スラストとはローラーの角度のことです。
スラストをつけるとマシンは基本的に安定しやすくなりますが、コーナーでのスピードが落ちます。
スラストを抜くとマシンの安定度は下がりますが、コーナーでのスピードが上がります。
ただ、スラストの抜きすぎ(ゼロスラスト=スラスト0度)はお勧めしません。
コーナーでアウトリフト(壁に面しているサイドが浮く)してぶっとんでしまいます。
また右前ローラーのスラストを抜くことは、LCでのコースアウトにつながるのでこれまたお勧めできません。
色々と調整は必要ですがうまく設定できれば、安定性を失わずコーナリングを速くすることができます。
なお、スラスト調整には一般的にローラーとステーの間に何がしかを挟みます。
少し前まではGUPのタグ紙が一般的でしたが、これがレギュで禁止されてしまいました。
代わりとしては、ボディ用のステッカーがおすすめです。
マスキングテープより分厚くてしっかりしています。
(2016/2/15)
最終更新:2016年01月31日 23:15