題名 |
出版社 |
著者 |
初版 |
危険度 |
内容 |
あしをあらおう! |
どーなっつ文庫 |
ますだていいち |
不明 |
2 |
どーなっつ文庫による謎多き本。 |
あほろくの川だいこ |
ポプラ社 |
作 岸武雄/絵 梶山敏夫 |
1974年 |
4 |
主人公が最初から最後まで報われない胸糞悪い物語。なかなか考えさせられる内容である |
いちにちおもちゃ |
PHP研究所 |
作絵 ふくべあきひろ |
2009年 |
2 |
おもちゃになりきった姿が… |
いちにちじごく |
PHP研究所 |
作絵 ふくべあきひろ |
2017年 |
2 |
2000年まっさかさま地獄の背景が。 |
いるのいないの |
岩崎書店 |
作 京極夏彦・絵 町田尚子 |
2012年 |
3 |
内容が明らかに子供向けでない |
おしいれのぼうけん |
童心社 |
古田足日と田畑精一 |
1974年 |
1 |
有名な絵本だが、内容がホラー。ねずみばあさんのイラストも微妙に怖い |
おとなになれなかった弟たちに... |
偕成社 |
米倉斉加年 |
1983年 |
2 |
太平洋戦争中の日本が舞台の鬱エピソード。中1国語の教科書にも掲載されている |
おろしてください |
岩崎書店 |
有栖川有栖 |
不明 |
2 |
主人公が乗った列車の乗客や車掌がかなり気持ち悪く、結末も救いようがない |
かちかち山(原作) |
|
日本民話 |
室町時代? |
2 |
猟奇的すぎるたぬきさんのいたずらと、容赦なきうさぎさんの仇討ち |
かぼちゃごよみ |
福音館書店 |
作 谷川俊太郎/絵 川原田徹 |
1990年 |
2 |
12ヶ月ごとに詩と印象的な絵が描かれている。8月のページは髑髏の集合体の絵に注意 |
かわいそうなぞう |
金の星社 |
作 土家由岐雄・絵 武部本一郎 |
1951年 |
2 |
太平洋戦争中の上野動物園での3頭のゾウの運命は… |
ギャシュリークラムのちびっ子たち |
河出書房新社 |
作絵 エドワード・ゴーリー、柴田元幸訳 |
2000年 |
2 |
abc順に子供が死んでいく話 |
くずかごおばけ |
童心社 |
せなけいこ |
1975年 |
1 |
「ねないこだれだ」と同じ作者さんが作った本。屑籠から黒い手がニョキッと生えて子供を襲うシーンは小さい頃に見たら確実にトラウマもの |
くもだんなとかえる |
ポプラ社 |
作 松谷みよ子/絵 田島征三 |
1969年 |
3 |
アフリカ民話を題材としたもの。あまりの絵の怖さに僅か一週間で発禁となったことで有名 |
ケチャップマン |
ブロンズ新社 |
鈴木のりたけ |
2008年 |
2 |
どんよりとして世界観と衝撃的なグロ描写 |
ごんぎつね(又はごん狐) |
各出版社/小4 国語教科書(下) |
新美南吉 |
1932年 |
1 |
小学校における国語の教科書屈指の鬱ラスト童話。 |
絵本 地獄 |
風濤社 |
白仁 成昭ら |
1980年 |
5 |
千葉・旧安房郡延命寺秘蔵地獄絵巻をフルカラーで掲載し、死の恐ろしさと命の大切さを説く。子供向け絵本とは思えないほどの流血・欠損描写の数々にトラウマ不可避 |
ストライプ たいへん! しまもようになっちゃった |
らんか社 |
デヴィッド・シャノン |
不明 |
3 |
皆に嫌われている「リマ豆」という風変わりな豆が好物だが食べたいのを我慢している女の子が、ある日突然虹色のストライプ模様になってしまう。ここまでならまだしも、話が進むに連れどんどん狂気的な姿に変貌していき… |
せかいいちうつくしいぼくの村 |
ポプラ社 |
小林豊 |
1995年 |
2 |
平和な村で暮らす親子の心和む物語。そして衝撃のラスト |
だから? |
らんか社 |
