紬と青鷺

pixiv作品リンク 紬と青鷺
作者 どぎまぎ氏(pixivプロフィール)
ジャンル1 シリアス
ジャンル2 しんみり
メイン登場キャラ 白石紬
作品説明 まだアイドルになって間もない紬は、プロデューサーにとある「弱音」を打ち明ける話。

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  • 京都の情景と紬のいじらしさがたまらん
    良作です
    -- (kbt) 2019-12-08 13:58:46
  • 紬って典型的な地方から出て来た女の子で、上京するにあたってのワクワクを不安の方が常時上回っている状態からプロデュースが始まっているんですね。そうして、だからこそ本作のように弱音を吐露する場面と言うか、不安を打ち明ける描写って言うのは絶対にあって然るべきで。今作はそうして弱気になった彼女に対し、プロデューサーが人生の先輩として(そして同じ上京仲間の先輩としても)アドバイスを与えてあげる、それを彼女が前向きに検討する……という一連のシーンを描いた作品だなと。
    覚えのある題材が題材な分、昔書いた自作を思い出したりと私もちょっとノスタルジックを感じていたのはここだけの話。焦る気持ちの解消法として人間関係を拠り所にする、それができる交友をしてみてはどうか? といった具体的なPの見解含め、綺麗にオチがついた掌編だったと思います。
    ――が、このまま二人で金沢観光ツアーをしたり、三者面談からのワクドキ実家お泊り展開があっても良かったのに……なんて、典型的なPドル脳である私は欲張りになっちゃうのも正直な所。作者さんさえよければそういう後日談も読んでみたかった気持ちです。 -- (餡煮詰め) 2019-09-04 22:42:39
  • 圧倒的な金沢の描写のおかげで、風景を想像しながら読めましたし、何より地元で少しだけ紬が素直になった様子の説得力が増している気がしました。
    自分も故郷に帰るアイドルのお話書きましたし、地方の子にしかないドラマってもっとたくさん読みたいなって思いました。超好きです! -- (タオール) 2019-08-17 10:00:56
  • 金沢の特性、また同じ時間軸での東京と金沢での物の流れる速さの違いや紬が抱える葛藤をよく表現されていて、遠回りでも一言一言言葉を紡いでいく彼女の可愛らしさもよく出ていたと思います -- (三才駅) 2019-07-19 22:35:48
  •  お近くにお住まいか、現地まで取材に行かれたのでしょうか。そう思わずにはいられない程にものすごくリアルな風景が描かれていて、そしてその現実感が白石紬という少女の独白を更に真に迫ったものへと昇華させているように感じます。
    変わっていくもの、変わらないもの。
    テーマとしては、ありがちと言えばありがちです。
    ですが、とにかく丁寧に丁寧に文章が紡がれていて、その中で作中にもある通り「等身大の少女」としての白石紬が魅力たっぷりに表現された今作は、しっかり差別化されたものとして、読んだ人の記憶に残ったのではないでしょうか。

    > ――あぁ、まとまらん…プロデューサー、うち、ゆっくりしすぎとらん? 置いていかれん? しっかりやれとるん…?」

    こことか最高に可愛くて、愛おしいです。
    紬可愛いよ紬。紬愛おしいよ紬。
    多分作者さんもこの紬を書きたかったんじゃないかなぁとか勝手に想像しています。ありがとうございます。


    >「こちらです」
    という始まり方の今作ですが、この唐突な一言と、その後すぐに出てくる「彼女の実家」という情報で読み手を引き込むのに成功していると思います。
    自然な流れの中でいわゆる4W1Hを描写していて、読み始めてすぐに「文章の上手い方だ!」と感心していました。 -- (ひろ) 2019-07-16 16:40:25
  • めちゃ可愛いかったもす。
    この方、中身が見えやすいようですやっぱり見えにくい娘だとおもうんですが、
    それの表現がめっちゃ卓越だと思いました。
    -- (フワピッ僧) 2019-07-14 20:59:24
  • 変わるモノと変わらないモノをテーマにしたしっとりとしたお話でした。
    環境がめまぐるしく変わる中で、ついて行けてるか不安になる紬とPの関係性が、良い感じでした。
    -- (kotobuki) 2019-07-11 22:25:13
  • がむしゃらに走っている人ほど、ふと立ち止まったときに不安に駆られるもので
    そういう時、例えそれが満点の回答でなくとも、その人自身の言葉で何かを伝えようとしてくれるなら、それはとても有り難いことです
    紬にとってPの言葉が救いとなったのかは彼女だけにしか分かりませんが、確かに何かは伝わったんだろうなと
    それが青鷺を通して伝わってくるのが印象的でした
    ちょっとした一場面を切り取り、情景を交えながら描いていく世界がとても素敵でした -- (ラピス) 2019-07-10 08:41:48
  • 風景が思い浮かぶ描写が素敵でした。
    この短さでしっかり書ききれてる感じが素晴らしいです。 -- (ひらさわひらりー) 2019-07-08 21:18:52
  • 読んだ。
    自分のいる位置が揺らぐのは怖いと思った。今が楽しければ尚のこと。
    紬に感情移入したのかもしれない。それとも独白を聞いたプロデューサーに?
    難しい。 -- (someP213i) 2019-07-08 16:55:58
最終更新:2019年07月11日 00:20
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