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アル=アシュラフ・ハリール

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アル=アシュラフ・ハリール
【性別】男性
【身長・体重】182cm・80kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
傲岸のスルタン:B+
 父が己を王と認めずとも、神が認めると豪語した覇気。
 敵サーヴァントが持つ神の加護や、王属性への特攻能力に高い抵抗力を発揮する。
 高ランクの勇猛、低ランクの精神異常などの効果を包摂した複合スキルでもある。

工作軍略:A
 新兵器の導入や地下坑道を用いた破壊工作といった巧みな軍事的手腕により、十字軍の時代に終止符を打った逸話がスキルとなったもの。
 諜報、破壊工作、軍略を含む複合スキルであり、敵軍をアーチャーが圧倒的有利なフィールドに誘い込む手腕に長ける。

不和の宿痾:A
 自身の意に沿わぬ者を跳ね除ける烈しい気性。
 マスターや他陣営との同盟が決裂する可能性が高まる。
 生前のアーチャーは周囲に強硬な対応を繰り返した結果、奴隷兵士マムルークに暗殺される末路を迎えた。

【宝具】
『逆軍、その名において打ち滅ぼすべし(イスム・アル・アミール)』
ランク:B+ 種別:対物宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
 アッコ砦の包囲線において、使用した攻城兵器に自ら名前を与えた逸話に由来する宝具。
 既存の武器に対して真名を付与し、擬似的な宝具と化すことができる。
 また、アーチャーの生前の逸話ゆえ、その効果は特に投石器に対して強力に発揮される。

【Weapon】
『投石器』
 アーチャーが愛用する大小複数の投石器。
 大型の物は一撃の破壊力に特化しており、中には生前のアーチャーが自ら異名を与えた物も含まれる。
 また、黒い牛(crabohas)の異名を持つ小型の投石器たちはより連射性に優れている。

【解説】
 アシュラフ・ハリールは、エジプトに存在したバフリー・マムルーク朝の第9代目スルタンを務めた人物。
 1262年頃に第8代目スルタンであったマンスール・カラーウーンの次男として生まれたが粗暴な性格であったとされ、長男が死んだ際も父王はハリールに毒殺されたのではと疑い続けており、最期まで次の王としては認めていなかったと言う。
 だが、父の死後スルタンとなったハリールは父王の署名がない叙任書を投げ捨て「父が認めないのであれば、神が認めるだけだ」と語り、自らの正当性を示したとされる。
 ハリールは先王の悲願であったアッコに存在する十字軍要塞妥当の任を引き継ぎ、エジプト・シリア連合からなる騎兵6万・歩兵16万・投石器92騎の軍勢を率いて侵攻を再開、大型の投石器に加えてcrabohas(黒い牛)と呼ばれる連射性に優れた新兵器の投入や、坑道を作成しての地下からの破壊工作によって戦況を優位に進めて行った。
 結局、侵攻の途中で行われた和平交渉も決裂したことで、テンプル騎士団の抵抗も虚しくアッコの城塞は陥落、これによってキリスト教徒によるエルサレム奪還の望みは完全に絶たれ、事実上の十字軍の終焉を齎すこととなった。
 また、終戦後ハリールは捕虜を引き連れての凱旋を行い、アッコから奪った聖アンドレ教会の門を使ってモスクを建設させたとされる。
 だが、決定的な勝利を収めた一方で内部に残る先王派閥との蟠りは残ったままであり、反抗的だった古参のマムルークを処刑したことでさらに事態は悪化。
 粛清を恐れたマムルークによって狩猟中に暗殺され、1293年2月14日にその生涯を終えることとなった。
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最終更新:2026年05月16日 17:16