【元ネタ】史実
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】柳生連也斎厳包
【性別】男性
【身長・体重】180cm・73kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げないはずだが、
剣聖は妖術魔術をしばしば一閃する。
騎乗:B
大抵の乗り物を乗りこなすことが可能。
幻想種については乗りこなすことができない。
【固有スキル】
武神の加護(偽):EX
本来は、陽炎の神、武神たる摩利支天の加護を受けていることを示すスキル。
自らの動きを敵に捉えさせず、自在の動きを為す。
更に、武術の行使にプラス補正がある。
セイバーは生来の感覚と才能、そして研鑚によって、このスキルと同等の効果を自分自身の力として発揮できる。
新陰流:A++
しんかげりゅう。
柳生新陰流の奥義を修めている。
十才の頃から剣術の修行を始め、父・利厳から一切の相伝免許を受けて道統を継いだ。
本スキルをAランク以上で有するセイバーは、剣の技のみならず、精神攻撃への耐性をも有している。
参禅を必須とする新陰流の達人は、惑わず、迷わない。
…しかし江戸柳生の剣士に対しては些かの執心を見せる時がある。
無刀取り:A+
剣聖・上泉信綱が考案し、柳生石舟斎が解明した奥義。
たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。
セイバーは座った状態で刀を奪う坐奪刀法技を導入している。
武の求道:B
地位も名誉も富も女も無視して、ただ一心に武を磨いた者たちに付与されるスキルの一つ。
セイバーは刀剣を持つ限り、戦闘能力が向上し、精神攻撃に対する耐性をある程度獲得する。
【宝具】
『転・空剣(まろばし・くうけん)』
ランク:A 種別:対人奥義 レンジ:0〜10 最大捕捉:1人
無形の構えから敵の動きに因って、転化の動きを為す。
セイバーが求めた剣の極意。
相手の行動に対して最適な動きを行い、返しの一撃にて必殺を為す。
【Weapon】
『籠釣瓶』
名工・肥後守秦光代の作である佩刀。
銘は籠で編まれた釣瓶のように水をも漏らさぬ切れ味を意味する。
セイバーの技量を以ってすればその銘の通り流水をも分つほど。
『風鎮切光代』
別名を「鬼の包丁」。
肥後守秦光代が六度に渡る打ち直しの果てに完成させた脇差。
四つに重ねた風鎮を一度に両断した切れ味からその銘を付けられた。
【解説】
父に尾張藩剣術指南役の柳生利厳、母にその室である島清興の末娘・珠を持つ尾張柳生の剣士。
父・利厳が隠居すると家督を継いだ兄・利方に代わり、尾張藩剣術指南役を務め、藩主・徳川光友に新陰流を伝授した。
若き日の厳包は数度女性と交わり、衆道も少々好んだが修行の妨げになるとして一切不犯を貫くようになった。
主君・光友は、妻や妾を迎えるよう命じたが、
「性交した翌日に自分と互角の者と立ち会うことになれば自分は敗れ、主君の恥になる。」
と述べて生涯妻をめとることはなかった。
また摩利支天を信仰し、自著の新陰流兵法目録解説書を摩利支天像と共に密封し、
「後世これを開封する者あれば神罰を蒙りて盲目となるべし」と、開封することを禁じた。
武具に対する拘りが強く、柳生拵、柳生鍔を考案し、愛刀は肥後守秦光代の作(拵えの形状から、籠釣瓶ともいう)とされる。
ほかに秦光代には1尺4寸の片切刃鎬造の「柳生の鬼包丁」と言われる事になる脇差を特注した。
この異名はその形状と、厳包が就眠中刺客に襲われた際、この脇差で片手斬りにした逸話からのものである。
最終更新:2024年04月20日 18:49