七話 覚醒の謎

俺はベッドの中で色々考えてみた・・・
「もしやこの【覚醒】はスキルの効果じゃないかな?明日加工屋のおじさんの聞いとこ。」
そして翌朝俺は加工屋のおじさんに話を聞くと・・。
「かくせぃぃ??なんじゃそりゃぁ?わしゃぁ街の加工屋で修行してたけど
 そんなぁスキル聞いたこともないじゃきにぃ。」
「そうですか・・・。ありがとうございました。」
加工屋を後にすると俺は再び考えた。
「スキルじゃないとすると・・・何なんだ?
 ジンが言ってたけど極一部の人間が発動できる技だろ?そもそもなんで俺なんだ?
 ん~~わかんねぇ!考えれば考えるほど分かんなくなる・・・。【覚醒】か・・いまは考えない
 ことにするか。」
俺は【覚醒】のことを考えるのをやめ、自宅に戻った。
「少し気分転換に渓流の素材ツアーにでも行くか生肉きれてるし・・・。」
俺はピッケル、虫あみを持って素材ツアーに向かった。
「まずは生肉十個とってくるか・・・あれ?ガーグァがいないここは一番エリアだろ?
 じゃ九番かな?」
俺は九番エリアに行くとガーグァがいた。
「お、いたいた・・よし、それ突きだ!。」
俺は九番にいたガーグァをすべて倒した。
「よし剥ぎ取りだ。・・・・よしこれで生肉十個だな。あ、そうだ虫あみあるんだむしもとっと  こ。」
そうして俺は渓流の採掘エリア、採取エリアを回り、拠点にいた。
「よしこれでいい気分転換になったな。後はネコタクチケットを納品して村に帰るだけだな。」
そうして俺は村に戻った。
「ドラグニルようやく戻ったか!」
なぜかジンがそう言ってきた。
「え?なにがあったの??」
「驚くなよさっきジンオウガが渓流に現れたって
 観測所の人たちが村長に話してたのを聞いたんだ。」
「な、なんだって!?そ、そんな、俺まだ一人でロアルドロス倒してないんだよ!?」
「んなこと言ってる場合じゃないぞ。あ、あとさっき村長が呼んでたぞ。
 何か話があるみたいだけどたぶん俺らにあいつを討伐してきてほしいって言うんだろうよ。」
「わ、わかった準備したら行くよ。」
俺は家に戻ると支度をして村長のいる集会浴場に行った。
「村長今来ました。話とはなんですか?」
俺は村長にそういうと村長はこういった。
「来たか。もう村にも流れてると思うがさっき渓流にジンオウガが現れた
 それをお前たちに討伐してほしいんだ。」
「やっぱりそうだったのか・・・。で、でも村長俺まだロアルドロス倒してないんですよ・・。」
俺はそういうと
「なぁに今すぐにとはいわん。だから大丈夫だ。」
 「そ、そうですか。分かりました。」
大変なことになった・・・俺はこう思った
「俺に出来るのか・・俺が倒せるのか・・・。いや、俺には友がいる。仲間がいる!
 そうだやればできる!俺は倒すぞ!!待っていろジンオウガ!」
これで俺の目的はジンオウガを倒すことになった。





最終更新:2011年02月20日 23:52