【元ネタ】『ウィリアム・テル』
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】ウィリアム・テル
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
単独行動:A
マスターの不在や魔力供給がなくとも長時間現界できることを示すスキル。
山の中、そして動かずに獲物をじっと待っているような状態であればより効果は上昇する。
【固有スキル】
ウーリの狩人:B
現スイス中部のウーリ州、そこで自然と共に暮らしていた彼が身につけた狩りの技術。 音に聞こえた名狩人であった彼の根幹にあるもの。
弩の扱いはもちろんのこと、視力の良さ、視覚での標的捕捉能力、罠の作成など、狩りに関わる数多の能力や技術を総合的に含んでいる。
ウーリの山においてはEX相当。
知らない山でも時間をかけて慣れていくことでスキルランクは実質的に向上する。
不動の忍耐:C
暑いときも寒いときもじっと動かずに獲物を待つような、巨岩の如き忍耐力。
第一スキルに内包されている部分もありながらこのスキルが独立しているのは、派手な暮らしをせず、無骨に自然と付き合い家族を養ってきた彼という生き方の根幹にこの忍耐力があり、そして伝説においてはこれを狩り以外にも用いたからである。
息子の頭の上の林檎を撃ち抜いた出来事のあと、彼はじっと山中に潜み、隘路を通る悪代官を待ち続けた。
今までのことと、これからのこと。すべきこと、しなくてはならないこと。これらを考えながら、じっと、じっと待ち続けた。
エイミング:EX
飛び道具の狙いをつける能力を示すスキル。
息子の頭の上に置かれた林檎すら射貫ける。
呼吸や鼓動すらも完全制御下に置く高い集中力に加え、それらを意識することなく外界環境と完全に同化させることにより、『当てる』のではなく『自然と当たる』結果を手に入れる。これは東洋における弓道の精神性にも通じるものだという。
【宝具】
『放たれし信力の一矢(アプフェル・シーセン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
息子の頭の上に置いた林檎を見事貫いた、弩での伝説的な一矢。読みは『林檎撃ち』を意味する。
息子の父親に対する信頼を受けて放たれたこの一矢は決して外れず、目的のものを『必ず』刺し貫く。
宝具へと昇華されたこの逸話は因果律にも干渉し、基本的に回避は不可能である。
『放たれじ次善の二矢(ツヴァイテ・シーセン)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
決して外れない第一宝具が仮に外れた場合のみ発動させられる第二宝具。
息子の上の林檎を外した場合の事を考えて、テルが悪代官ゲスラーに撃つ為の二の矢を隠し持っていた逸話に由来する。
この矢は「一の矢を外した場合に次に撃つべきもの」に同時に放たれる。つまり一矢に概念的に重なって多重存在している宝具である(一矢がちゃんと当たった場合には決して発動しない)。
「息子の頭の上の林檎(第一狙い)を外すと皆死ぬので、外したらその命令を出す代官(第二狙い)を撃たねば」というように、状況に応じてどこに飛ばすかを決めて放つもの。
第一狙いと同じ対象を選択することも可能であり、同様に因果律にも干渉し対象を必ず射貫く。
ただし魔力消費が激しいため乱発は難しい(絶対に当たる第一の矢が外れるという状況が、そうそうないことではあるが)。
【解説】
最終更新:2021年07月08日 12:38