【結果】らんらら祭マウサツ奇譚!? 2005年02月18日

●らんらら祭……?
 さて、こちらはマウサツ大通り。日頃から多くの人で賑わうこの大通りですが、
今日の混雑振りは特別ですねぇ。『らんらら祭』と言う事で、マウサツの

護衛士さんたちから異国風の手作りお菓子が振舞われると聞いて、

大勢のマウサツっ子が集まって来ているようです。
 このお祭り騒ぎに乗じて、屋台もちらほら出ています。
どうやら、マウサツの皆さんも永らく娯楽に飢えていたようですね。
 それでは、お祭りの様子を実況するとしましょう。(誰?)
「さぁ、配りまくりますよ~?」
 早速、集った人々にお菓子を配っているのは、直撃の撲殺姫・カヤ(a13733)さんです。
自らの『手作り』はデンジャラスとの事で、今回は配る係りに専念するとの事ですね。
どんなお菓子を作るのか、少々興味もありますが……(ぉ)
 と、とにかく配りまくっちゃってくださいね~☆
「みんな、これからもよろしくね♪」
 そう言いながら集ったマウサツの皆さんにお菓子を配っているのは、
愛と情熱の獅子妃・メルティナ(a08360)さんですね。見事な義理(以下検閲削除)
「はぁい、お菓子を配りますねぇ~」
 のんびりとした口調でみんなにお菓子を手渡すのは鈍角の狩人・ルイーナ(a03592)さん。
初めて目にする異国のお菓子に、マウサツの皆さんも興味津々?
「この国の未来を担う、子供たちに♪」
「鬼や戦乱に挫けず、明日への夢と希望と一緒にね」
 集った子供たちに声を掛けながらお菓子を配るのは、侍魂・トト(a09356)さんと
森療術士・フィルレート(a09979)さんです。もらったお菓子を一口食べて、

美味しいと目を輝かせる子供たちに、その思いが届くといいですね☆
「慌てなくても沢山ありますよ」
 作るのは苦手と配る側に回った夜葬紅華・シロ(a10644)さんもチビッコたちに

囲まれて大忙し!?
「子供たちも喜んでくれてますね♪」
 嬉しそうにお菓子を食べる子供たちの笑顔を見て、緑珠の占花・ココ(a04062)さんも思わず微笑んでいます。
「年に一度のランララだからねぇ、今年は楽しませてもらおうかな☆」
 徹夜明け紅茶王子・デュラシア(a09224)さんは街の人たちの中に入って、

このお祭り騒ぎを楽しんでいるご様子。
存分に楽しんでくださいね♪
 おや、あちらの方が騒がしいですね。何かのアトラクションでしょうか!?
「悪ィ子は居ねがァー!」
 おっと、駆逐官・キヨミツ(a12640)さんが謎のなま●げに扮して、お菓子片手に

チビッコたちを追い掛けていますねぇ。何か、お祭りの趣旨と違うような気もしますが???
「ヘ~ル~ズ●ンララ~~~!!!」
「メ~ルヘン♪ ランララ祭の本当の楽しみ方を教えてあげましょう~♪」
 おっと、そんなキヨミツさんの前に現われた出張嫉妬団員(仮称)の2人、
らでぃかる悪なーす・ユイリン(a13853)さんと大あんこ熊王・ティータ(a13708)さんが
謎のなま●げを瞬殺ッ!?
「て、鉄布団たたき……って……何……」(がくり)
 どうやら、キヨミツさんは完全に沈黙です。(ぉ)
 この街頭アトラクション(違)を見物していた観衆たちの間からも、やんやの喝采が上がっています♪
「は~い、セサミクッキーチョコですよ~☆」
 宿命(大嘘)の戦いに勝利したユイリンさんから特製の異国のお菓子をもらって、チビッコたちも大満足☆
 しかし、見物していたマウサツの皆さんが何かランララ祭を誤解をしていてる様子なのが
少し気になりますが……
「――お菓子、食べてくれ……」
 一方、郊外にお菓子の振る舞いに向かっていた遥碧の邪竜導士・シェンド(a09748)さんですが、
歓迎されているようですね。全然迷惑なんかじゃないですよ~☆
 賑やかなお菓子配りはまだまだ続いている様子ですが、こちらからの中継は以上です。(だから誰?)


●手作りお菓子教室(上級編)
 こちら、手作りお菓子教室の特設会場では、マウサツの知恵袋クラノスケさんの御協力で、
マウサツ伝来の甘菓子の手作り教室と礼法教室が開かれています。
「礼儀作法には少々興味があります」
「この国には礼が足りんと、話も出来ない相手が多いからな。勉強させて戴こう」
 早くも深淵の魔女・ファリナ(a05105)さんと墓堀屋・オセ(a12670)さんが

特別講師のクラノスケさんに礼法の手解きを申し出ているようですね。
「うむ、よき心掛けでござるな。ここ楓華列島では、茶菓子の食べ方にも

きちんとした作法がござる。まずは、その作法からゆるゆると方々に伝授すると致そう」
「いや……俺は菓子は要らんのだが」
 ええと、オセさん。……諦めてください。(何)
「とりあえず礼儀作法にも興味があるし、お菓子の作り方も覚えたいな。……渡す相手はいないけど」
(涙) ……希望の流星・ルディン(a14167)さん、ドンマイ!
「お菓子は……まぁ、渡す相手なんていないので、自分で処理しますがっ」
 ファリナさんも気にしちゃダメですよ~。(涙)
 さて、お菓子教室の方にも目を移してみましょう。ほう、結構多くの方が来られているようですね。
少し皆さんの意気込みなど聞いてみましょう。
「とにかく、挑戦あるのみ~♪」
 ……永久ニ彷徨ウ夢追イ人・サテラ(a16612)さん、非常に前向きなコメント

