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- 非常にサクサクと読める作品でした
全体的に暗めの話というのは最初の四字熟語の説明、
そしてタグからわかっていましたが、それでもこれだけ
重い話をスッと読み進めさせる地の文に感動いたしました。
全体的にひなたの一人称視点で物語が進んでいく中、
ひなたの内面が簡潔に、しかし軽いものではなく
確かな重みをもって伝わってきました。
これだけの心情描写を難しい言葉を使わず、ひなたの言葉に
その時期のひなたの成長、変化に寄り添って書かれており、
それがまた読みやすさの一翼を担っていたのではないかと思いました。
テーマとして大変重いものを扱っていながら、読み手にまったく
負担をかけずに読み進めさせる文章、大変好みのものでした。
結末の方に関しては、ひなたの一人称視点を外したことによって
彼女の結論を見せない、その時の心境を明かさせない。
読者から見えないようにして、最後の彼女の心境を考えさせる。
そして言葉として明示しない。
彼女が何歳か、明確に絞り込める要素を徹底的に排除しているあたり、
考察のしようがなくてモヤっとした部分も残りましたが、
そういう意図があるのであれば見事にしてやられた、と思いました
視点の使い方を上手く行っており、読みやすく、意図もくみ取りやすく
大変読みやすい作品でした。
面白く、というのは不謹慎ではありますが。
続きが気になる、早く次のページへ、とまるで紙媒体を読んでいる
ような高揚感を覚える一作でした。 -- (ゴーヤ) 2020-07-12 02:55:29
- アイドルって存在にあまり共感が持てなくて、ミリオン以外のアイドルものはあまり興味が持てず、いっそミリオンもうアイドルものじゃなきゃいいのになと思うんですけど。やっぱりアイドルってやだなあと。 -- (ririwo) 2020-07-04 05:54:20
- 楽しかったです。登場人物像が偏ってるというか寄ってるなと思ったら、最後でなるほどなーって思ったです。 -- (さむお) 2020-07-03 18:10:55
- 良かったです!読む前はR-18Gの表記と文字数にビビりましたが、読みやすくて最後まで一気に読んでしまいました。
読んでいる間、「こういう人居る!」「こういう事ある!」「こういう気持ち私にもある!」と何回も思いました。どんな出来事でも悪いように受け止めればどこまでも悪く認識できてしまうものですよね。
どれだけ恵まれている人でも、自分が持っていない物を数え始めると不幸せな気分になってしまいます。作中のひなたも芸能活動とアルバイトを数年続けていたなら、得たものが何もない訳がないはず。でもそれを何もないと思えてしまえるようになるまでの過程が、自然に描かれているのが巧みだなと思いました。
最後に。変な言い方かもしれませんが、バッドエンドだと最初から分かっているおかげで安心して読めました。 -- (azuu) 2020-07-02 16:05:52
- 今作に登場している人物は、その殆どが「他人のせい」にしてばかりです。表面上は綺麗事を言って繕っていても、自分からは積極的な行動を起こさずに、基本、責任の矛先からは逃れようとばかりしている気がします。責任とは、決断です。
そのくせ格好だけはつけたいから、一端の人情家であるかのように彼ら彼女らは振舞っている。卑劣であります。醜悪であります。でも、読者を含めて人はみな、そういう所があるんじゃないかと思います。人の振り見て我が振り直せ、なんて昔からの言葉がありますが、まさに本作は悪しき例としての『人の振り』で、同時に鏡のようであると。……誰だって身に覚えのある自分勝手さを、普段は見ないふりをしてる、考えないでいる腹黒い自分を「ほら! こんなに醜いのだ!!」と鼻先に突きつけられて愉快な気分にはなれないでしょう。
個人的には保身第一のプロデューサー、肝心な場面では利害を天秤に掛ける所恵美など見応えの有るシーン(要は他の作者ならまず書かない展開)が印象に残りますが、やはり全編を通して変わり続ける木下ひなたが心に残り。結果的に彼女は「救われたのかそうでないのか?」――決めかねる私はソレの選択すら作者さんのせいにして、モヤモヤとここに筆を置こうかと思います。……余談ですが、普段はこれとは真逆の爽やかな話も書いてらっしゃる作者さんだけに、この手の作品を持って来られるとギャップに驚かされてしまいますね。 -- (餡煮詰め) 2020-07-01 21:55:26
- 読ませていただきました。
予告通り、全体として暗いトーンの話で、芯の部分は良かったんじゃないかと思います。
ひなたがだんだんと、打算的といいますか、疑心暗鬼といいますか、そういったマイナスの方面へ足を踏み入れて行き、結果最後には自分自身さえ見失ってしまうと、そんなストーリーかなと受け取りました。
その中で一つ、批評させていただきたいところがあります。最も分かりやすいのが、第2章の奈緒がひなたを引っ叩いたシーンです。
これはもしかすると、私の常識か読む力が足りないのかもしれませんが。
何故奈緒は、ひなたを引っ叩いたのでしょう?
