【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】
バーサーカー
【マスター】
【真名】ガラテア
【性別】女性
【身長・体重】160cm・??kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷E 魔力B+ 幸運C+ 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:EX
バーサーカーのクラス特性。
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
ピグマリオン王のあまりに強すぎる愛(狂気)によって生まれ、生涯をピグマリオンと共に過ごしたガラテアもその愛(狂気)を常識とするようになるのは当然のことであった。
故に、サーヴァントとしての彼女はバーサーカークラスとして召喚される。
対魔力:B
本来は
セイバーなどのクラス特性。魔術に対する抵抗力。
Bランクであれば、魔術詠唱が三節以下のものを無効化することが可能となる。
大魔術・儀礼呪法などを以ってしても傷つけることは難しい。
【固有スキル】
アフロディーテの恩恵:EX
かの美の女神・アフロディーテによって生み出されたことを示すスキル。
戦闘などで行使する力も彼女の神性に起因しており、結果的にガラテアは神の化身やアルターエゴにも似た性質を備えている。
ピグマリオンの愛:EX
キプロス島の王、ピグマリオンの純粋な愛を受けて彼女が生まれたことを示すスキル。
根本の存在理由であるその愛は、彼女の胸の中に温かく根づいており、けっして忘れられることはない。
またこのスキルは、ピグマリオン王との幸せな日々で獲得した技術、家事や王から習った彫刻スキルなどの行使にも関わる。
彫像の乙女:A
彼女が象牙を彫って作られた彫像から生じた存在であることを示すスキル。
サーヴァントとしての彼女はその霊体に無機物としての性質も併せ持っている。
人類史に刻まれた逸話の神秘成分が「彫像であったこと」に起因するため。
つまり基本的に彼女は「人でもあるが彫像でもある」という概念的に重なった状態である。
仮に身体が破損した場合でも、くっつければすぐ元通りに直る。戦闘時など、気を張れば並のサーヴァント以上に硬くなることもできる。
「人」と「彫像」の比率は彼女の意志で制御されるということ。
100%の人、100%の彫像状態になることも可能。
【宝具】
『理想を刻する王の鑿(ピグマリオン・チーゼルアウト)』
ランク:B 種別:対物宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:-
希代の彫刻家、ピグマリオン王が振るった神技の鑿(のみ)、その具現化。
サーヴァントのガラテアはその鑿より生まれた存在として、また彼の妻であった者として、これを宝具として所持している。
彼が象牙から彫り出したのはそもそもが生きているかのような出来映えの乙女であった。
誰が見ても生命を持っているかのような、彫った張本人ですら恋をしてしまうような、そして神がそれに命を与えてもいいと思ってしまうような、人知を超えた出来映えの彫刻を作り出す神技の鑿。
この宝具にはアフロディーテの祝福が込められており、
彫り出されたものはピグマリオンの伝説を再現したかのように生命を持って動き始める。
彫られた小鳥は空を羽ばたき、蛇は舌を伸ばして這いずり、薔薇は棘の中に花開く。それらはガラテアと同じく「彫像でもあり人間でもあるモノ」である(色彩や質感において)。
ただし永遠に生き続けるのではなく、ガラテアの魔力が切れるとただの精巧な彫刻に戻ってしまう。
また、どれだけ精巧に彫ったとしても「人間」は生命として生み出せない。
これはガラテア本人は「自分には対象物への愛が足りないからだろう」と思っており、逆に「ピグマリオンはやっぱりすごい」と敬意を高めることになっている。
【解説】
最終更新:2023年05月18日 20:19