【元ネタ】史実
【CLASS】
ライダー
【マスター】
【真名】ゼノビア
【性別】女性
【身長・体重】168cm・59kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
戦場の華:B
美貌と勇猛さをもって戦場を駆ける華。
ゼノビアの戦う姿は、敵味方を問わず意図せずして精神に影響を与える。
味方は力強く後押しされ、敵は畏怖を覚え、敗北したとしても決して辱められることはない。
精神防御で抵抗可能。
【宝具】
『栄光を有り示す白駝(ガマル・タドモル)』
ランク:D 種別:対陣宝具 レンジ:10~ 最大捕捉:-
ゼノビアが愛用し、死後は魂さえ彼女に捧げた白毛の駱駝。
姿は見えてもそこに実体を持たぬ、蜃気楼の如き駱駝は、
呪刻となる“足跡”のみを残し、これを基点に周囲をゼノビアの領土となす。
既存の陣地、対陣宝具等も判定次第ではその所有権を奪取できる。
『壮烈なる侵略制覇(セプティミア・バト・ザッバイ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:300人
『栄光を有り示す白駝』を実体化させての蹂躙攻撃。
『栄光を有り示す白駝』が獲得した領地から吸い上げた魔力が一定値に達した時使用可能となる。
膨大な魔力を暴風として放出しつつ疾走し、擬似的な嵐を巻き起こす。
領地が大きく“税収”となるマナが多いほどその威力と持続時間は増大し、
広大な国土を治めたならば際限の無い対軍攻撃を可能とするだろう。
『勝り縛す黄金の鎖(アウグスタ・アウレア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
黄金の鎖。失われる事の無かった美貌と威厳の象徴。
拘束により筋力と敏捷がランクダウンする代わりに、
拘束者に対する概念的な干渉を無効化する「不可侵」の概念武装。
これがある限り拘束者には物理攻撃でしかダメージを与えられない。
【Weapon】
『無銘・弓』
パルミラ兵士が使用した弓矢。狩りや戦に使用されたとされる。
【解説】
三世紀、ローマ帝国衰退期にパルミア王国を治めた女王。
著名な諸女王の後継者を自称し、それが誇称とならぬ程の美貌と実力を示した。
「オリエント世界屈指の女傑」「戦士女王」「エジプトの女王」
「最も傑出した敬虔なる女王、セプティミア=バト=ザッバイ」等の異名を持つ。
夫オダエナトゥスの生前より功績を挙げ人々の信頼を勝ち得ていたゼノビアは、
夫が暗殺された後は息子ウァバラトゥスの共同統治者としてパルミラの実権を握った。
彼女はローマの混乱に乗じ、ローマ東部属州の防衛を名目に領地拡大を開始すると
驚くべき速さでシリア、バビロニアから小アジアの全て、それにエジプトを制覇する。
だがその後、皇帝アウレリアヌスの親征を受け、自ら陣頭に立つも大敗し息子を失う。
パルミラへ逃れ籠城するも次第に追い詰められ、ペルシアへと逃亡を図るも失敗。
ローマ市へと連行され、アウレリアヌスの凱旋式で市中を引き回される事となる。
しかしこの時、自らを黄金の鎖で縛った彼女の美貌と威厳とは些かも損なわれず、
逆に市民の心を捉えたという。その後は諸説あり、自殺、病死、首を斬られ処刑、
恩赦を受け社交界で活躍し再婚もして娘にも恵まれ裕福に過ごした、等と伝わる。
最終更新:2014年11月15日 18:40