【能力推察】
- なんらかの手段で肉体の自由を奪い、体をあやつる
- 幻術かなにかで「くーりん」にみせかけていないか→見える位置に「あやつる者」が存在する可能性
- 自分があやつられていたら、「呼吸」を意識してみるとか
【フグ毒】
フグ毒はテトロドトキシンと呼ばれる、超強力な神経毒。致死量はたったの 2mg。解毒剤は存在せず、吐いて毒を排出しようとすると、誤嚥によりさらに死亡率が高まる。血液浄化も無効で、毒を排出促進する方法も、未だ見つかっていない。
主にフグの卵巣や肝臓に存在し、筋肉や精巣にはほとんど存在しない。このため、筋肉のみを使ったふぐ鍋やてっさ、精巣を使った白子揚げでは、中毒を起こすことはないのだ。
さらに、最近の研究で、テトロドトキシンは、フグがせっせと自然界から取り込んで、体内にため込んだものだということが分かってきた。このため、天然のフグより養殖のフグの方が、毒性は低い。
フグ毒の中毒症状は、次の 4段階に分けられる。
I度 : 唇や、舌にしびれ感を自覚。指先の感覚も鈍くなる。
II度 : 手足がしびれる。ろれつも回らなくなるため、この時点で助けを呼ぶことが困難になる。
III度 : 意識はハッキリとしているが、体に全く力が入らなくなる。
IV度 : 呼吸筋も麻痺し、呼吸が止まり死に至る。
恐ろしいことに、死の直前まで、意識は清明のままだ。あくまで、感覚および運動神経のみに作用する神経毒なのだ。組織を破壊したり、脳などの中枢神経を麻痺させたりはしない。
こんなにも恐ろしい毒であるが、毒性は可逆性だ。つまり、死亡の原因となる呼吸筋麻痺さえ乗り切れば、そのうち体内から毒が抜けて、大きな後遺症も残すことはない。中毒を起こしても、適切な人工呼吸を行えば、十分に助かるのだ。
最終更新:2009年06月09日 18:10