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- 自分は物事に対して理由付けを多くしたいと思っている人なのですが、
なるほど。あえて語らないことで怖さを演出するのは面白いですね。
比較的少ない文字数で、すぐにホラーな雰囲気に没入できるのも良いですね。 -- (Cな人) 2021-07-15 09:19:37
- 冒頭の不穏な出来事が起こっていることを示唆しながら、本人以外はそれほど重大事ではないように感じている描写。
それに対して不安を募らせていく白石紬。
小さな不安と恐怖を少しずつ重ねていくような展開で、とても楽しませていただきました。
個人的にホラーは「触れられる恐怖」と「触れられない恐怖」の2種類があると思うのですが、今作では触れられない恐怖を強く感じました。
直接危害を加えてくることも、正体も分からない、触れられない恐怖。
ラストシーンを呼んだ瞬間、思わず背筋がぞくりとするオチも秀逸でした。 -- (uskP) 2021-07-11 22:42:18
- タイムリーというか、4周年イベントの曲を視聴した後だと殊更に染みる。
ホラーは説明の必要な部分と説明してはならない部分の配分が難しいものなんですが、それがまずもって素晴らしい。
ラストが白眉。 -- (Swing) 2021-07-06 08:25:45
- シンプルだからこそゾクリとする内容のホラーでした。
自分が割と論理的というか、因果関係をしっかり考えないと書けないタイプなので、こういう理不尽系ホラーは中々来るものがあります。
多分実際あったらSANチェック失敗する。
この後どうなったのか、なんでこんなことになったのか、知りたいけども知るのも怖い話でした。 -- (海道) 2021-07-06 00:33:53
- 読ませて頂きました。
感想としては、うおおおお何だこれえええ以上の語彙力を引き出せそうにない(文章表現は素晴らしいのですが、それ以上に内容が何ともかんとも)もので、無粋かもしれませんが少々自分なりの考察をば。
『憂鬱』というタイトル、その言葉自身の意味合いとして「気が塞がれる」というものは容易に出てきます。このとき気付くのは、紬の態度である「うまく人に頼ることができない」という部分。どちらでも「何かを塞いでしまう」という点で一致します。
さらにこの「塞ぐ」という行為に着目すれば、塞ぐのは「穴」を塞ぐわけです。つまりかの覗き穴。
何がそこにいたかは分かりかねますが──少なくともそこに「塞ぐ」ものがいた。紬と同じく塞いでいるモノが。そういう読み取り方が出来るのかなぁ。
なんてことを読み終わって十分ほど考えてました。それぐらい魅力されたって訳ですね、はい。
とにもかくにも興味深いカラッとしたホラーで良かったです。 -- (ムッタ) 2021-07-04 22:31:24
- なかやまでした -- (なかやま) 2021-07-04 01:30:33
- 不条理に立ち向かう立ち位置は紬にぴったりですね。気にしすぎなくらい慎重ながら、素直さから来る勘違いや早とちり、かと思わせといての結末。
読みやすいながらも、最後の部屋のシーンはぐっと引き込まれました! -- (名無しさん) 2021-07-04 01:30:12
- う〜ん、夏にふさわしい作品でした。理由のないホラーというのが
いいですね。 -- (ヒラリー) 2021-07-03 23:48:05
- 作品にはびこる不穏な空気と衝撃のオチ
オチに思わずぞくりとしました -- (シマ) 2021-07-03 17:47:26
- シンプルに、素っ気なく
だからこそ背筋が冷えます
ラストで頭真っ白になってその隙間に恐ろしさが染み込んできました
ヤバい -- (ラピス) 2021-07-03 02:18:00
最終更新:2021年06月23日 22:12