ジュブナイル > コメントログ

  • 一瞬だけ文字数に萎縮しましたがすぐに気にならなくなりました。
    全編を通して島の少年たちを中心に話が展開されていきますがそこに絡んでくる莉緒やプロデューサーが非常にいい仕事をしている。
    話の展開や文章のテンポも小気味良くあっという間に読み終えてしまいました。
    これは掛け値なしに名作だと言える作品だと思います。

    あと小学生に百瀬莉緒をぶつけるのは刺激が強すぎると思います。 -- (レン) 2021-06-24 20:37:29
  • ・ミリオンでやる必要あるのか? は二つの意味を持つ。一つはどうしようもなくしょうもない作品に対して、この要素が必要あったのか? という意味で。もう一つは二次創作元に引っ張られない独自のパワーを持った作品に対して、それを抜きにしたって面白い! という意味で。本作は嬉しいことに後者の作品。
    ・多分、多くの人は面食らうと思う。最初のインタビュー以降、主演であるはずの莉緒は暫く出てこないし、物語の主軸を担うのはズッコケ三人組と形容してピタリとハマる島育ちのクソガキ(褒めてる)三人組+同い年のヒロイン紅一点。それが8月の離島を舞台に元気よく動き始めるんだから、莉緒姉目当てで来た観客が「金返せ!」と叫び始めても仕方がない。
    ・しかしながらそこが今作の肝だ。この少年たちがいるからこそ、本作に登場する百瀬莉緒は単なるアイドルとしてだけでなく、立派な大人の女性として――おまけに恐ろしくチャーミングな美人として――活き活きと作中内を歩いて回る。さらには一緒にやって来たプロデューサーも食わせ者で、少ない台詞、短い描写ながらビシッビシッと有能さの片鱗を見せてくれる様は、物語が佳境に進むにつれてその活躍を期待するこちらの心境を煽る効果がバッチリなのだ。
    ・だからこそ本編における少年少女たちのひと夏の思いや葛藤、友情。思わぬトラブルに遭遇して、子供だからこそ抱く等身大の悩み……それらを時に導き、助言し、サポートする役割に徹する莉緒たちのカッコ良さがココぞというタイミングで胸に刺さる。さらにはアイドル視点では描きづらい人間的な魅力部分を、子供たちというフィルターを通して描き出すストーリー構成は王道だからこそ面白いの一言で、大変贅沢な読後の幸福感を味わわせてくれた。
    ・本当はまだまだ語りたいのだけど、到底収めきることが出来ないので泣く泣く筆を置く。だけど滅茶苦茶面白い作品。それだけは言える。さらには読み終わって表紙を眺めた時に……はぁ~……まさに素晴らしい映画を見た後のように、読んで幸せになれるお話ってそうそう無い。
    ・最後に、誰が何と言おうとこの作品はミリオンライブのSSだ。ミリオンでやる必要あるのか? と聞かれれば、「ミリオンでなきゃ生まれなかった」と自信を持って言える名作だと私は思いました。面白かった。 -- (餡煮詰め) 2021-06-26 18:52:49
  • 力作ですね!物語として面白く読めたので、これ一次創作でも受けそうだなと思った次第。
    映像で見たい気持ちと映像で見たくない気持ちが鬩ぎ合っているので、これは文章の良い所が出ている作品だと思います。
    どうしても莉緒の口調が気になってしまった! -- (かめぴ) 2021-06-28 22:30:58
  • ポケ戦とありましたがどちらかというとthe bodyのような印象を受けました。莉緒がいるからthe nice bodyですかね。765プロを狭い箱庭のなかに押し込んでしまうよりは、広い世界に想像広げる方が楽しいと思います。僕はその方が好きです。 -- (もりやりりを) 2021-06-30 11:16:31
  • 長いんだけどそれ以上に短いお話、あっという間に読み終わっちゃった

    スタンドバイミーとか大好きなんですよ -- (氷菓子都市) 2021-07-01 20:09:13
  • 読みました。
    他の方が言っていますが、確かにスタンドバイミーを思い出しました。
    古い映画なので、ご存知かは知りませんが。
    内容は小学生の成長を描いたヒューマンドラマで、とても楽しんで読めました。
    特に盗撮犯に立ち向かうシーンとか、「大人になったら莉緒の写真を撮りたい」というシーンとか好きですねー。
    ただ、物語の主軸に百瀬莉緒がいないので、ミリマスSS要素が薄く感じました。
    タイショウと莉緒のやり取りが少ないというか、年上の兄貴たちとぶつかってまで莉緒を守りたいと思う何かが足りないというか。
    盗撮犯に立ち向かう決意をするにしても、将来のことを決めるにしても、そのきっかけに莉緒が深く関わっていたら、何かエピソードがあったら、よりミリマスSSを感じられたと思います。 -- (因幡らびっと) 2021-07-02 16:41:36
  • 夏休み映画のような爽やかさと痛快さを堪能できました!ミリオンアイドルがいる世界線をアイドル以外を描くことで現実に引き込むことに成功している傑作だと思いました。私は。某ズッコケ何人組を思い出しました。ヒロインが魅力的に描かれていて可愛いですね。主人公たちがまっすぐ成長できてるのはこの子のおかげなんですよね。お兄さん達も同じような同級生の女の子がいれば…。 -- (なかやま) 2021-07-03 00:25:16
  • ピュー素晴らしい!!
    アイドルを俗世に降臨させるお話の良きお手本のようでした!
    名作でし!!
    -- (KissALL.A) 2021-07-03 01:15:15
  • 我これ好き