ありがとうございます。(ぉ)
「お菓子作り頑張ります♪ 渡したい相手もいますから……」(///)
 なるほど。信ずる道を歩む泡沫神子・セイル(a11395)さんの作る手作りお菓子、上手く出来るといいですね♪
「マウサツのお菓子には興味あるな。それで作ったお菓子でマウサツの人たちも喜んでもらえたら嬉しいねえ♪」
「……マウサツのお菓子もメニューに入れたら良いかも……。

(ボソ)……わたしにも作り方を……教えてください……」
 いっちょやるかと腕まくりな黒葬華・フローライト(a10629)さんと、密かに茶店の

新メニューの追加を目指す赤誠の武道家・フェリディア(a16292)さんの2人も

やる気満々です。頑張ってくださいね☆
「みんな揃った? じゃあ、張り切って作りましょう~♪」
 主催の採魂の女神・リィーリエ(a10908)さんの号令の元、甘菓子作りが始まったようですね。
本日作りますのは、『かるかん』と呼ばれるお菓子だそうです。
お手元にある材料をお確かめください~☆
「材料は、自然薯とかるかん粉(お米の粉)にお砂糖と水……これだけなの?」
 へえ、と氷雪の御前・ルナール(a05781)さんも興味深げに材料を確認していますが、それだけですね。
「新しいレシピが増えそうです♪」
 早速、お菓子作りを開始する門出の国の夜鶯鳥・マルティーナ(a13778)さんが取り出しましたのは、すり鉢です。まずは、自然薯をすり鉢でとろろ状に摩り混ぜましょう~☆
「お菓子作りは得意ですの♪ 任せてくださいませ、ね♪」
 頼もしいセリフは、光を眺めて夢を見てー祈璃の・トゥルース(a08397)さんですね。
先のとろろ状の自然薯に水を加えつつ、砂糖とかるかん粉を混ぜ合わせて行きます。
ダマを残さないようにするのがコツだそうですよ☆
「ここで泡立てた卵白を加えると言う技法もござるが、先の材料のみを使うのが基本でござろう。後は、これを濡れ布巾を敷いた型に流して蒸すだけでござるな」
 ここで特別講師のクラノスケさんが、お菓子作りのアドバイス? 

ひ、ひょっとしてクラノスケさんがお菓子作りの講師もするのですか!?
「勿論でござる。さて、この『かるかん』と言う甘菓子でござるが、

ふんわりと柔らかい食感が一番の特徴でござるな。口当たりのいい甘味に

自然薯の風味も加わって、なかなか味わい深い甘菓子でござるぞ」
 それは、出来上がりが楽しみですね♪ って、クラノスケさんにそんな特技があったとわ……(汗)
「蒸し上がるまで時間があるわね。抹茶と柿の種があったわよね。抹茶は生チョコで、柿の種には~セミスィートなチョコをコーティングしようかしら♪」
 以外といけるんだけどな~と微笑む幻月の陽炎・クローディア(a01878)さん。
後で皆さんにも振舞ってくださいね☆
 そうこうしている内に、最初の『かるかん』が蒸し上がったみたいですねぇ。
さてさて、出来栄えの方は……
「わぁ、真っ白です♪」
「あら、綺麗なお菓子ね」
 型から取り出した『かるかん』の出来を見てマルティーナさんとルナールさんも感嘆の声を上げています。
確かに見た目も綺麗で中々の出来に見えますね。しかし、お菓子は味が命。

さて、そちらの方は?
「うん、美味しいっ♪」
「甘い……これなら喜んでくれそうだよ」
 親指ぐっと立てて、サテラさんがにかっとグッジョブ判定を出したのに続いて、

セイルさんもにっこり笑って頷いています。どうやら、お味の方も花丸の

出来なようですね♪
「うむ、いい出来でござるな。しかし、菓子の道は1日にして成らず。

更なる高みを目指して、日々精進致すがよかろう。さて、某は引き続き

礼法の講義を行うと致そうか。菓子作りで聞きたい事があれば、遠慮なく聞きに

参られよ。無論、講義を受けたい者も大歓迎でござるぞ」
 クラノスケさんお疲れ様でした。引き続き礼法の講義、頑張ってくださいね♪
 そろそろ時間となりましたので、手作りお菓子教室の会場からの中継を終わります。
それでは皆さん、ごきげんよう!(ホントに誰だよ!?)

●後日談♪
 異国のお祭りと言う事で、始めはおっかなびっくりな様子で遠巻きに眺めていた

民衆たちも、美味しいお菓子を貰って無邪気に喜ぶ子供たちの笑顔に誘われてか、

次第にお祭りの輪に加わり、マウサツの街は楽しげな雰囲気に包まれてゆく。
 気が付けば、護衛士たちに倣って手作りお菓子配りが其処彼処で始まっていた。異国のお祭りを楽しみ、親しい者に心ばかりの手作りのお菓子を贈る心。異文化を超えての交流はマウサツの民衆にも受け入れられた様子である。
 お菓子教室や地元の有志から差し入れられた追加の手作りお菓子も追付かなくなるほどの大盛況の内に『らんらら祭』は幕を閉じた。
 その後、マウサツの民衆の間では『悪い鬼を追い払って親しい人にお菓子を

配る異国のお祭り』の噂話で持ちきりだったと言うが、その真偽は定かではない。

【END】


最終更新:2007年05月07日 02:49