- 良い雰囲気の作品だなというのが第一印象でした。趣きのあるシチュエーションが素敵ですよね。紬もしっとりめの仕上がりで良いなと思いました。
あとどうにも人間味が出てしまうPの喋り方が個人的には好きです。 -- (azuu) 2019-07-01 23:05:41
- 情景と心情を絡めるのやはり上手ですね。このあいだ行った金沢の風景ととてもよく重なりました。
紬の先導者として程よい位置で背中を押せるプロデューサーとならきっと紬も先に進んで行けることでしょう。 -- (もりやりりを) 2019-07-02 22:18:59
- 環境が変わると不安になるのは人として当然かなと思います。だからこそ地元に戻ったとき、つい弱音を吐きたくなってしまったのでしょう。その弱音を真っ先に打ち明けた相手がアイドル仲間ではなく、プロデューサーというのが個人的にいいなーと思ってしまいました。とても繊細なお話で素敵でした。 -- (Cな人) 2019-07-03 16:40:45
- 素敵な表紙に惹かれて読んだらこれまた素敵な……とは言い難いとても現実的な等身大の悩みを抱える少女がバッチリ描かれている。
しかしこれが現実であり読み手からしたらとても有り難い旨味であった。
それと同時にそういう年頃だよなぁと改めて認識させられる。
あと何より終わり方というか幕の閉め方がとても好きです。 -- (七瀬エイジ) 2019-07-05 17:11:52
- 他の方も仰ってますが、非常に雰囲気が綺麗で、紬の美しさも際立つような情景が頭に広がり思わず唸りました。
あと、紬の感情が昂ぶる場面で方言を出すのはズルいと思います。私は死にました。ありがとうございます。 -- (かめぴP) 2019-07-06 13:21:41
- 読んだ。
自分のいる位置が揺らぐのは怖いと思った。今が楽しければ尚のこと。
紬に感情移入したのかもしれない。それとも独白を聞いたプロデューサーに?
難しい。 -- (someP213i) 2019-07-08 16:55:58
- 風景が思い浮かぶ描写が素敵でした。
この短さでしっかり書ききれてる感じが素晴らしいです。 -- (ひらさわひらりー) 2019-07-08 21:18:52
- がむしゃらに走っている人ほど、ふと立ち止まったときに不安に駆られるもので
そういう時、例えそれが満点の回答でなくとも、その人自身の言葉で何かを伝えようとしてくれるなら、それはとても有り難いことです
紬にとってPの言葉が救いとなったのかは彼女だけにしか分かりませんが、確かに何かは伝わったんだろうなと
それが青鷺を通して伝わってくるのが印象的でした
ちょっとした一場面を切り取り、情景を交えながら描いていく世界がとても素敵でした -- (ラピス) 2019-07-10 08:41:48
- 変わるモノと変わらないモノをテーマにしたしっとりとしたお話でした。
環境がめまぐるしく変わる中で、ついて行けてるか不安になる紬とPの関係性が、良い感じでした。
-- (kotobuki) 2019-07-11 22:25:13
- めちゃ可愛いかったもす。
この方、中身が見えやすいようですやっぱり見えにくい娘だとおもうんですが、
それの表現がめっちゃ卓越だと思いました。
-- (フワピッ僧) 2019-07-14 20:59:24
- お近くにお住まいか、現地まで取材に行かれたのでしょうか。そう思わずにはいられない程にものすごくリアルな風景が描かれていて、そしてその現実感が白石紬という少女の独白を更に真に迫ったものへと昇華させているように感じます。
変わっていくもの、変わらないもの。
テーマとしては、ありがちと言えばありがちです。
ですが、とにかく丁寧に丁寧に文章が紡がれていて、その中で作中にもある通り「等身大の少女」としての白石紬が魅力たっぷりに表現された今作は、しっかり差別化されたものとして、読んだ人の記憶に残ったのではないでしょうか。
> ――あぁ、まとまらん…プロデューサー、うち、ゆっくりしすぎとらん? 置いていかれん? しっかりやれとるん…?」
こことか最高に可愛くて、愛おしいです。
紬可愛いよ紬。紬愛おしいよ紬。
多分作者さんもこの紬を書きたかったんじゃないかなぁとか勝手に想像しています。ありがとうございます。
>「こちらです」
という始まり方の今作ですが、この唐突な一言と、その後すぐに出てくる「彼女の実家」という情報で読み手を引き込むのに成功していると思います。
自然な流れの中でいわゆる4W1Hを描写していて、読み始めてすぐに「文章の上手い方だ!」と感心していました。 -- (ひろ) 2019-07-16 16:40:25
- 金沢の特性、また同じ時間軸での東京と金沢での物の流れる速さの違いや紬が抱える葛藤をよく表現されていて、遠回りでも一言一言言葉を紡いでいく彼女の可愛らしさもよく出ていたと思います -- (三才駅) 2019-07-19 22:35:48
- 圧倒的な金沢の描写のおかげで、風景を想像しながら読めましたし、何より地元で少しだけ紬が素直になった様子の説得力が増している気がしました。
自分も故郷に帰るアイドルのお話書きましたし、地方の子にしかないドラマってもっとたくさん読みたいなって思いました。超好きです! -- (タオール) 2019-08-17 10:00:56
- 紬って典型的な地方から出て来た女の子で、上京するにあたってのワクワクを不安の方が常時上回っている状態からプロデュースが始まっているんですね。そうして、だからこそ本作のように弱音を吐露する場面と言うか、不安を打ち明ける描写って言うのは絶対にあって然るべきで。今作はそうして弱気になった彼女に対し、プロデューサーが人生の先輩として(そして同じ上京仲間の先輩としても)アドバイスを与えてあげる、それを彼女が前向きに検討する……という一連のシーンを描いた作品だなと。
覚えのある題材が題材な分、昔書いた自作を思い出したりと私もちょっとノスタルジックを感じていたのはここだけの話。焦る気持ちの解消法として人間関係を拠り所にする、それができる交友をしてみてはどうか? といった具体的なPの見解含め、綺麗にオチがついた掌編だったと思います。
――が、このまま二人で金沢観光ツアーをしたり、三者面談からのワクドキ実家お泊り展開があっても良かったのに……なんて、典型的なPドル脳である私は欲張りになっちゃうのも正直な所。作者さんさえよければそういう後日談も読んでみたかった気持ちです。 -- (餡煮詰め) 2019-09-04 22:42:39
- 京都の情景と紬のいじらしさがたまらん
良作です
-- (kbt) 2019-12-08 13:58:46
最終更新:2019年12月08日 13:58