情報文章】アオイサガへの援軍 2005年10月13日
サコンです。
先程、カザクラのイズミさんから連絡があり、トオミフジ州は
アオイサガの国で何か大きな異変が起こる事を霊査にて察知されたとの
報告がありました。
恐らくは鬼、もしくはそれに匹敵する強大な敵との間に大きな戦いが
起こるのではないかと予測されます。
この異変に伴って、カザクラでは戦力を整えるべく各地から援軍を
集めているらしいのですが、ジリュウ側がアルガ領との国境周辺に
トキタダ公を配している現状では、マウサツから大掛かりな援軍を派遣する事は
難しいかと思われます。
ですが、幾つかの問題を解決したならば、マウサツで大掛かりな援軍を
編成してカザクラの救援へと向かう事も不可能ではありません。
以下に、現状考え得る援軍派遣に関する幾つかの方策に付いて、
長所と短所を説明して提案致します。ただし、これらの方策に付きましては、
アオイサガまでの道程を考慮に入れなければなりませんので、
厳しい時間的制約が科せられる事となります。
その辺りの事も充分に考慮しての判断をお願い致します。
1.一時マウサツ護衛士団を辞してカザクラへと向かう(タイムリミット:なし)
文字通り、一旦マウサツ護衛士団を抜けてカザクラの隊員として志願して
戴きます。
一番現実的かつ確実な援軍となりますが、余り多くの方が向かわれますと
マウサツでの有事の際に戦力不足に陥る可能性がある事や、援軍に向かわれた
皆さんが今後暫くの間はセイカグド方面で起こった異変に関わる事が
出来なくなるなど幾つかの問題もあります。
この選択に関しましては、護衛士の皆さんの個々の判断にお任せ致します。
【難易度:易 派遣勢力:変動 マウサツ危険度:同左 懸念事項:ジリュウの動向】
2.トツカサの国に援軍を頼む(タイムリミット:10/16)
ライオウ公の下へと使者を派遣し、トツカサの同盟入りを前倒しにして
戴いた上で、武士団を援軍として派遣して戴きます。トツカサとも繋がりの
深いカザクラに対しての援軍である事や、万一の場合には天子様の住まう
キナイにも及びかねない有事である事を強調出来れば、説得も可能では
ないかと思われます。ジリュウへの押さえもありますので、トツカサ側に
援軍派遣の余裕がない可能性も少なからずありますが、やはり最大の問題は
ライオウ公を如何にして説き伏せるかと言う事になるでしょう。
ただし、マウサツ側の戦力を直接送れる訳ではありませんし、トツカサ側の
戦力が一時的にでも減退する事によって、ジリュウ勢が何らかの行動を起こす
可能性も充分に考えられますので、この選択を選ぶ際には
細心の注意が必要でしょう。
ちなみに、トツカサの同盟入りが前提になる理由ですが、現状でカザクラに
援軍を派遣する為にはどうしてもキナイ州を通り抜けねばならず、
天子様からキナイ入りの許可を戴いた同盟の冒険者以外の者を彼の地に
招き入れる事は、大変な越権行為に繋がるからです。ご参考までに。
【難易度:やや難 派遣勢力:? マウサツ危険度:小 懸念事項:ジリュウの動向】
3.トキタダ公に援軍を頼む(タイムリミット:10/15)
トキタダ公の元に使者を派遣し、アオイサガへの援軍として力を貸して戴きます。
過去のトキタダ公の言動などから察するに、強敵との戦いである事を示唆したり、
自身の力を高める事にも繋がると強調する事が出来れば、口説き落とす事も
不可能ではないでしょう。
また、トキタダ公をジリュウと決別させる事が出来れば、ジリュウ側の国境警備が
手薄になる上に戦力も大きく減衰しますので、マウサツから直接大規模な援軍を
派遣する事も可能となります。
ただし、寝返りに際しての条件面での折衝や護衛士の皆さんの感情的な問題、
過去のしがらみなど、多くの問題が山積みとなっています。
しかし、説得に成功すれば今後のジリュウとの戦いに関しても、
大きな転機となる事でしょう。
尚、ゲート転送の秘事を明かして使用する場合、タイムリミットは2日延長されます。
【難易度:難 派遣勢力:大 マウサツ危険度:極小 懸念事項:トキタダ公の要求】
とりあえず、早急に行なえると思われます活動は以上となります。
どれも一長一短のある提案となっていますが、よろしくご検討戴ければと思います。
此処で予め明言しておきますが、現状ではジリュウ側の動向は不鮮明です。
今後の皆さんの選択次第で、事態は如何様にでも動く可能性があるとだけ
申し上げておきます。残念ですが、霊査も万能ではありませんので。
それでは、余り多くの時間も残されておりませんが、護衛士の皆さんの
ご助力の程、よろしくお願い致しますね。(深々と一礼)