【元ネタ】史実
【CLASS】
ランサー
【マスター】
【真名】セレウコス1世
【性別】男性
【身長・体重】209cm・161kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
勝利のカリスマ:A
勝利者(ニカトール)と呼ばれたセレウコス1世の、独自のカリスマ。
軍略・勇猛などの効果も包摂した複合スキル。
イスカンダル死後の継承戦争を勝ち抜き、後継者(ディアドコイ)達の中でも最大規模の王国を築いた証である。
友誼の証明:A+
敵対サーヴァントが
精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
Aランクであれば高い確率で同盟を組む事が可能であり、同盟者が所持する財を獲得可能である。
受け継ぎし征服:B
ランサーが征服王のディアデマを拾い王に届けた逸話が、
王権の象徴を手にし、後にランサーが王位を得るという前兆であったという。
ランサーは征服王が持つ勝利を受け継いだ事から、
戦闘時に於けるST判定にプラス補正が掛かる。
【宝具】
『権威を齎す、陽光の指輪(ダクティリオス・トゥ・アポローノス)』
ランク:B++ 種別:対軍/対城宝具 レンジ:0~70 最大捕捉:500人
ランサーの母から授かったとされる太陽神の指輪。
実際には征服王の後継者として周囲に示すために製造した魔術礼装の一種。
内部にはランサーが部下に命じて集めさせた機神文明の残り香であるナノテクが内包されている。
所有者の意思に応じてナノテクが外部に放出しランサーが望む兵装が生成される。
ランサーが好むはセレウコス朝のシンボルである錨、馬、象を模した兵装である。
錨は楔として機能を持ち半径100メートル以内に重力を発生させる。
馬は太陽神アポロンの戦車を模した四頭の馬に牽かれた鎌が付いた戦車でありこの戦車が通った後は草木も残さない灰燼へと帰す。
象は巨躯を有し動くだけで敵対する軍勢を踏み潰す歩く城塞である。
『王の大都(テトラポリス・バシレイオー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
ランサーが部下と共に植民し築いた数々の都市が複合された物を召喚する。
大神ゼウスを守護神とするアンティオキアを心臓部とすることで天空神に由来する神威によって空中に浮遊する機動都市として成立した。
宝具としての効果はアンティオキアのゼウス神に由来する雷霆の限定的な行使、象兵騎兵歩兵などの兵士の召喚などである。
【Weapon】
『無銘・長槍』
ランサーが愛用するマケドニア式の騎槍。
クシュストンとも呼ばれている。
【解説】
セレウコス1世は、アレクサンドロス大王の将軍の一人にして、
死後の継承戦争を勝ち抜き、セレウコス朝シリア帝国を創設した人物である。
その名「ニカトール」は「勝利者」を意味する。
セレウコス1世はマケドニア北部エウロプスに生まれ、父は貴族アンティオコス、母はラオディケと伝わる。
若くして王の侍従に選ばれ、後に将校としてアレクサンドロスの東方遠征に参加した。
伝説ではアポロンの子とされ、錨型の痣を持っていたと伝わる。
セレウコス1世は精鋭歩兵部隊(後の銀盾隊)の司令官を務め、ヒダスペス河の戦いなどに従軍した。
遠征中にペルシャ貴族スピタメネスの娘アパマと結婚し、彼女を生涯の正妻とした点は、他の将軍と異なる特徴である。
アレクサンドロスの死後、セレウコス1世は当初ペルディッカスを支持するが、
その失脚後、紀元前321年のトリパラディソス分割でバビロンの太守に任命された。
しかし強大なアンティゴノスに圧迫され、一時バビロンを追われる。
紀元前312年、プトレマイオスの援助を受けて帰還し、以後東方領土を拡大してペルシャ・
メディアを掌握した。
さらにセレウコス1世はインダス方面に進出したが、マウリヤ朝チャンドラグプタと衝突したが、
後に講和により東方領土を譲渡する代わりに、戦象500頭を獲得した。
これらは後のイプソスの戦いでアンティゴノスを破る決定打となった。
その後も勢力を広げ、コルペディウムの戦いでリシマコスを破り、小アジアも支配下に置いた。
これによりセレウコス帝国は小アジアからシリア、メソポタミア、イラン高原に及ぶ大帝国となった。
彼はアンティオキア、セレウキアなど多くの都市を建設し、バビロンの地位を次第に低下させた。
ヨーロッパ領土獲得を目指しトラキアに渡ったが、紀元前281年にプトレマイオス・ケラウノスに暗殺された。
帝位は息子アンティオコス1世に継承された。
セレウコス1世は、アレクサンドロス大王の後継者(ディアドコイ)の中でも最終的な勝者の一人であり、最大規模の王国を築き上げた。
彼の治世は、ヘレニズム世界における東西文化交流の基盤を成し、後世に強い影響を与えた。
最終更新:2026年05月16日 17:19