- 後味爽やか!王道って最高ですね
-- (氷菓子 都市) 2021-07-01 20:36:38
- とてもよい物語でした。名前はやぶきかなを一文字シフトした後のアナグラムですかね。 -- (もりやりりを) 2021-07-01 20:48:54
- いい話、素敵なSFでした!爽やかかな〜♪ -- (名無しさん) 2021-07-01 23:04:37
- とても良かったです。好みの作品でした。ところどころに散りばめられた
ヒントを元に、だんだんと霧が晴れていく感じ……最高でしたね!
文章全体の演出もにくいですね。例えるならば、アニメの26話に前期のOPを
持ってくるような感じ。たまらんですね。
読後感もすごくスッキリしながらも温かい感じ、狙ってやっているのでしょうが、
このあたりはさすがでしたね。良かったです。 -- (えいじ) 2021-07-01 23:23:29
- 自分がやりたいことと自分の適性の違い、そのギャップによる苦しみをきちんと描いていて好きでした。
少し不思議とある通り作中に起こる不思議な出来事やかけられた言葉よる心情の揺れ動き。
作中に散りばめられた色々なことへのヒント。
書かれている全てに意味がある素晴らしい作品だと思いました。 -- (レン) 2021-07-01 23:55:10
- 面白かったです!
最初は読んでいて別世界の自分に励まされるという話の流れかな、とうっすら思っていました。しかし実際はその真逆、可奈自身が「励ます側の別世界の自分」だったのには一本取られたような気持ちです。ユキちゃん視点だとあの場面で何をおもったのだろう?とか、その後もしかしたらアイドルを目指したりするのかな?とかいろんなことを想像してしまうくらいには引き込まれてしまいました。
(『小鳥さんと一緒に歌おうとしても逃げられちゃうし。』の部分、音無さん一緒に歌ってあげればいいのに……と思っていたら野鳥のことでした。可奈は「音無さん」呼びなんですね~)
-- (ジーケ) 2021-07-03 03:06:39
- ・可奈が多才であることは公式でも度々言及されていて、その度に彼女は笑顔でコトにあたるのですが(そして成果も一緒に披露する)それゆえに今回の導入・テーマを提示された時、そんな彼女を知る読者は興味を一層強く引かれるのだと思う。実際私は惹かれました。「あっ、面白い切り口だな」と。
・「異世界に繋がる電話」というSF要素は先の展開を読者に予想させやすく、かつ、物語を進めるうえでの冗長な説明を省く小道具として実に上手く機能していたと思います。他、電話の主の正体に言及するためのヒントや、読者が疑問に思う些細な事柄への回答をさりげなく用意する丁寧な作り込みを見つけてはニヤニヤしたり。まさに神(作者)は細部に宿る。
・一方で作者にとっての都合の良い演出だけに終始しない、登場人物の確かな感情変化もしっかり描写する抜かりのなさ。Pの語った話なんかもそうですけど、良い意味で青臭いエピソードが段階的に表へ出されることで、特にライブパートにおける可奈のMC、その受け取りやすさに直結してると考えたり。
・脱線。これは個人的な考えですが、作品内における問題の提示と解決とは別に、作者のメッセージっていう物が混ざったり混ざらなかったりするのもお話の面白いところだと思っていて。ただ、そういうのって急にポッと出てくると違和感が強くなるんですね。なると思っています。だから所謂『良作』と呼ばれる類の物は、メインとなるテーマの他にも作品内に印象的なエピソード(シーン)が幾つも存在してるコトが多い。それ単体が違和感を持ち過ぎないよう全体に希釈させていくワケです。そのバランス感覚が素敵だなぁ……と。
・後は刷り込み。可奈が一貫して「歌が好き」という姿勢をブレさせなかったのが個人的には大好物……じゃなく大好きな点で。基本、こういう話は「歌が上手に歌えない」「あの人みたいに歌うにはどうしたらいいの?」みたいなので組んでくコトが多いんですが、本作はそういうネガティブな方向から来る悩みではなく、作中でもありますが「別の才能に押しつぶされそう」という視点を軸に作られていて。本編でも触れられてますが、可奈自身、歌以外のことで頼りにされたり褒められることを悪く思ってるワケじゃないんですよね。
・そうした思い通りに行かないはがゆさだとか、焦れったい気持ちに振り回される最初の可奈に序盤、Pがかける何気ない言葉がどういう想いで紡がれたものだったのか? なんて考えれば考えるほど味わい深い、そんな箇所が本編には沢山あって――って、また脱線したな。
・とにかく本作の矢吹可奈は、実に理想的な背中を押し押される"強かな"アイドル矢吹可奈像だと思っていて、それが堪能できる本作は読み応えもある良作だったなと。まだまだネタバレを恐れて触れてない部分もありますが、感想欄が溢れても悪いのでこの辺で無理やり締めたいと思います。素敵なお話をありがとうございました。 -- (餡煮詰め) 2021-07-03 23:38:13
- 良い話でした。
多分彼女は咄嗟に名前が出てくるあたり、赤点は取らなさそうですね?
つまり赤点をとるか取らないかで世界が分岐し、劇場が生まれるかどうかが決まっていた・…?
