【情報文章】国境の拠点偵察 2006年05月01日
サコンです。
アルガ領とジリュウとの国境周辺部に偵察に出向いていた皆さんからの報告が
纏りましたので、取り急ぎお知らせ致します。
国境の拠点ですが、ジリュウ勢の手によって周囲の見張り櫓の破却が進められ、
砦自体も取り壊されつつある事が判明致しました。
現状、周辺施設の破却及び解体の作業は5割ほどまで進んでいるとの事で、
早急に動かない限りは、国境の拠点の奪還は事実上意味を成さなくなる可能性も
あります。
偵察の結果、国境周辺部に於けるジリュウ勢の警備状況についての情報もある
程度入手する事が出来ましたので、拠点奪還に向けての作戦を立案する事も
不可能ではありません。
但し、国境周辺部にはまだ多数のジリュウ勢が残留しており、
拠点を奪還する為には、最低でも護衛士の皆さんの半数以上が作戦に
参加する必要があるかと思われます。
加えて、拠点を奪還した後、再び国境周辺部の守りの要として機能させる為には、
見張り台や砦など各種周辺施設の再建は必要不可欠であり、かなりの労力、
そして費用を要するだろう事が懸念されています。
今後のジリュウ側の動向にもよりますが、早々に仕掛けるのか、それとも
今しばらく様子を見守るのか、難しい決断を下す必要がありそうです。