漫画のみで、1話分の漫画を描く事は出来ない。 理由は、この能力自体が大変な&ruby(エネルギー){労力}を要するため、1ページが限度。 概要: [[シナリオ]]『温泉街の死闘?!』に登場。分類は奇跡獣人。 容姿は顔が本になったサラマンダー。顔の表情はパラパラ漫画のように変わっていく。 元は大分在住の売れない漫画家に、[[ミラクルパワー]]が宿った事で奇跡獣化している。専用の道具を携帯しており、戦闘に際しては道具を使って漫画を描く。 ストーリー: 翠が福引で3泊4日の温泉旅行を的中。 真夜と屠自古を引率役に、翠、椛、静葉、チルノ、小傘、ダブルリリー、てゐ、キスメ、の11人は、旅行先である大分・湯布院へ(※てゐは妹と同伴)。 まずは大分県内をぐるりと観光。大分グルメを堪能し、サッカー観戦を楽み、その後宿泊先の湯布院へ。そして民宿に到着し、翠たちは温泉を満喫。 その最中、奇跡獣が出現。温泉気分をぶち壊されたメンバーはヴィリームに変身し、奇跡獣の退治に向かうが、コミカランダーの能力に苦戦。 すると、リムハピネスがある事に気付き、反撃に打って出る。リムハピネスはコミカランダーに温泉のお湯をぶちまけたのだ。 紙にとって水は天敵。濡れてしまっては能力が使えない。そしてリムハピネスは、漫画家にとって一番の禁句 を口にする。それによってコミカランダーは戦意喪失。トドメはてゐの妹たちがリムハピネスと協力し、奇跡獣を竹筒型の砲台に押し込み、天高く射出した。 戦闘能力: コミカランダーの能力は『専用の道具を使って漫画を描くと、描いた通りの展開になる』というもの。シナリオではギャグ漫画におけるズッコケオチや自分に跳ね返ってくるオチ等を描き、終始ヴィリームを苦しめた。 #region(余談) 描いた通りの展開になる、という事は、その気になれば18禁展開も可能、という事になる。そうなればニチアサ的な展開が一転して放送できるか怪しい事態になりかねなかっただろう。能力自体が大変なエネルギーを要する関係で、仮にそうなったとしてもせいぜいお色気路線の1ページ漫画が関の山である。あるいはラッキース ケベもあったか、という具合。 いずれにしてもニチアサ路線としては18禁展開は非常に拙いものである。さて、その奇跡獣と化した漫画家は、元はギャグ漫画をメインに描いており、いつかは週刊少年チャンプルに自分の漫画を連載するのが夢だそうだが、泣かず飛ばずの状態だった。 この奇跡獣ほど、なり手次第で―――になるケースはそうそうないだろう。 #endregion