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未来「私は元気な女の子」 > コメントログ

  • 紫陽花と未来の対比が面白いなあと想いながら読んでいました。
    紫陽花の花言葉に言及しながら、普通の紫陽花の花言葉に言及しないのが面白いなあと想いました。 -- (kotobuki) 2018-07-12 01:46:45
  • 元気でまっすぐでどこかおバカなとこにスポットがあたる未来ですが、等身大の悩みを抱えてる姿が愛おしかったです。
    こういう壁にたくさんぶつかってどんどん色が変わっていくんだという14歳の少女を、色を変えてく紫陽花に喩えたのがとっても素敵!
    お話の空気感とっても好きです! -- (タオール) 2018-07-20 22:45:29
  • 奇しくも自分のものと似た方向性のお話で、こういう書き方もあるのかと思いました。
    未来ちゃんの笑顔は宝物。このお話はそれを教えてくれるでしょう。 -- (some) 2018-07-25 00:35:39
  • アニデレの話になりますが、「笑うなんて誰でも」と泣いてしまった卯月と「元気なだけの女の子って」と思い悩む今作の未来はどこか近しい部分がありますよね。どちらも周りから得られる評価が自分に相応しいのかどうかを不安視して、自信を無くしてしまってる辺りがです。
    とはいえ、周囲への引け目から「笑顔なんて~」と打ち明けた卯月に比べ、未来は"もっとファンを喜ばしたい"という至極前向きな視点から自身の方向性に悩んでいます。普段見られる能天気さから少々の失敗ならケロッと乗り越えてしまいそうな春日未来というアイドルが、それでも本気になって悩む時とは一体どんな場合だろう? 改めて考えると、これほどしっくりくる理由もそうは無い。

    そうして、だからこそ解決するのは(納得するのは)自分一人では難しい。目に見えて悪いところが見つけられない分誰かの同意が欲しくなる。「それでいい」という言葉が聞きたくなる。私としては、未来がプロデューサーを花畑に連れ出したのは偶然の結果に思えますが、それをきっかけにして心の内を吐露していくのはある意味定番というか王道で。
    ここで前半、Pから見て前向きな姿勢のアイドルであると説明されていた姿に反し、字数を割いて描かれた弱々しさとのギャップがキャラ造形に深みを与え、彼女の抱えた問題の深刻さを上手く演出し訴えかけてるなぁと。

    さらにですね、付け加えて言えば舞台設定も非常に良い。あじさいが登場したのは(そして展開に絡められていったのは)恐らくフェス限未来からの着想だとは思いますが、これを劇場の花壇であるとか、あるいは花束や花瓶に生けられた形ではなくて花畑、それも線路や駅が近くにある朴訥な田舎風景とセットで出したのはナイスです。この手の話というのは大抵の場合(勝手に)重々しくなりがちなんですが、広く解放感のあるシチュエーションを用意したことで室内で淡々と会話するような無機質さとも無縁であり、雰囲気が必要以上に重くなるのを上手い具合に回避している。これによって物語が単なるお悩み相談ではなく、みずみずしい空気を持ったドラマとして成立してると私は感じました。

    実際、この作品は実に戯曲的です。未来をあじさいの花と重ね、変化があるのは当然であるとしながらその本質は変わらないと結論づけるまとめ方も、読み手の心に納得を残す心地よいラストだと思います。……ただ一点、自分も身に覚えがある為偉そうに言えはしないのですが、欲張っちゃうと未来とPが出会った時、そして彼女が静香達のがんばりを認識するシーンなど、本来この花畑を訪れる前にあったであろう別のドラマも一緒に見たかったなと。そうすれば読後のカタルシスがより一層強い物になったんじゃないか――なんて。要らぬお節介を焼いてしまいたくなるほど堅実なつくりのお話だったと思います。

    それと最後に、自らの非を認めてすぐさま反省できるPと、ひらがな多めで所作の可愛らしい未来ちゃん(まさしく未来ちゃんって感じのする未来!)が作り出す空気感は先に述べた舞台の使い方と合わせて魅力的で。今回交流会で読んだ作品の中では一番雰囲気が好みでした。 -- (餡煮詰め) 2018-07-26 23:48:31
  • 作中で大きな何かが起こるわけではないけれど、きっと大きな意味がある未来とPの静かなお話。
    そしてまさかのネタ被り。『“らしくない私”にも祝福を』はもちろんそうなのですが、実は僕のやつ(美希「自分探し~」)ともかなり方向性が似ています。
    既に心の中にあった答えを再確認する話。電車に乗ってちょっと遠出しているというのも同じで、何だか勝手にシンパシーを感じています。

    読んでまず思ったのは、Pの人間くささ。
    一人称で書かれた今作ですが、口語的な表現が多く、Pの考えていることを正にそのまま言葉にしたような印象を受けました。取り繕うことのない文章。
    だからこそ、未来との会話にも説得力があります。
    オートデューサーさんが自動でパフェコミュを選んでいるわけではない。
    一人の人間としてのPが、自身も悩みながら未来と向き合って、二人の答えを二人で再確認します。
    この、Pと未来の関係がとても「アイドルマスター」だなぁと思いました。作中にもありますが、二人三脚なんですね。

    少し気になったのは、
    >「プロデューサーさんにとって私は元気な女の子ですか?」
    この台詞、流れの唐突さです。
    前書きとタイトルによってその唐突さも緩和されていますが、それまでの話の中で多少なり未来が思い悩むのを仄めかすような表現があると更に良かったのかな、と思ったり。 -- (ひろ) 2018-07-29 01:14:43
  • いつ見ても未来は本当に元気いっぱいで、笑顔が絶えない子だと思います。
    そんな未来にだって年相応に悩みを抱えることがある。当たり前のことなのに、それをつい忘れてしまう。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    本編の中で未来は同い年の静香や翼、百合子の名前を挙げて、「自分はこのままで良いのか」と問い掛けて来ます。
    確かに、未来と同じ14歳の子達だけでもそれぞれ個性がハッキリしていて、未来が少し焦る気持ちも良く分かります。
    でも「元気なこと」って一見すると平凡だけど、凄く大事なことで、そんな未来がライブでセンターに立っていると、そのエネルギーが仲間や観客、果てはスタッフにまで伝播して、全体が活気づくと思うんです。
    ただあまり「元気なこと」に固執し過ぎると、心身が疲弊しきったとき、彼女のSOSに気付けず悪い流れを招きかねないので、いかにプロデューサーが彼女のことをよく見て支えるか、その手腕に掛かってきます。
    このお話を通して、改めてプロデューサーの存在意義の再認識を出来た気がします。 -- (ヴェズルフェルニル) 2018-08-12 10:47:29
最終更新:2018年08月12日 10:47
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