グレゴリー・ラスプーチン

【元ネタ】史実、ゾロアスター教、オーストラリアの伝承、Fate/stay night
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】
【真名】グレゴリー・ラスプーチン
【性別】男性
【身長・体重】193cm・82kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B

代行者:B
 代行者の中では一流と言えるレベルだが、A級、超A級、超々A級の者たちには及ばない。

洗礼秘蹟:A
 主の加護を願う、癒しの祈り。
 対象が持っている『信仰』が、異教の教えによって道を見失った時、正しい在り方に戻す。即ち、洗礼である。

耐毒(機密):B
 怪僧ラスプーチンは毒への強い耐性があったという逸話がある。
 真偽は定かではないが、この神父も毒物への強い耐性を持つ。

【固有スキル】
信仰の加護(独):A+
 信仰による肉体・精神の強化。
 ラスプーチンは当時、読み書きを知る必要のない農民の出でありながら、主の教えに傾倒し、神の機密を学んだ努力の人でもあった。
 依り代は教会で正しく神学を学んだ神父ではあるが、その精神性はラスプーチンに似た部分があったようだ。
 ロシア正教、ゾロアスター教、そして民間伝承をミックスしているため、通常の『信仰の加護』とは異なった効果を発揮する。
 自分だけでなく、他者の肉体・精神状態にも効果を発揮する。皇太子アレクセイをはじめ、多くの病人を『祈り』で治療したというラスプーチンの逸話から。実際は薬学だったのでは、とも言われている。

悪心祝祭:A
 自身から絶え間なく湧き出る『悪心』の誘い。
 苦痛、苦悩、死を表す悪竜アジ・ダハーカは、その存在自体が善なるものを脅かし、また、その体を傷つけても傷口から邪悪な生物が湧き出るため、善神であれ滅する事ができなかったという。
 男の体に刻まれた聖痕からは絶えず泥のような黒い血が流れ、血は油となって燃え、周囲を悪性の魔力で満たしていく。

死なずのバールー:EX
 月のバールーは死の淵に沈もうと浮かび上がり、蘇る。
 そして自らの教えを拒んだ人類(ダーエン)を嫌い、彼らに『死した後は蘇ることのない運命』を決定づけた。

【宝具】
『零れ氾く暗黒心臓(ザジガーニエ・アンリマユ)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:測定不可能 最大捕捉:測定不能
 三つ首の蛇、あるいは竜を触媒にし、世界に混乱をまき散らす悪性宝具。
 あふれ出した呪いは質量すら持ち、触れた者の悪心、そして悪しき行いを重ねた肉体を燃やす炎となる。
 悪属性に対してダメージ増幅効果を持ち、善属性には即死効果(微弱)を発揮する。この効果が示す通り、『悪の心を糧(薪)にして世界を燃やす』ものであり、人間が存在しなければ成立しない宝具である。

 怪僧ラスプーチン、悪竜アジ・ダハーカ、嘲笑者バールー、それぞれ異なる世界観を呑み込み、何処かの編纂事象において『聖杯によって世界を焼いた』経歴を持つ言峰神父ならではの複合神性宝具。

 ……ある結末において、人々はその祈りによって形而上の存在を『実在する』と確信するに至り、『神』は世界に穿たれた孔あなとして証明、観測された。
 かくして善悪二元論の究極である悪神の心臓から零こぼれ落ちた汚濁は、黒い泥のように、地上に氾あまねく伝わった。

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最終更新:2023年01月07日 23:58