【元ネタ】史実、『
マーリンの予言』
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】ヘンリー7世
【性別】男性
【身長・体重】180cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
赤い竜の加護によって竜種に由来する高い対魔力を獲得し、A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師では
セイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。
ライダーにしては騎乗能力が高くはなく、実状は宝具により召喚される赤い竜が優秀と言える。
【固有スキル】
フィニス・ドラコーン:A
ウェールズの象徴たる赤い竜を掲げた、戦いで玉座を得た最後の英国王。
ブリタニア最後の竜、その化身たるアーサー王の伝説を復刻し、再利用したもの。
希望のカリスマ:B
予言の成就者として喧伝されたライダーには人々に頼られ、期待されるカリスマが具わっている。
その効果は魔術師マーリンが見せる『夢のような戦意高揚』に近い。
テューダー・ローズ:A
長き渡る戦乱を平定し国力の維持と発展に努めたライダーの功績と精神が具現化したもの。
敵対する人物が戦士もしくは混沌属性を帯びる者に対して有利なステータス上昇の補正をライダーは受け取ることが出来る。
ブリテン島の歴史に於いて凄惨な内戦である薔薇戦争を終わらせた英国王が持つに相応しいスキル。
霊魂の祝福:B
シェイクスピアの戯曲にて、リチャード3世を呪った怨霊たちが、ヘンリーに対しては祝福を与えた逸話の具現。
戦場で倒れた者たちの無念を「魔力」へと変換し、自身の防護壁や
支援魔術として展開する。
航海の庇護者:B
北米大陸の発見者ジョン・カボットを支援した経歴から獲得した『
航海の守護者』と似て非なるスキル。
君主として船にて旅ゆく者たちへの支援を行う。
ライダー自身のカリスマ・軍略スキルとしては活用できないものの、
他者を周囲の人々を賦活させる希望たる
嵐の航海者に仕立て上げることが可能。
【宝具】
『永遠に君臨す赤竜の御旗(ア・ズライグ・ゴッホ)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:100人
ブリタニア列王史に記された、ブリテンを救済する予言の子の伝承。
ライダーこそがその予言の成就者であると喧伝する為に掲げられた、赤い竜が描かれた軍旗。
ブリトン人やウェールズの国土を象徴するこの旗は、掲げることにより敵が齎す破壊の力を相殺する加護の力を発揮する。
起動に用いるリソースはライダー自身の魔力ではなく、ウェールズの守護に身命を捧げた英霊・幻霊を包括する全ての勇士たちの人類史に刻まれた想念や戦いの記録。
それ故にライダーが抱く母国への忠義が尽きぬ限り、旗が齎す加護の力もまた枯渇することはない。
真名解放によって加護の性質を「侵攻」へと反転させ、旗に描かれた赤い竜を召喚。
勇士たちの威勢を結集した強大な膂力や
竜の息吹によって敵陣を制圧する。
【解説】
戦いで玉座を得た最後のイングランド国王にして、テューダー朝の初代君主。
母はランカスター家の血筋を引く貴族、父はウェールズ貴族の末裔だった。
幼少期にランカスター家とヨーク家の権力闘争である薔薇戦争の混乱を経験し、
ランカスター派敗北後、 叔父と共にフランスへ亡命する。
14年間の流浪生活を送る中で支援者を集め、軍を率いてイングランドに上陸し、
ボズワースの戦いでヨーク朝のリチャード3世を倒し、王位を奪取した。
これによりテューダー朝が開かれ、ヨーク家のエリザベスと結婚することで両家の和解を象徴した。
ヘンリー7世の王位獲得には、中世の伝説である『マーリンの予言』が深く関わっている。
この予言は、ジェフリー・オブ・モンマスが著した『ブリタニア列王史』に記されており、
赤い竜(ブリトン人)が白い竜(サクソン人)を倒すという内容で、
抑圧されたブリトン人がサクソン人を打倒し、ブリテン島を統一する救世主の到来を予言した。
ヘンリー7世はこの予言の成就者として宣伝され、「予言の子」と呼ばれてウェールズの民衆からの支持を集めた。
彼の軍旗には赤い竜が描かれ、上陸時に予言を強調することで正当性を高め、
ボズワースの戦いでの勝利を予言の実現として位置づけた。
これはテューダー朝のプロパガンダとして機能し、王権の強化に寄与した。
統治期には内乱を抑え、財政改革を推進し、税制の強化や貿易奨励により王室の富を蓄え、
外交ではフランスやスペインとの同盟を結び、スコットランドとの平和を維持した。
また、探検家ジョン・カボットの北米探検を後押ししたという。
厳格な中央集権政策でイングランドを中世から近世へ移行させ、経済を成長させた。
ヘンリー7世の治世は薔薇戦争の終結とテューダー朝の基礎を築いた時代として知られ、
イングランドの統一と繁栄の基盤を確立した点で歴史的に高く評価されている。
最終更新:2026年08月10日 17:54