【元ネタ】グノーシス主義
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】ノレア
【性別】女性
【身長・体重】164cm・52kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:EX
魔術に対する抵抗力。
真神アイオーンが遣わせた、力に汚されなかった処女と称され、決して自分の主義を曲げないアーチャーは
害ある魔術効果であれば偽神アルコーンの干渉すら退ける規格外の対魔力を発揮する。
単独行動:A+
マスターの不在や魔力供給がなくとも長時間現界できることを示すスキル。
アーチャーは『
プレローマ』スキルによりマスターからの魔力供給なしでも行動が可能である。
【固有スキル】
異端の智慧:A
グノーシス主義。
基督教内部においては異端としての側面も強い、既存の物質界と創造神を悪として
真神アイオーンの存在に端を発する霊的知識(グノーシス)を得ることで、不完全な物質界から救われるとする宗教思想。
グノーシス主義における物質界と霊的世界、異なる二つの世界を認識している故に知覚した、
この世界の者にとっての未知の知識。
霊的知識に基づく技術を高いレベルで行使することが可能。
プレローマ:A
ギリシア語で『充満』を意味し、神の力全てを表す。
グノーシス主義において真神アイオーンが創造した光の領域にして物質界の上位にあるとする霊的世界。
人類はアイオーンの仲介によって神的起源であるこの領域に関する霊的知識(グノーシス)を取り戻すとされる。
アーチャーは伝承においてこの領域を見ている、或いは領域の中にいるとも伝えられているため、
至高領域プレローマから流出する力の一端を借り受けることで膨大な魔力を引き出すことが出来る。
プレローマからアーチャーへの魔力供給は霊的知識を持たない者の視点では何も無いところから魔力が湧き出しているように捉えられ、
竜の炉心あるいは特殊な精霊の持つ『星の息吹』スキルにも似たアーチャー自身による魔力生成であると認識される。
事実として何かしらの高次の領域が彼女に力を与えているのか、それとも彼女自身の魔力が極めて特殊なのかは不明。
ヌースの導き:A
啓示を含む複合スキル。“至高領域の声”を聞き、最適な行動を取る。
アーチャーは至高領域の大天使エレレトの力を借り受けたことで偽神アルコーンを退けたと言うが、
実際に高次の存在が降臨し神霊を撃退したのか、彼女自身が内なる天使を感じとり力へと変えたのか、詳細は不明である。
【宝具】
『流出の逆光(エピストロフィー・アイオーン)』
ランク:A+ 種別:対艦・対神宝具 レンジ:20〜99 最大捕捉:一隻(便宜上)
自らの乗船を拒んだノアの箱舟を焼却したというアーチャーの放つ炎の息吹。
『プレローマ』スキルにより得た濃密な魔力をアーチャーの体内で火焔と熱風というカタチに変換し、対象に向けて放射・焼却を実行する。
アーチャーに与えられた魔力が物質界の上位に位置する霊的世界プレローマに由来する魔力であるとされるため、
その魔力を変換した灼熱のブレスは既存の宇宙における神性や
神の加護を受けた存在・物体に対して
火力を上昇させ、神の啓示と契約によって成り立つ箱舟ですら一片残さず焼き尽くす。
【解説】
グノーシス主義の神話に登場する女性。
旧約聖書のアダムとイヴの娘であり、カインとアベルの弟であるセツの妹にして妻。
多くの世代の助けになる為に真神アイオーンが遣わせた、力に汚されなかった処女と称される。
ノレアは偽神アルコーンが引き起こす大洪水に備えて方舟を建造していたノアの下に訪れ、
自分を方舟に乗せることを要求したが拒絶された為、方舟に息を吹き掛けて焼き払ってしまった。
アルコーンはノレアに対して、彼女がイヴとの間に生まれた自分たちの娘だと告げたが、
彼女はアルコーンが呪われた闇の支配者だと看破し、自分は彼らの娘ではなく更に上の世界から訪れたと反論した。
アルコーンはこれに激怒してノレアを殺そうとするが、アイオーンに助けを呼び掛けた彼女に応えて大天使エレレトが降臨。
エレレトはアルコーンを打ち払った後に、邪なる彼らが創造した物質世界の成立についてノレアに教えたという。
最終更新:2024年04月14日 05:45