ローエングリン

【元ネタ】アーサー王伝説、『ローエングリン』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ローエングリン
【性別】男性
【身長・体重】193cm・90kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B++
【クラス別スキル】
対魔力:B+
 詠唱が三節以下の魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法であってもダメージを殆ど受けない。
 本来のランクはCだが、宝具『穢れなき白鳥の悲歎』によってランクが上昇している。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
無銘の恩恵:B
 素性を隠した騎士であるが故のスキル。
 剣だろうが魔術だろうが呪いだろうが、主と認めた相手の危険を、自らに吸い寄せることができる。
 本来は名を持たざる存在では無いため、隠された真名を暴かれた場合、このスキルは喪失する。

聖杯の加護:C++
 聖杯の担い手としてさえ語られる円卓の騎士パーシヴァルの息子としてある種の加護を受けている。
 ライダー自身も愛する女性に約束を反故にされた結果、僅かな形見を残して聖杯城へと去っていったとする。
 伝承や物語で語られているため、聖杯との縁を有する。

【宝具】
『穢れなき白鳥の悲歎(ゴットフリート/エルザ・ロマンシア)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜70 最大捕捉:600人
 白鳥が牽く船に乗って現れたという、ライダーの逸話に因んだ宝具。
 船でありながら、白鳥によって牽引されている性質上、水上だけでなく空中への移動も可能とする。
 この白鳥の実態は魔術によって姿を変えられた王子であり、魔術の性質から神代の濃密な神秘を宿した幻想種として扱われる。
 幻想種に牽引された船による突撃に加えて、自身や周囲への防護効果及び回復効果を持つ。
 ライダーが持つ『白鳥の騎士』という異名の由来ともなった象徴的な宝具であり、
 この宝具を使用することは、ライダーの真名を明らかにすることと同義であるため、慎重な運用が求められる。

 隠された能力として他者に自らの真名が暴かれた後にのみ、追加で新たな効果を発揮する。
 ライダーの祈りがこの宝具を介することで、雷霆の如く烈しい聖性の光として放出され、
 悪性の魔術や呪詛の類を打ち消し、周囲の罪悪を抱く者を討ち滅ぼす。
 この効果は一度しか使用出来ず、使用した後に白鳥は呪詛から解放され、ライダーはこの宝具を手放す。

『白鳥外装(シュヴァン・リッター)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ライダーが愛する女性と生前に交わした「自らの素性を決して問い質してはいけない」とする誓約が、
 異教の戦乙女が纏うそれと似て非なる白鳥の衣として具現化した宝具。
 この誓約が守られている間、自身のスキルや宝具など真名に繋がる情報が隠蔽され、機動性能が向上し、スキル「聖杯の加護」を大幅にブーストする。
 ただし、誓約が破られ真名が暴かれれば伴侶の前から立ち去っていったとする伝承に従い、
 マスターとの契約及び本宝具は破棄される。

【解説】
 アーサー王伝説に登場する騎士。
 白鳥が牽く船に乗っているため、「白鳥の騎士」の異名を持つ。
 パーシヴァルの息子であり、聖杯を守る騎士の一人とされている。

 物語ではアントワープの公爵の娘エルザを助ける為に現れ、悪の騎士を倒す。
 その後エルザと結婚するのだが、「決して名前を尋ねないように」という条件を出す。
 子供も生まれ仲睦まじく生活していたが、ある時禁を破り名前を聞かれた為に、
 自分の名を明かし、白鳥の船に乗って去ってゆく。
 後に別の女性と結婚するが、魔法で籠絡されたと両親に疑われ、軍によって討たれた。

 この物語を元にワーグナーはオペラ「ローエングリン」を作曲し、多くのファンを得た。
 その中にはフリードリヒ二世やアドルフ・ヒトラーも含まれていたという。

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最終更新:2024年10月14日 05:19