【元ネタ】トロイア戦争、『イリアス』
【CLASS】
ランサー
【マスター】
【真名】ディオメデス
【性別】男性
【身長・体重】183cm・87kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
破天の猛将:B++
幾度となく神に牙を剥いた
ランサーの剛勇の具現。
威圧や魅了といった精神干渉に惑わされず、上位存在に立ち向かう際の攻撃力を向上させる。
その攻撃能力は絶対者たる神霊を人の身で屠り得るほどだが、神の偉力を知る
ランサーは独力のみによる神の打倒を不可能と断じるだろう。
女神の寵愛:A+
戦女神アテナからの深い寵愛を受けている。
魔力と幸運を除く全ステータスがランクアップする。
このランクになると更に神々の防御兵装であるアイギスの使用許可、神性に対する
真名看破、擬似的な不死をも齎す。
【宝具】
『天狼式・神体結界(セイリオス・アイギス)』
ランク:A 種別:結界宝具/対軍宝具 レンジ:-/1~10 最大捕捉:1人/50人
オリュンポスの神々によって造り出された防御兵装。
トロイア戦争にて共に戦った英雄
オデュッセウスが纏った鎧と同型だが彼以上に女神アテナからの寵愛が深い
ランサーが纏うそれにはさらなるカスタマイズが施されている。
強力な概念防御はそのままに、シリウスの如く燃え盛る蒼炎が周囲の空間を歪ませ敵の命中率まで低下させる他、
真名解放により自身を中心に恒星を思わせる局地的な爆炎を巻き起こし周囲一帯を焼き尽くす。
『神威を穿て、破城の導火(スリアンヴォス・パラディオン)』
ランク:A+ 種別:対結界宝具/対軍宝具 レンジ:2~5 最大捕捉:30人
城塞都市トロイアから盗んだ守護神像パラディオン。
この像がある限りトロイアは不落とされたが、それが失われた途端に都市は陥落した。
ランサーの手に渡ったことで守護神像は反転し『都市を滅ぼすもの』の概念となり、
女神アテナの加護を受け女神アプロディーテや軍神アレスに傷を負わせた槍と習合したことで対象のあらゆる概念防御に風穴を開けるパイルバンカーのような兵器となった。
反面、連続使用は出来ず射程もそこまで広くはないため広範囲を覆う障壁によって護られた複数のコアを持つ存在などが相手の場合、コアの全てを破壊しきれず撤退を許す可能性がある。
【解説】
トロイア戦争におけるアカイア側の英雄の一人。ティリンスの領主、アルゴス王。
同じアカイア側の大英雄アキレウスに次ぐ武勇を持つ彼は知将として知られる戦友
オデュッセウスと合わせ知勇兼ね備えていたため、共に女神アテナの寵愛を受けていた。
彼を活躍させようとしたアテナの策略によりトロイアを守護していた軍神アレスが戦場から離れ、その間にトロイア側の将を次々と倒した。
これを見た女神アフロディーテが息子を戦場から逃そうとした所を槍で突き刺し退散させ、
救援に現れた太陽神アポロンにも三度まで挑むが「神々と対等であると自惚れるな」と告げられ退き下がる。
しかし戦場へ戻ったアレスが戦車で出撃すると彼もまた戦車で迎え撃ち、アレスの攻撃を避けた後にアテナの加護を受けた槍で突き刺し、撤退に追い込んだという。
その後、大神ゼウスがトロイア側を援護するために雷光を投げつけた時も彼は戦いを止めようとせず、
三度まで戦場へ引き返そうとしたが、仲間の説得によって渋々思いとどまらざるをえなかった。
神々によって予言された「トロイアを落とす為の条件」の1つである守護神像パラディオンを
オデュッセウスと協力して盗み、
またトロイア戦争の終局ともいえる木馬の策略において、一番槍を務めアカイア軍に勝利を齎す。
しかしその後、アフロディーテに恨まれていた彼はギリシャを追放されイタリアへ渡り、都市国家の祖となる。
死後、アテナによって不死を与えられ神になったという。
最終更新:2023年11月03日 22:33