【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】
ランサー
【マスター】
【真名】ペラム
【性別】男性
【身長・体重】190cm・94kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
「
聖杯の加護」により、A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
聖杯の加護:A
聖人アリマタヤのヨセフの子孫である身は聖杯に縁深く、ある種の加護を受けている。
伝承や物語ではランサーが聖槍によって負った傷や苦痛は騎士が聖杯に到達することで回復すると語られる。
漁夫王:A
フィッシャーキング。癒えぬ傷を負い、一時は川で魚を捕って生計を立てる状態にあったことを由来とする異名。
水棲の生物や魚の属性を持つものに対する観察眼や釣り・漕艇の技術など漁獲に関わる様々なスキルを習得している。
また本来は高貴な立場でありながら漁夫に身を窶したランサーは身分や欺瞞に惑わされることなく
物事の本質を見抜く眼力を持ち、聖杯の騎士となる人物を待ち続けた。
【宝具】
『いまは儚き幻想の城(ロード・カーボネック)』
ランク:A- 種別:対陣宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:700人
聖杯城カーボネックと同一とされるランサーの王城。
限られた者しか辿り着くことの出来ないと謳われた、魔術的な加護を宿した異界。
内部にはランサーによる法が敷かれており、武装した状態で侵入した相手には能力低下などの不利益を齎す。
また、この王城は所有者であるランサーと概念的な強度を同期しており
ランサーが万全の状態であれば並の対軍宝具では傷一つつかないものの
負傷すれば、その分だけ城にも綻びが生まれ、脆くなってしまう。
逆に城が健在であればランサーは常に命を繋ぐことが出来るが
城そのものが傷つけば、自身も相応の消耗を強いられることとなる。
『光放つ運命の槍(
ロンギヌス・デッドカウント)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:900人
ランサーの王城に生前保管されていた、救世主の胸を突いたとされる聖槍。
真名開放により自身に癒えぬ傷を与え、城を崩壊させた「嘆きの一撃」を発動する。
二名の騎士による二重の拘束が仕掛けられる以前の状態であり、その穂先はあらゆる護りを貫くという。
凄まじい魔力の奔流は威力と引き換えに制御が困難であり、聖槍の保有者であっても担い手ではない
ランサーが振るえば、余波により自身の肉体や王城を傷つけることとなる。
【解説】:
アーサー王物語に登場するカーボネック城の主。
聖杯伝説における重要人物であり、聖人アリマタヤのヨセフの子孫であるとされる。
ベイリン卿との戦いにおいて聖槍ロンギヌスによって癒えない負傷を負ったことから不具の王
その戦いの影響で川魚を取って生計を立てる身になったことから漁夫王とも呼ばれる。
ある時、ペラム王はアーサー王に仕える騎士であったベイリン卿を客人として自身の城へ迎え入れた。
しかし、ベイリン卿がペラム王の城を訪れたのは、姿を消す魔法を使い
アーサー軍や知り合った騎士に被害を出していたペラム王の弟・ガーロン卿を討つためであり
彼は城内での武器の携帯を禁じられながらも隠し持っていた短剣でガーロン卿を殺めてしまう。
ペラム王はこれに激怒し、ベイリン卿と戦うことになる。
短剣しか持ち合わせていないベイリン卿を圧倒するも、彼が王城内にあった聖槍ロンギヌスを
発見し、ペラム王はその一撃によって足に重傷を負ってしまう。
ペラム王が病むと彼の王国もまた同様に病んでしまい、肥沃な国土は荒野へと変わってしまう。
その十数年後に聖杯探索が始まり、
ギャラハッド卿が聖杯に到達したことで
ペラム王はようやく苦痛から解放されたという。
最終更新:2023年10月31日 21:01