狩人ハーン

【元ネタ】イギリス民間伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】狩人ハーン
【性別】女性
【身長・体重】168cm+20cm・57kg+5kg(角含む)
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷A++ 魔力A+ 幸運B+ 宝具A+
【クラス別スキル】
獣化:A
 全パラメーターを2ランクアップさせる。
 狂化A+ランクに匹敵する強さだが、理性を奪われることはなく、冷静な思考を保ち続ける。
 ただし獣としての論理を構成し、そこからはみ出ることもなくなる。
 このランクともなればその倫理観は人とは相容れない。

【固有スキル】
殺戮獣団:B
 動物を操る事に特化した殺戮技巧
 獣であれば、魔獣・幻獣といった幻想種すら支配下に置き、これを猟具として酷使する。
 獣に対する狩人としての優位性であり、狩猟群を率いる嵐の王(ワイルドハント)としての性質。

死を纏う者:A
 周囲に災厄を振りまき、死をもたらす魔性の存在としてのスキル。
 凶兆の先触れとして現れる超自然存在であり、呪われた魂を奪い地獄へ連れ去る魔人。
 燐火や呪詛、呪魂を具体的な外装とし、攻撃を可能とする。

自然の報復者:B+
 超自然的存在に起源を持つ事から獲得したスキル。
 自然を破壊し自らの繁栄のみを謳歌する霊長に対する報復。
 バーサーカーは対人、対文明に対して特効効果を発揮する。
 また自然を感じさせない場所である程このスキルの効果は増大する。

千里眼(狩猟):A 
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 獲物の心理状態を把握する超感覚とそれによる行動の先読みをも可能とする。

【宝具】
『冥顕・其は蓋世を呪う禍なり(インフェクション・ケルヌンノス)』
ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 呪われた魂を集めるというバーサーカー自身の逸話とバーサーカーの起源、冥府の神であるともされるケルヌンノスの性質が複合された宝具。
 他者に刻まれた呪いを蒐集し、その分だけ自らの霊基を肥大化させる。
 引き受けた呪いにより形成された呪いの手や呪層、呪層を消費し肉体を再生させる呪層吸収、
 周囲の呪いを引き寄せる呪詛集約といった様々な能力を発揮する。
 現界した段階で複数の呪われた魂を確保しており、性質上、新たに呪いを引き受けることも可能だが
 呪詛を抱える度に正純の英雄から遠ざかっていく。

『黒妖犬と嵐の夜(ブラックドッグ・ワイルドハント)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~60 最大捕捉:100人
 バーサーカーの従える猟犬が妖精の眷属たる死霊犬ブラックドッグの伝承と結びつき、昇華された宝具。
 嵐と共に現れるワイルドハントの軍勢に連なる猟犬の群れは雷鳴の化身としての性質を持ち合わせており、
 バーサーカーに従って風と雷を伴いながら獲物となる対象を追跡する。
 猟犬の歯牙は脅威ではあるが、その真価は狩人たるバーサーカーに獲物の位置を知らせることであり
 バーサーカーは猟犬の示したポイントに向けて正確無比な狙撃を行うことで対象の命を刈り取る。
 また、ワイルドハントと遭遇した者は災いによって死を免れなかったという伝承から
 この宝具による攻撃を受けた対象には命を蝕む呪いが付加される。

【解説】
 英国王室の居城のひとつウィンザー城をとりまくウィンザー・グレート・パークでのみ語られる。
 顔の無い英雄のうちの一人。
 鹿皮の服の上にマントをはためかせ、頭には牡鹿の頭蓋骨と角を飾り、身体中から燐光を発する。
 堂々とした人の姿をしているとされる。
 角を生やしたケルトの狩猟・冥府の神ケルヌンノスや森の人グリーンマン、ワイルドハントの首領などと関連付けられる超自然的な狩人として、呪われた者の魂を集めては、地獄へと送っている。
 その姿を見るのは、死や災難など不吉の前兆であるとされ、ウィンザーの森のオークの木の下で彫像のように立つ姿や、火を吐く黒馬に乗る姿で現れると言う。
 1931年の経済恐慌の開始や1952年のジョージ6世の崩御など、20世紀以降にも多くの目撃例が残っている。
 ワイルドハントの首領としての側面も持っており、角笛を吹き鳴らしながら馬に跨り、沢山の猟犬を伴いながら駆け抜けるという。
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最終更新:2023年11月02日 12:38