…ところが場面変わって黄月英の私室…
「すやすや…コチン!Σ、
あいた!ん~?疲れて寝ちゃってたよ~。むゅ~?なんだろ~、コレ?『丙の二十一』?」
寝呆けた月英のなかで過去の記憶がよみがえった。
「た~いへ~ん!この歯車ないと風止まらないよ~。どうしよう。黄式物質転送装置は今は壊れてるし…。んもぅ!亮ちんがいけないんだよ!こないだ関平ちんにお茶出す時試そうって言ってお茶撒いちゃうから!も~、あっそうだ、この手があるかな!?」
おもむろに鳥小屋に向かう月英
「どれかな、どれかな?こないだ捕まえた虞翻ちんの小鳥。いた!この子とこの子。よかったね~焼き鳥にならなくて~。じゃあ小鳥さんに歯車付けて、あとは手紙を添えて…それ、いっちゃえ、いっちゃえ!ちゃんと虞翻ちんに届けてよ~お願いだからね~。」
ばさばさと呉に向かって小鳥が二羽飛び立っていった今ならまだ間に合う。
頑張れ小鳥たち!
最終更新:2006年12月13日 14:41