95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:16:34.21 ID:ye/6HF5w0
前スレ>>267(
f3NYnqGp0)続き
で、次の生ゴミの日。
その日はあえて生ゴミを出してからミクに作らせる。
その行為が料理を捨てないと意味しているとでも思ったのかミクは妙に上機嫌だ。
料理も捨てるのがもったいない程度の出来にはなっていた。
あえてミクに部屋に行け、とは言わない。
そうしたらミクは僕の向かい側にすわり、じっとこちらを見てきた。
湯気の立つ味噌汁をミクの顔にぶちまけたい。
きっとその塩気、水分はミクの欠損した左目から頭部に侵入し、ミクを破壊するだろう。
いや、それよりもすべきことがある。
どれも一口ずつ、食べる。味わうようにじっくりと。
目の前にミクがいるんだ。こんな緊張する演技は久々だ。
「あ、あの」
ミクが口を開いた。言いかける前に。
「おい、部屋に戻ってろ。」
「ご主人様は、私の作った料理は口にしてくださらないのですか?」
「今、食べてたろ。残ってるほうの目まで壊れたか?不良品め。」
近くのスプーンを顔に投げつける。命中!にやけ顔を必死にこらえる。
「ひっ……そう…ですよね。…戻ります。すみませんでした。」
そういい残し去っていくミク。その足音は廊下で止まった。こちらの様子が気になるようだ。
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 00:47:43.95 ID:ye/6HF5w0
ゴミ袋をだし、その中にミクの作った料理を捨ててゆく。
袋を抱え、廊下に出た。
「ご、ご主人様、その袋は…」
「ああ、捨ててない袋があったからな。捨てに行くんだ。」
「……」
ゴミ袋から透けて見えるよね、さっきの料理。
「…嘘…ですよね。」
「嘘って何が?僕に向かって言っていい言葉じゃないよね。」
ミクの頭をペシペシとはたく。いきなり髪の毛をわしづかみにする。
ゴン!
そのまま壁に頭を叩きつけた。
「ほら言ってみろよ不良品。どういう意味だ?」
「う…私の…」
「ボーカロイドなのに声もでないんだ。本当に不良品だね。」
膝を腹に入れ、ぐりぐりと押し込む。
「わ、私の料理、美味しくなかった、ん、ですよ、ね?」
「いや、お前は不良品なりに頑張ってると思うよ?」
「が、頑張ったんですけど……」
「なら、いいじゃん。じゃあ後で僕を嘘吐き呼ばわりしたお仕置きをするから。」
「そ、そ、その、生ゴミの、袋の中、何、ですか?」
「言っただろ、捨て忘れてたって。ほら、どけ。」
髪から手をはなし、頬を平手打ちする。
少しよろめいたミクは倒れずに、ゴミ袋を掴んだ。
…否。倒れかけたところにつかまらせてやった。最高だ。
ゴミ袋に穴が開き、破れる。流れ出るさっきの昼食だったもの。
「……ご主人様の嘘吐き!」
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 16:07:47.54 ID:ye/6HF5w0
ほしゅ
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 16:22:55.40 ID:ye/6HF5w0
100のつづき
ミクが激高している。はじめて見た。その泣き顔を思い切りけりつけたい。
片方空洞になった眼窩が見開かれている。その中に射精したい。……後でできるさ。
…今は、もっとすべきことがある。
掴みかかってくるミクをけりつけ、肘をきめてうつぶせにする。
「あ…気づいちゃったか。…お前のため、のつもりだったんだけどなぁ。」
「痛い、やめて、痛い…」
「人の話ぐらいきけよ、不良品!」
怒鳴りつけ、変な音がするまでミクの右腕を絞り上げる。
「痛い痛いいやあああやめっやめて、折れる折れるっ……」
「お前のために嘘ついてたって言ってんだよこの不良品!」
…演技で怒鳴るとか恥ずかしすぎて顔が赤くなりそうだ。それもこの不良品のせい。
「いたいいたいいたいいたいいた……え、それって…」
「お前の作ったものなんて食欲でないんだよ。ここまでは納得できるな。」
「え…私、頑張った…」
「うん、頑張ってたね。食費が酷いことになってるんだ。凄く迷惑だったよ。」
「そんな…」
「がんばった、って味見もせずにか?…お前機械だから仕方ないけどさ、機械は人間とは違うもんな。しかたないよ。」
「わ、私、機械…」
155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 16:23:17.25 ID:ye/6HF5w0
「ただの機械じゃん。人型だからって人間になったつもり?僕も人間だし、怒るよ?」
「ご主人、様、とは違う…」
「でもさ、だからってお前頑張ったのに目の前で捨てるなんて酷いよね。…お前は僕のこと、そう思ってるんだ。最悪だね。」
「わ、私は、そんな、こと、思って、ない、です」
「いや、最悪だ。私は最悪です、って今から納得できるまで言うんだ。早く!」
パン、とミクの後頭部をはたく。
「私は最悪です私は最悪です私は最悪です………」
「次、私は不良品のロボットです、だ。言え。」
「私は不良品のロボットです私は不良品のロボットです私は不良品のロボットです………」
「役に立てるとか妄想してごめんなさい、だ。」
「役に立てるとか妄想してごめんなさい役に立てるとか妄想してごめんなさい役に立てるとか妄想してごめ………」
「私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい、は?」
「私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい……」
「飽きた。」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/29(土) 16:23:42.39 ID:ye/6HF5w0
「謝ってれば痛い目にあわないもんなぁ。そううまくいくと思ってんの?」
さらに腕をきめる。ごきごきという音がパキリ、と乾いたものになった。
「い、い、いや、痛あああ腕が、腕がいやああ、お、折れた、……」
「誰が言うのとめていいって言ったんだ?最初からやり直せ。」
「私は不良品のロボットです役に立てるとか妄想してごめんなさい私は不良品のロボットです
私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい
私は不良品のロボットです私は最悪です私は最悪です……」
「うん、大声出してたら痛いのもましになるって?ほら、ちゃんと一つずつ、心をこめて。」
「私は不良品のロボットです、役に立てるとか妄想してごめんなさい、私は最悪です、私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい…」
「順番が違う。…お前は怒鳴ってただけだもんね。覚えられない、か。でもロボットはそれが得意なんだろ?不良品め。」
「私は最悪です、私は不良品のロボットです、役に立てるとか妄想してごめんなさい、私のための嘘を嘘吐き呼ばわりしてごめんなさい」
腕を開放してやる。肘から右腕が折れたのか力なく垂れ下がっている。必死に右腕を抱えるミク。
「ちゃんと刻み込んでおけ。次こんなことしたら、…どうしてほしい?」
「ひっ…ご、ごめんなさい、ご主人様の嘘は私のためなのに、わ、私ご主人様を、う、嘘吐き、だなんて、いって。」
「右腕を抱えているな…僕はお前の右腕以下か?」
ミクが放した腕を蹴るとサンドバッグのようにふらふらゆれた。そのたびに涙の玉を流すミク。
「私は、役立たずなばかりでなく、迷惑しかかけれない、愚か者です。ごめんなさい、悪いのは、全部、私です。」
「わかったらいいんだ。じゃあ、お前が汚したそこ、掃除ぐらいできるよな?」
いってさらにゴミ袋をけりつけ、中身をミクにぶちまける。
「は、…はい。悪い、私、ヒック、は、せめて、ヒグッ、後片付け、だけでも、ちゃんと、しま、す。」
言い終わって、ミクは大声で泣き出した。最高だ。こんな顔が出来るだなんて。
最終更新:2008年06月01日 13:58