二話 ドラグニルとジン

「ほう、そういう事か って言ってもよく分からない話だが」
「あなたには理解できないと思ってましたが・・・ふぁー」
自分でもこの状況を把握できてないドラグニルは気持ち良く伸びをした
「で、どうするのか?」
「とりあえず、ここで生活していく他ないですね」
「そういえば、アオアシラドスジャギィ。もしやこいつハンターとして生活させるのも良いかもしれんな・・」
村長がつぶいやいていた
「ん?なんですか?」
「あーいやいや、さっきの話を聞いてたら、君、ハンターやってみたらどうだ?」
「って!元々やってますって!信じてくださいよ」
「まぁ。この村にも何人か新米ハンターはいる。もう1回、訓練所で初心者訓練をしてくることだな」
「分かりましたよ;;」

ドラグニルは村長と共に訓練所へ行った

「ほう、スレイヤか。お前がここに来るとは珍しいな」
「あぁ、ちょっとこのハンターになりたい者を初心者訓練から初めてほしいのだ」
「だから、ハンターでしたって・・」
ドラグニルが小さくつぶやく
「ハッハッハ。そこの少年、名は何だ?」
「え、えっと ドラグニルです」
「うむ、良い名だな。ちょうど良い所にお前と同じようにハンターになりたい者がいるぞ」
「フッ。せいぜい、俺の足、引っ張るんじゃねーぞ」
「な、何だよ・・」
「俺の名はジン。お前ドラグニル、といったか?」
「うん、そうだけど」
「武器は何を使ってるんだよ?」
「え、ランスだけど・・じゃあ、そっちは何だよ」
「俺はヘビィボウガンさ!なんてったって、遠距離からしゃがみ撃ち!正に天下一品だ!」
「おいおい、自己紹介は終わったか?では早速、簡単な訓練に行くぞ!」
「ドラグニル、私は帰るからな。頑張るんだぞ」
「はい!」
「では行こう!」




最終更新:2011年09月25日 20:36