ヨタはさておき、好きなことと得意なことの乖離はある程度誰でもあるかと思いますが、カナはそれが特に顕著ですね。
周りからどれだけ言われても、それでも自分は歌が好きだと言って努力できる。
それが彼女の一番の魅力であり、分岐だったのかもしれません。
他の子の話も是非いつか見てみたいですね。 -- (海道) 2021-07-06 00:47:40
- 可奈の「歌が好き」をずっと持ち続けている強さがどこにあるのかということを再認識できたような気がします。誰かを元気にできる、誰かを笑顔にできる力。それはうまいへただけではなくて、誰かのために
歌うということにまっすぐな可奈だからこその強さなのかなと。それがある限り、アイドル矢吹可奈は無敵ですね。
電話の向こう側のユキちゃんを通しての描き方、とても引き込まれました。私も、元気を貰えました。
-- (なかやま) 2021-07-06 02:05:04
- タイトルから自然に『オリジナル声になって』と浮かび上がるぐらいには、可奈ちゃんに没頭できました。
思うに僕個人は劇場版アニマスで初めて可奈ちゃんを知ったんですが、そこからすごくキャラクターとして大きくなったんだなあと感じさせられました。
彼女の本質部分が、褒められないのに歌が好きというのがあって、それが美しい物語として描かれていました。 -- (Swing) 2021-07-06 09:22:17
- 好きこそ物の上手なれとは良く言ったもので
「歌が好き」という気持ちがある限り、可奈もユキも大丈夫
そう思える良いお話でした
才能に恵まれなくても好きでいられる、というのが既に得難い才能なんだなぁ、などと -- (ラピス) 2021-07-07 21:45:46
- 面白かったです!読んでてスッキリな良いお話!
「望まぬ才能は呪いに似ている」という言葉を思い出しました。可奈ちゃんの本質に深く切り込んだ好みの作品でした。
電話のお相手の過去、未来がどちらも気になる〜!こういう妄想が膨らむ作品は良い作品。 -- (かめぴ) 2021-07-09 06:36:47
- 読ませていただきました
なかなか面白い観点からの切り口で、しかも文章としてきちんとまとまっていることに敬礼。こういうのが書けるだけでもすげーって思います。
さて、ユキちゃん―やぶきかなのアナグラムという工夫ね、気づいてクスッとしました―は可奈のありうる可能性として本作で取り上げられたわけですが、はたしてそこには矢吹可奈の志向性が隠されているように思えてなりません。つまり、矢吹可奈とは得てして捻じれた性格になってしまう存在なのだと。
結論を言えば、見たいなぁ、可奈がヤンキーになった姿。とっても見たいです、よろしくお願いします。 -- (ムッタ) 2021-07-09 23:42:12
- 多くの人は「好きなこと」と「向いていること」が違っているものだと思います。
得意だから、向いているからという理由で何かを好きになれる人ばかりではないと思うので。
それでも好き好きで仕方ないものに対して、それぞれ違う向き合い方をしてきた「彼女たち」の描写がすごく良かったです。
好きだから諦めたくない、好きだけど諦めたい。相反する気持ちに葛藤する姿は読んでいてグッときました。
また、プロデューサーの話がすごくいいアクセントになっていて、物語の構成がとても綺麗でした。
素晴らしい物語を読ませていただきありがとうございました。 -- (uskP) 2021-07-15 00:08:31
- 読みました。
少し不思議で面白いですねー。
得意不得意関係無く、自分のやりたいことを貫き通す。
それこそがプライドであって、可奈は誇り高い生き方をしていると思いました。
それに比べてパート長は、簡単に負けを認めたり可奈の誇りを傷つけたりと、可奈とは対称的にプライドというものがない人物で。
最終的に、パート長や別世界の子に、可奈の誇り高い生き方が伝播したみたいで、それがすごく幸せな終わり方だと思いました。 -- (因幡らびっと) 2021-07-16 00:26:20
- とても良かったです!
とにかく、お話作りが上手いなと感じました。
伏線回収の仕方がすごい。 -- (Davy) 2021-07-17 14:27:50
- クライマックスから最後にかけての盛り上がりが良かったので、一気に読んでしまいました。
プロデューサーと可奈の関係性も、自分の意思を押し付けない感じで「大人」な部分が良かったですね。
ところで、小説では電話の向こうのユキの声は「音声」としては当然、聞こえてこないわけですが、
もし、アニメで表現するならどう表現するんだろう?(視聴者にとっては最初から可奈の声と同じなので)
とか考えてしまいました。 -- (東風) 2021-07-23 19:03:32
- とても良いと感じているので読み直しました。
向こう側の可奈はどう感じているのでしょうね。此方側の可奈は自分をきちんと理解して、評価して、支えてくれる人がそばにいるけれども、向こう側の可奈はただの中学生で、特に何かを持ってるわけではない訳です。同じ声を持っている向こう側の自分は、自分の好きに自信を持って進んで行けてる、だから、自分も前に進もう、と思えるのかなと。向こう側の可奈は、何に勇気づけられて、何を感じて、どういう気持ちで、もう一人で大丈夫と思えたのだろう。そんなことを考えてしまいました。
-- (もりやりりを) 2021-07-23 21:22:11
最終更新:2021年07月23日 21:22