作・絵: ウィリアム・ビー/訳: たなかなおと |
2008年 |
2 |
テレビでも取り上げられたことがある。お父さんが何を見せても息子から「だから?」としか返ってこず… |
たべてあげる |
教育画劇 |
作 ふくべあきひろ・絵 おおのこうへい |
2009年 |
2 |
少年の小さな分身に嫌いな食べ物を与え続け、最後には… |
だまちゃん |
架空社 |
竹内 通雅 |
2004年 |
2 |
この漫画のキャラとは無関係。猫のだまちゃんが色んな生き物の体の一部を交換していく上に、終盤ではトドやワシといった生き物の体の一部を貰っていく。結果、最終的に化け物のような姿に… |
ちいちゃんのかげおくり |
各出版社/小3 国語教科書(下) |
あまんきみこ |
1982年 |
2 |
幼い少女に容赦なく降りかかる戦火、悲しすぎるラストシーン |
チコタン |
カワイ出版 |
作 蓬莱泰三 |
1995年 |
2 |
片想いの少年がチコタンという少女にプロポーズするが…衝撃のラスト |
どこいったん |
クレヨンハウス |
作絵 ジョン・クラッセン 訳 長谷川義史 |
2011年 |
1 |
嘘をついたウサギを… |
なおみ |
福音館書店 |
作 谷川俊太郎・写真 沢渡朔 |
1982年 |
2 |
エロティックで幻想的な人形怪談 |
ねないこ だれだ |
福音館書店 |
せなけいこ |
1969年 |
1 |
長きにわたって愛される、みんなの とらうま。 |
のにっき:野日記 |
アリス館 |
近藤薫美子 |
1998年 |
2 |
絵本版九相図 |
ノンタン がんばるもん |
偕成社 |
キヨノサチコ |
1998年 |
2 |
ノンタンのあまりにも痛々しいケガの描写 |
灰かぶり猫 |
|
ジャンバッティスタ・バジーレ |
1634年? |
2 |
「シンデレラ」の原作。シンデレラは冒頭でいじわるな母親を殺してしまう。 |
パパママバイバイ |
日本図書センター |
早乙女勝元 |
1984年 |
1 |
横浜米軍機墜落事故を題材とし、題名は犠牲となった男児の最期の言葉だという |
ピカドン |
ポツダム書店 |
丸木位里、赤松俊子 |
1950年 |
3 |
広島の原爆投下が生々しく綴られている |
ひろしまのピカ |
小峰書店 |
作/絵 丸木俊 |
1980年 |
3 |
表紙から怖い。広島原爆を綴ったもの |
まちんと |
偕成社 |
作 松谷みよ子/絵 司修 |
1983年 |
2 |
題名は「もうちょっと」という意味。少女が原子爆弾で被爆し、トマトを欲しがりつつも、死んでいく |
まっかっかなむすめがまどからのぞいている |
福音館書店 |
編 木乃美光/画 正田嬢 |
1973年 |
2 |
内容自体は物語ではなく、なぞなぞ系なのだが、絵が多少の子供がトラウマになる程不気味に作られている。 |
まんぷくでぇす |
PHP研究所 |
長谷川義史 |
2004年 |
3 |
内容は父と母と息子が様々なレストランで食事を楽しむのだが物語中盤で子供向けとは思えないグロ要素がある |
もじゃもじゃペーター |
福音館書店 |
ハインリッヒ・ホフマン |
1845年 |
2 |
苛烈すぎるお仕置きの数々 |
りんご だんだん |
あすなろ書房 |
小川忠博 |
2020年 |
2 |
リンゴを1年間放置して段々腐っていく様子を紹介している。 |
わかってほしい |
クレヨンハウス |
MOMO |
2003年 |
2 |
赤い背景でテディベアがボロボロになっていき、二つの感情を交えた短文で構成される。 |
わたしのいもうと |
偕成社 |
松谷みよ子 |
1988年 |
2 |