    90%オリキャラ?
    それがどうした
    それが良いんだ

    何というかもう細かいあれこれは言葉にならなくて、ただただ狂おしいほどに好き
    ありがとうございます -- (ラピス) 2021-07-04 00:05:15
  • 何を見た時の感覚に似ているんだろうとずっと考えていましたが、結局答えは出ず。
    かっこいい大人の女が似あいますね。 -- (藤本) 2021-07-04 23:42:09
  • 語られるべき主役がほぼ不在の状態で、他のキャラクター達の物語が進行することで主役を浮き彫りにしていくという高度な作品。
    桐島、部活やめるってよを彷彿としました。
    その目論見は見事に成功しています。
    莉緒さんの魅力が、作品全体から感じられるようになっています。 -- (Swing) 2021-07-06 08:34:03
  • 読ませていただきました。
    孤島のシチュエーション、起こりうる問題、人の変化、恋愛事情。様々なものが非常に単純明快に描かれている本作は、しかしそれらを組み合わせることによって『薄っぺらい』からは離れた文章になっているように思われます。展開的な混合は、物書きの身として中々に難しいものだという意識のある分、なかなかの乙物でした。
    さて。物語として欠かせない人の悪意という存在ですが、本作では様々なところに悪意が潜んでいます。兄ーズの行為はもちろん、母親のただただ叱ってばかりの言動、ユキコの矛盾した態度、三人のたまに見せる弄り方。多少の理由もなくはありませんが、それでも作品内での出され方にはまるで『人間は理由なく何かしらの悪意・悪癖を持っている』と主張したいような何かを感じました。
    ただ、その悪意的な世界の中で、純粋な存在として描かれた百瀬莉緒。そして、そういう悪意に立ち向かった四人。彼ら彼女らの胸の内に浮かんできた感情には、生々しい実感が伴うのです。
    悪意を見せるという書き方。それが作者の癖であったか或いは工夫であったかは知られざるところではありますが、結果として独特な風味を漂わせていたことだけは確かでしょう。 -- (ムッタ) 2021-07-08 21:40:06
  • 関係性に萌えを見出すオタクなので、3人で絡んでるけど、タイショウはガンちゃんと対等でいたい、だとかタイガは東京からきて、いろいろしてタイショウを仲良くなったとか設定に昂りを感じました
    ほのぼのした話に見えたが、中盤から起きる事件にドキドキハラハラして読んだ。
    特に主人公まわりが子どもなので、解決に水戸黄門にみたいに悪事解決!みたいにできず根回ししていく感じに共感と応援をした 
    あと解決とその後も実に「らしい」ですね
    読み終わったあとに1ページ目を読むとあーあれねといろいろ分かるので読み返しても楽しかった。
    1つ欲を言うならユキコの水着まわりの描写をねちっこくして欲しかった。学校の水着しか持ってない言うてたし、例えばスクール水着跡とか -- (シマ) 2021-07-09 19:01:13
  • この物語を描かれるに当たって、すごく良かったと感じたことが二点あります。
    一つは登場アイドルに百瀬莉緒を選ばれたこと。
    物語に登場する少年少女と近い年齢のアイドルも多いミリマスというコンテンツの中から、
    ①成人アイドルという年齢的にも差異が意識される存在
    ②その中で中学生くらいの少年少女と同じ目線で笑い合えそうなアイドル
    である百瀬莉緒を登場人物に選んだからこそ、短期間でアイドルと少年少女たちが打ち解けられて、かつ両者が遠く離れた存在であることを物語を通して感じられたように思います。
    二つ目は舞台が離島であることです。
    男子も中学生くらいになると、「アイドル?そんなの興味ないね」みたいな顔をしたくなることもあると思います。
    しかし離島であるがゆえに幼い頃から気心が知れて、変にカッコつける必要がない少数の幼馴染みたちだから、そんなこと気にせず行動することが出来たのではないかと思いました。
    中学生くらいの時に読んでワクワクして、大人になってから読み返して、あの頃この物語でワクワクしたな。
    そんな風に時間が過ぎてから読み返したくなる、タイトル通り「ジュブナイル」らしい素敵な物語でした。
    読んでいる時、ふと「スタンド・バイ・ミー」を思い出しました。 -- (uskP) 2021-07-11 23:32:24
  • ミリオンのSSですが、オリジナルの登場人物が主体となって物語が展開していき、
    普通のSSとは違う視点で読めるところが面白いですね。沖縄の離島の小学生達に
    しては都会っ子の印象があるなーと思っていましたが、それも作中の説明で納得。
    オリジナルの登場人物の設定を考えるだけでも大変かと思いますが、しっかりと
    関係性を出せていたのも良かったですね。いやはや面白かったです! -- (Cな人) 2021-07-21 11:39:34
最終更新:2021年07月21日 11:39
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