これがどうにも引っかかって、そのシーン以降はしばらく集中して読めないほどでした。
一旦登場人物のキャラなどは置いといて、単純に人が人を引っ叩くというのは、一体どういう感情の表出なのかを考えてみましょう。
初めに思いつくのはやっぱり、怒りですね。
暴力は一般的に、興奮状態からもたらされるものですから。
ただ別パターンとして、愛情の裏返しというのもあります。平手打ちに関しては、この二種で大概区別できるかと思います。
さて、では今回の場合はどうなのか。
まず奈緒がひなたに怒っていたら。怒っていたらとは言いますが、小説において突然湧き出してくる感情は存在しません。つまり怒る理由が存在したはずです。
しかし、奈緒がひなたに怒る理由は、イマイチ読み取れません。
どちらかと言うと、愛情の裏返しであると考えるべきでしょうか。
事実奈緒はひなたのことを可愛がっていて、相談してくれなどの発言もします。
が、これもやはり相応しいとは言えません。
その後の奈緒の描写を見ると、どちらかと言えば先程の「怒り」という描写に偏っている風に読めます。
元々愛していたからこその怒り、つまりひなたを信じていたのに裏切られたから、ならば通るのか?
いえ、それもまた理解しがたいのです。
そもそも奈緒はひなたに怒りをぶつけているようですが、それ自体少々不思議なのです。
ひなたが簡単に仕事を渡してしまったから?
奈緒の立場としては同僚、まぁ人生の先輩として数年長生きはしていますが、それでも殆ど同じ立場にいるはずです。だというのに、ひなたに対する信頼の置き方というのが、同僚のそれではありません。
プロデューサーが殴るのなら、話としては分かります。彼の立場は上司ですし、年齢を考えても親心のようなものが芽生えておかしくありません。
しかし今の描写を見る限り、まるで、ひなたを殴りたかったけれど自分で殴るのは嫌だから奈緒に殴らせた、と言わんばかりの描写です。
そうではないとは信じていますが、この描写では、そういう意図があるのかもしれないと取られかねません。
このシーンだけでなく全体として、少々理由付けの不足が目立つ箇所があり、その最たる例として出させていただきました。
特にこの話はダークなものですので、カジュアルな作品に比べて、正確な論理展開が求められます。その点においては、もう少し頑張ってほしかったなぁと思いました。 -- (ムッタ) 2020-07-01 18:07:57
- 面白かったです。
二次創作において設定する問題って結局一番悩むところだと思うんですが、
この作品は難しいテーマにも関わらず作品として作りきっているところがベリー凄いと思いましたね。
いったいどこから作り始めたのか聞いてみたいです。
-- (譜代) 2020-06-29 09:41:42
- 楽しく読ませていただきました。
僕の劇場のひなたとは違うと思いつつ、でもこうなる未来もあり得たと思わされてしまいました。
ひなたの取る選択がことごとく悪い方に転んでいってリカバリーできなくて……どんどんと歪んでいくのがなんともあり得そうでした。
このひなたには手を差し伸べてくれる人がいなかったのか、いたのにひなたが気付いていなかったのかは分かりませんがどこかに救いの手があればまだなんとかなったのかもしれませんね。
まぁ救われないからこそこの作品なんでしょうけど。 -- (レン) 2020-06-25 13:06:47
- この文章はただの身勝手な感想です。もしもこの場に不適切なのでしたらどうぞ削除していただきますようお願い致します。
私が最初にこの作品を読んだ時はこんなものかと「別の世界線の765プロの話」で片付けて、そのまま忘れておりました。
