【元ネタ】中国神話、『路史』夷ゲイ伝、『春秋左氏伝』
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】夷羿
【性別】男性
【身長・体重】174cm・62kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
有窮の射:A
王として成り上がる頼みとなった弓の技量。
卓越した弓の才能により、いかなる条件下であっても矢の命中率が低下しない。
有窮氏は先祖代々弓矢を得意とした豪族とされ、その中でもアーチャーは生来の体質として
右腕よりも左腕が長く、四方に放った矢が必ず居館の門に届くほどの弓の達人であった。
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
獣殺し:A
魔獣や野生動物に対する特攻。
アーチャーは優れた狩猟の技量を持ち、あらゆる獣の殺し方を熟知している。
【宝具】
『射日異説・簒奪(しゃじついせつ・さんだつ)』
ランク:A+ 種別:対王/対国宝具 レンジ:20~99 最大捕捉:1人
アーチャーとルーツを同じくする弓神の『射日神話』と自身の王位簒奪者としての性質が交じり合い、宝具となったもの。
弓神が天を翔ける九つの太陽を神矢を以て撃ち落とし、その熱と光を奪ったように、
アーチャーの矢は射抜かれた者の権威や権能……サーヴァントであれば宝具やスキルを奪い取る。
奪われた能力は鏃に封じ込められるため、対象は宝具・スキル封印状態となる他、
能力を封じ込めた矢を射ることでアーチャーは一時的にその能力を行使する事ができる。
『封豨修蛇・伯封(ほうきしゅうだ・はくほう)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20~99 最大捕捉:100人
アーチャーが生前に討ち果たした豚のように貪欲で巨猪のように横暴な心の持ち主。
弓神によって討伐された猪の怪物である封豨との関連を見出された、伯封の魂はアーチャーの矢に宿る。
アーチャーの放つ矢が巨大な猪へと変容し、標的に向かって猛進する。
【解説】
中国神話に登場する弓の名手。夏の時代の人物。
ゲイには堯の時代での逸話と夏の時代での逸話が存在し、前者を大ゲイ、後者を「夷ゲイ」や「有窮の后ゲイ」と称して分ける事もある。
但しあくまで同一の存在として見る考えもあり、両者の逸話は混同されたりもする。
大ゲイの主な逸話は太陽を射落とした逸話、数多くの悪獣を討伐したものなどがある。
女性を生贄に求める黄河の神たる河伯の左目を射抜き、その妻で洛水の女神たる洛嬪と結婚した逸話があるが、
これはゲイが洛嬪に恋をしたゆえとも言われ、この逸話から見える性格は夏の時代のものに近い。
(ただし人々を溺れさせたから、龍の姿に変化していたからという見方もある)
夷ゲイの逸話は夏王朝を一時的に滅ぼしたというものである。
ゲイは有窮氏の出身で窮国の諸侯の一族だった。
子供の頃に親とともに山へ出かけたがはぐれてしまい、楚狐父という狩人に保護される。
楚狐父が病死するまでの間育てられ、その間に弓の使い方を習熟し、その後弓の名手である呉賀からも技術を学び取った。
そして弓の腕を使いゲイは勢力を拡大したという。
さて夏の第3代帝の太康は政治を省みず狩猟に没頭していたが、ゲイは夏に対して反乱を起こし、太康を放逐。
夏王朝の領土を奪い、王として立ち、諸侯を支配下に置いた。
しかしその後、伯封を殺しその母である玄妻を娶り、寒サクという奸臣を重用し忠臣を退け政治を省みずに狩猟に没頭していく。
最後は玄妻と寒サクによって相王の8年に殺されてしまった。
最終更新:2026年05月16日 18:13