サコンです。
本日、トツカサの国より使者が到着し、ジリュウ側との和議に向けた
調停を執り行う事に当たっての正式な要請がありました。
意訳した要請の内容を以下に記していますので、各自ご確認戴けますと
幸いです。
『門出の国マウサツ御中護衛士諸兄方
トツカサより盟友『門出の国マウサツ』の護衛士諸兄方に申し伝える。
我がトツカサは、貴国マウサツとジリュウの国の双方より、和議に向けての
調停の差配を預りしものなり。
此度、両国の和議を仲立ちするに当たり、マウサツとジリュウ双方に対して
国境線に配せし手勢を即刻撤退させる事を要請する。
加えて以降、我がトツカサが執り行う調停の席での協議を終えるまで、
一切の軍事行為を禁ずる事をトツカサ国王ライオウの名に於いて
両国に勧告致す。
また、我が領内のトヨナカの郷にて、マウサツとトツカサの両国より代表を募り、
調停の席を設けるものなり。当地に於いては武器の携帯と一切の戦闘行為を
禁じ、これを破りし者には我がトツカサの名に於いて極刑を与える事を此処に
明言致す。
調停の席は両国の手勢が国境線からの撤退を確認した後、5日から
10日間前後の期間を取る予定とし、双方調停に向けて忌憚なき意見を
取り交わされる事を望む。
途中、我がトツカサより双方の意見の折衷案を提示せし事もあろうが、
両国のみでの解決を切に願うものなり。
尚、期限までに交渉が纏らぬ場合、我がトツカサより最終的な折衷案を
提示致すが、それでも合意に至らぬ場合は調停を断念し、双方に勧告せし
軍事行為の禁止を解除致さん。
マウサツとジリュウの両国に於いては、この書状を受け取り次第、
調停の議に向けて速やかに行動されたし。
トツカサ国国王ライオウ』
今回の調停の席ですが、ジリュウ側は先日マウサツ側に要求して来ました
五つの条項を軸に交渉を進めて来るものと予想されています。
これらのジリュウ側からの要求に対して、どのように対応すべきなのか、
色々と検討を重ねておくべきかも知れません。
今後も護衛士の皆さんのお力添えの程、よろしくお願い致します。