アショーカ

【元ネタ】史実、伝説
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】アショーカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A+
 A+以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、魔術ではルーラーに傷をつけられない。
 スキル菩薩樹の悟りにより効果が増幅されている。

真名看破:B
 ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。

神明裁決(喜捨):A
 ルーラーとしての最高特権が生前、自身が餓死する直前に貧者に食料を分け与える遺言を残した逸話と合わさり変化したスキル。
 本来は聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使できるというものだが、ルーラーは令呪を純粋な魔力リソースとして貧者に施す。
 サーヴァント以外に対しても転用可能だが、一個人に集中させることは不可。

【固有スキル】
転輪のカリスマ:B
 大軍団を指揮する天性の才能。
 転輪聖王とは武力ではなく法(ダルマ)による統治を行う古代インド思想に於ける理想の王であり、攻勢より守勢に特化している。

菩薩樹の悟り:A
 世の理、人の解答に至ったものだけが纏う守り。
 対粛正防御と呼ばれる”世界を守る”証とも。
 無条件で物理攻撃、概念攻撃、次元間攻撃のダメージをランク分、削減する。
 また、精神干渉に対する耐性効果も持つ。

【宝具】
『転輪聖王(チャクラヴァルティン)』
ランク:A 種別:対悪宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:100人
 ダルマ(法)の統治の逸話を具現化した宝具。中空に浮かぶ光輪より打ち出される光の柱。
 物理的攻撃力はなく、着弾した対象の魂を『不殺生戒』の概念で縛りつけ生類に対するあらゆる暴力行為が禁じられ、
 戦闘に関するスキル、宝具は使用不可能となる。
 更に効果の対象になった者からは魔力を徴収することが可能である。
 これらの効果は神性のランクがA以上であればレジスト可能である。

『諸天法力・鎮国護王(デーヴァター・パリナーヤカラタナ )』
ランク:B(B++) 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:300人
 ルーラーに勝利を齎した神からの支援が具現化した宝具。
 真名を解き放つことで大地に亀裂が生じ”勝利”へと導く軍勢が湧き出る。
 軍勢は神がルーラーを勝利へと導くために遣わされたある種の祝福であり、『壊れた幻想』を使用しても即座に別の軍勢が亀裂から補充される。 
 勝利するまでこの祝福は決して途切れることはなく亀裂が閉じる事はない。
 こうした性質から征服者の側面での顕現ならば湧き出る全ての軍勢に『壊れた幻想』を適用し一国すらも滅ぼすほどの瞬間火力を引き出す事が可能である。
 だが転輪聖王の側面で顕現した現在ならば軍勢を使い潰すような真似はせずに秩序維持の為にこの祝福は振るわれる事だろう。
 また軍勢自体の能力も転輪聖王たる主に合わせて、やや守勢に向いた状態になっている。

『煩悩廓清・転輪聖王(チャクラヴァルティン・マハーマトラ)』
ランク:A++ 種別:対悪宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
 ルーラーの宝具『転輪聖王』の出力を最大開放する事で発動できる最終宝具。
 七つの巨大光柱を敵陣に打ち込み、打ち込まれた光柱から幾千幾万の柱が射出される。
 こちらも物理的攻撃ではなく魂を焼く攻撃であり、悪属性に対する特攻効果を持つ。

【解説】
 インド最初の統一帝国、マウリヤ朝の第3代国王。
 釈迦が予言した、古代インドの思想における理想的な王「転輪聖王」だという。
 伝説によれば父王の死後、異母兄弟99人を殺して王位につき、即位後も些細な罪で500人の大臣を斬首、500人の宮女を火刑にする。
 彼の通った所はすべて焼き払われ草木が一本も生えていない、といわれるほどの残忍な振る舞いにより「残虐王」と呼んで恐れられた。
 統一事業を完成するべく、インド東南にあって抵抗を続けるカリンガ国に兵を進め、10万人を殺し、15万人を捕虜にするという大成果をあげる。
 (あるいは15万の捕虜のうち10万人を殺した)
 しかし戦禍によってその数倍の人々が死に、 多くの人が住処を失い、飢餓・悪疫による凄まじい惨状に深い悔恨をもたらした。
 その後はかつての罪を懺悔し、仏教に深く帰依し、戦争と征服を否定。
 過酷な政治を改めて「ダルマ(法)」による統治を志し、その信条を刻んだ石柱を王国全土に建立する。
 公共事業と社会福祉に力を注ぎ、仏教を振興し(ただし他の宗教も認めた)、諸国に使者を派して平和を説き、広く仏教を宣布した。
 晩年、反乱をおこした息子によって幽閉されて餓死するが、その時最後まで残った瓜を二つに割り半分を貧者に施与するよう遺言したという。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年01月01日 08:18