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ディムウジャト - (2024/12/20 (金) 20:45:17) のソース

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赤い月が、穢土を見下ろしていた。
赤い瞳が、浄土を見上げていた。
月が嗤う。滑稽、喜劇、頓珍漢。
瞳が哭く。羞恥、悲劇、貪瞋痴。
遥か38万㎞を隔て、心の距離はさらに遠く…
ただ、流す涙の色だけがおなじ血色をしていた
&font(b,#00000b,#eaf4fc){次回、ディストメアーズ編STORY-3『&ruby(げっぱく){月白}』。}
狂人は呟いた。"狂っているのは、私か、世界か？"
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&font(b,12pt){DIM. Wadjet}

&color(#ff00ff,#191970){「罪に滴る月の血涙・ディムウジャト！」}

[[儚月区]]・セレナカンパニーの研究所に出現した[[ディストメアーズ>（ディストメアーズ）]]の一人。
裏返った空間内部は、壁一面に赤い眼を映し出すモニターだらけの研究室らしき場所。

源となった感情・夢は
[[因幡鈴仙＝ウェーブバニー>因幡鈴仙（いなばれいせん）]]の"もっと遠慮なく、思うがままに振舞いたい"という臆病な自身への嫌悪感。

殻となった悪人・悪神は
月を支配し"死の天使"の異名を持つ堕天使・『スリエル』。
#region(スリエル)
ザラキエル、サリエルとも呼ばれる死を司るとされる七大天使の一人。悪の道に走った天使の罪を量り堕天させる役目を担っており、堕天させた仲間を想い血涙を流すと言われている
邪視・魔眼の元祖で、元・大天使だったがその能力のため後に人間に月の運行の秘密を教えたとして堕天使へ堕とされた。
#endregion

容姿は鈴仙にそっくりだが、深緑に赤いラインの入った軍服に身を包み、片目に眼帯をつけていて、眼帯のほうの目の下にティアドロップ状の赤い模様がある。
加えて右手にＳＦ的デザインの拳銃を持ち、目玉のついた銀色の球体が体の周囲を衛星のように回っている。

眼帯をつけていないほうの目は透視・赤外線視力・生命サーチなど主に感知・探知に使用し、
眼帯のほうの目は魔眼で、眼帯を上げて視線を合わせた相手を麻痺や石化させて無力化するほか、睨み付けた箇所に"&ruby(スティグマ){聖痕}"を刻むことができる。
"聖痕"は三日月と閉じた目を組み合わせた形状をしており、刻んだ相手が無生物ならそこからもうひとつの眼としてものを見ることができ、
刻んだ相手が生物であるなら、命令に従わせることができる。目標は抵抗できるが、抵抗している間"聖痕"からダメージを受け続ける。

必殺技は【ディストメア・ウジャト・ルナディオス】。 
周囲を回る銀色の球体の目から光を放ち、その光を浴びたものから魂を吸収する技。 

「咎人に罰を、罪に鉄槌を…」
「さあ、私の瞳を見なさい！」

[[「瞼が…重い…闇が、見える…？」>ディムノワール]]