本日作者様がフォロー祭りをされていたそうで、フォロー通知が届きました。
失礼ながら作者様の名前を憶えていなかったもので、誰でしょうとプロフィールや呟きを確認してこの作品を思い出したのです。
その流れで作品へのコメントログを読んで、ものすごく胸にもやもやとしたものが溜まってしまいこの文を書き散らしています。
作者様はこの作品を「毒薬」だと呟いていました。
この作品へのコメントで皆さまは「悪人は誰もいない舞台の中で堕ちていくお話」とか、「登場人物クズばかり」、「違う選択ができたはずなのに(意訳)」と評しておりました。
えぇ、えぇ、私のもやもやはきっとこれらを読んだからなのです。
この作品に対して私の感じたものに最も近いコメントは「TrueEndへの選択肢がない(意訳)」というもの。
なぜなら作中の「プロデューサー(以下作中P)」は「木下ひなた担当"ではない"プロデューサー」だということ。(作中P≠作者様ですよ念のため)
悪人だっているじゃあありませんか。作中Pと(未登場の)社長です。
誰も悪くないだなんて、本当に面白いコメントですこと。違う選択ができたはず? きっとあなたが作中Pならそうなのでしょう。
登場人物クズばかりとはすっかり視点人物に感情移入されてらっしゃる。きっとこの作品を心から楽しまれたんでしょうね。
章立てて語られるお話の中で、まず0章の時点で違和感を、1章の時点で作中Pとひなたの関係はダメだとわかるお話。
まずもって作中Pは「木下ひなた」と信頼関係を築けていない。というよりもそもそも「木下ひなた」を見ていない。
作中Pがアイドルを輝かせられない無能なら仕方ないでしょうけれど、おぼろげに語られる他のアイドルの活躍から想像すると、作中Pはただの無能ではないように思います。
書かれていない範囲なので勝手な想像ですが、業務量が作中Pに合っていないか、もしくは木下ひなたに魅力を感じていないかのどちらかでしょうか。恐ろしいほど熱量が少ないように感じるんです。
もし業務量が作中Pに合っていなかったり、あるいは適切な熱量を向けられる人員配置ができないのは(未登場の)社長の責任です。
なのでこの作品の木下ひなたに主軸を置いた場合、まず最初に悪だと言えるのは作中Pと(未登場の)社長でしょう。
そして同じような話を別のアイドルに置き換えても成立する話です。だって成長の機会が得られなかったらFランクのまま引退するのがアイマスでしょう? それともZエンドがよろしいですか?
さて、この文章はあくまでも、私の想像で身勝手な感想です。
この話、視点を変えるととても嫌な話になるんですよ。
これを読んでるあなたのミリシタ内で、ファン数や親愛度が低いアイドルは誰ですか?
この作品では木下ひなたがそこに当てはまりましたが、あなたの世界線では他の誰かがこのポジションにいますか?
なのになんでしょう? 作品へのコメントを見ると「偽物」だ
- 楽しませていただきました。
自分を見ることができずに周りを見ることができるひなたは、少し足を踏み外しただけで一気に転げ墜ちるんだなと感じました。
勘違いした、確認をしなかった、余裕がなくなった。ありとあらゆる選択が"間違い"に動いてしまい、何度「辞めれば幸せになれる」と思ったことか。それでも辞めなかったのは、間違いであると同時に強さ(裏返せば弱さ)なのかなと思いました。
なによりも、悪人は誰もいない舞台の中で堕ちていくというお話が、読んでいてとてもすっきりするので読み終わったあとの余韻も楽しめました。 -- (300円) 2020-06-18 12:35:15
最終更新:2020年06月12日 00:39