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P10 ④の解答
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万葉集
まんようしゅう まんえふしふ 【万葉集】
歌集。二〇巻。数次にわたって編纂されたとみられ、大伴家持が編纂に携わったことが推定されるが、最終的に現在の形にまとめた人物は不明。巻一~一六までは基本的に雑歌(ぞうか)・相聞歌(そうもんか)・挽歌などの部立てによる編纂方針によって貫かれるが、巻一七以降は年月日順で編まれ、部立てはみられない。成立は奈良時代末期とされる。仁徳朝の伝承歌から淳仁朝までの和歌約四五〇〇首を収める。作者は皇族・貴族から遊女・乞食まで広い階層にわたるが、その中心が皇族・貴族・官人であったことは無視できない。特に、額田王(ぬかたのおおきみ)・柿本人麻呂・山部赤人・山上憶良(おくら)・大伴旅人・大伴家持などは著名。歌体は、短歌のほか長歌・旋頭歌(せどうか)などを含む。初期の集団的な歌謡から大伴家持に代表される繊細優美な歌まで、上代歌謡の進展に伴うさまざまな歌を含む。