X-Relations

クロス・リレイションズ。
表題目は『交差する関係』。

康治達が活躍する時代の数十年前に起こった世界を巻き込んだ戦争、『最後の審判』。



当時『連合軍』と呼ばれるアナトリア皇国が世界を支配していた時代。
連合に反旗を翻そうと、まだ歴史の浅い『桜門』は独自の傭兵部隊『十字軍』を結成する。
隣国『エスト』と『エスパダ』を味方に引き込んでいるものの、その圧倒的不利な状況に変わりはなかった。

若き司令官『鶴谷香澄』の指示の元、桜門は最大の戦地『ニーベルング』への参戦を余儀なくされていた。
結果はおのずと知れていた。
数で圧倒的有利に立つ、連合に彼女の率いる部隊はほぼ全滅。
敗走しつつあった。


―されど、運命はこのときから徐々に・・・

―変わり始めようとしていた


『彼らを・・・出しましょう』

二人の青年に対し出される、出撃命令。
二つの閃光の嘶きとともに、
世界に対し名も知れない二人の存在は、その日から一人歩きし始めた。

1人は『剣の担い手(エースオブソードマスター)』
そして、もう1人・・・。


銃を構える彼の眼の色は朱。
史上最強の執行者



交差する現在・過去、そして子へと受け継がれる戦いの運命の序章。



―世界のために戦うことを宿命付けられた一人の少女と

―その少女を護る一人の少年


―そうして紅き翼は、覚醒のときを迎える。

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最終更新:2008年02月23日 15:47