【元ネタ】北欧神話 
【CLASS】
ライダー 
【マスター】 
【真名】スキールニル 
【性別】男性 
【身長・体重】175cm・66kg 
【属性】混沌・中庸 
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具A++ 
【クラス別スキル】 
対魔力:A+(C) 
 『ガンバンディン』により強化され、A+以下の魔術を全てキャンセルする。 
 事実上、魔術ではスキールニルに傷をつけられない。 
 
騎乗:A 
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 
 幻獣・神獣ランクの獣は乗りこなせない。 
 
【固有スキル】 
直感:C 
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 
 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。 
 
不退の杖:C 
 魔杖『ガンバンディン』による呪術。 
 『ガンバンディン』を九回打ち付ける事により、他者に呪いをかけることが可能。 
 
 【宝具】 
『勝利の剣(ユングヴィテイン)』 
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 
 フレイの妻ゲルドを迎えにいく為、スキールニルに授けられた魔剣。 
 刀身に刻まれたルーン文字によって、ひとりでに鞘から飛び出して敵陣へと斬り込むとされ、 
 使用者に指定された通りの軌道で動き、命令さえあれば空間跳躍や多重次元屈折現象すら可能とする。 
 だが剣自身に自律した判断能力は存在しない為、事前に指定したとおりの動きしか出来ず、 
 一度指定した命令を取り消したり、新たに与える為には、剣を握って指示を出す必要がある。 
 その為、有効に活用するためには戦況を何十手先までも予測し、誘導する知恵が必要不可欠な、 
 愚者が握ればなまくらになる「持ち主の知性に性能が左右される剣」である。 
『血塗れの蹄(ブローズグホーヴィ)』 
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人 
 フレイの所有していた、真紅の毛を生やした牡の駿馬。 
 空中であろうが海中であろうが如何なる馬よりも速く走り、 
 暗闇の中にあっても燃えるように輝いて周囲を照らし出すという。 
 巨人の国の周囲を守る炎の壁を飛び越える為にスキールニルに与えられた。 
 魔力防壁にダメージを与え、裂け目を作ることができる。 
 さらに上方に作ったその裂け目を“道”とすることによって、 
 そこを駆けて壁を越える『
防壁破壊』スキルを持つ。 
 
【Weapon】 
『ガンバンディン』 
 ヘルモードが所有していた杖。 
 九つ打てば何者であろうと呪いをかける事ができ、 
 また他者の行使する魔術を掻き消す事が可能とされる。 
 本来は宝具級の武具だが、
キャスターではない為に大きく弱体化している。 
 
【解説】 
スキールニル。北欧神話の神フレイの親友であり、従者でもあった人物。 
「妖精でも、アース神でも、賢いヴァンル神族の子でもない」と自ら名乗った事から、 
恐らくは何の力も持たない、ただの人間であったのだろうと思われる。 
ある時、フレイが巨人の娘ゲルダに一目惚れをした事を知ったスキールニルは、 
彼女をフレイの妻に迎えるべく、ヨーツンヘイムへと向かう事を決意する。 
フレイから巨人とも戦える『勝利の剣』と、巨人国を守る炎の壁を越える為に『魔法の馬』を、 
ヘルモードからは魔法の杖『ガンバンディン』を借り受けて、恐るべき巨人の国へと一人旅立った。 
やがて冒険の果てにゲルダを見つけ出す事に成功したスキールニルであったが、 
様々な宝物をもゲルダが拒んだ為、「剣で父を殺し、杖で呪いをかけるぞ」と脅して連れ帰る事に成功。 
こうしてフレイの恋を成就させたスキールニルは、褒美として供与された品々を授かる事になり、 
その後もフェンリルを捕縛する為にグレイプニルを調達するなど、神々の従者として活躍したという。 
だが、神々の黄昏を意味する戦争ラグナロクにスキールニルが参戦することはなく、 
結果、『勝利の剣』を手放してしまっていたフレイは、スルトに敗れることになったという。
最終更新:2013年07月07日 13:59