終始に渡り救われない内容。ある少女が転校先でのいじめにより心を閉ざされた上、存在まで忘れられ、ひっそりと孤独死する。ラストのメモは無念の極み。いじめとは悲しく愚かな行いで、どのような悲劇に至るのかを理解するには読むべき |
わたしのせいじゃない せきにんについて |
岩崎書店 |
レイフ・クリスチャンソン |
1996年 |
4 |
「いじめと責任」という重いテーマを扱った本。なかなかグサっとくる内容だが、原本では最後にとある写真が掲載されている |
悪い本 |
岩崎書店 |
宮部みゆき |
2011年 |
3 |
おもちゃを大切に |
題名 |
出版社 |
著者 |
初版 |
危険度 |
内容 |
悪魔の詩 |
新泉社 |
サルマン・ラシュディ、五十嵐一訳 |
1988年 |
2 |
内容には問題はないが、この本がきっかけで世界的な殺人事件までに発展した |
アフターマン |
旺文社ほか |
ドゥーガル・ディクソン |
1981年 |
2 |
人類が絶滅した5000万年後の未来を支配する動物達の姿を予想して描いた本。 同作者の『マン・アフター・マン』と比べて比較的穏当な内容であり、何度も再販されているが、検索すると『マン~』の未来人類達の画像も出てくる為注意が必要 |
アンチオイディプス |
河出文庫他 |
ドゥルーズ,ガタリ |
1972年 |
2 |
精神分裂症(後の統合失調症)患者にインスピレーションを得て書かれた哲学書、発表当時誰一人全く理解できず作者が追加で膨大な解説書を用意するはめになった奇書。作者が自殺した現在も完全には理解されていない。 |
縊死体 |
新潮社 |
夢野久作 |
1933年(探偵クラブ・掲載) |
1 |
まさかの結末 |
穏健なる提案 |
? |
スウィフト |
1729年 |
3 |
カニバリズムの観点から書かれたアイルランド困窮に対する風刺書 |
眼球譚 |
河出文庫(初稿) |
ジョルジュ・バタイユ |
1928年 |
3 |
生々しい性的描写が続く本。排泄やネクロフィリアといったアブノーマルな描写も登場するため苦手な方は注意 |
カメの甲羅はあばら骨 |
SBクリエイティブ |
川崎悟司 |
2019年 |
2 |
古生物イラストレーターの川崎悟司氏が、動物の骨格を人体になぞらえて描いた本。翌年には続編の『サメのアゴは飛び出し式』も出版された |
完全自殺マニュアル |
太田出版 |
鶴見済 |
1993年 |
3 |
「いざとなれば死ねるので気楽に人生を歩もう」というテーマで大ヒットした問題作。前向きな気持ちになれるが、読者から自殺者も出ているため人に勧める場合は自己責任で。群馬県では有害図書に指定 |
危険な1号 |
東京公司 |
青山正明編 |
1995年初巻発行 |
3 |
編集者の青山初め寄稿者が自殺や殺害されていたり酒鬼薔薇聖斗が愛読者だったりと曰く付きのムック本。全4巻。内容も犬の捌き方や調理方法、違法薬物の詳細な説明、ゴミを漁って下着入手、死体性愛・獣姦ビデオを画像付きで紹介等過激極まりない。 |
クチュクチュバーン |
文春、文藝 |
吉村萬壱 |
2002年 |
2 |
全人類がいきなり形状変化しだすという設定の小説。異形に変化し結合し殺戮しあう生々しい描写が文章の大多数を占める。 |
クラッシュ |
創元SF文庫他 |
J・G・バラード |
1973年 |
2 |
自動車事故に欲情する男女複数人が集まって妄想したり実際に事故を起こしたりしてセックスする官能小説。ほとんどの登場人物が悲惨な結末を向かえる。 |
消された一家 |
新潮社 |
豊田正義 |
2005年 |
4 |
北九州連続殺人事件に関する取材や供述調書を元に、当事件を纏めた本。洗脳による監禁・奴隷化から家族一人一人が互いに残虐な手口で殺し合う凄惨な顛末を載せている |
校門の時計だけが知っている 私の 「校門圧死事件」 |
草思社 |
細井敏彦 |
1993年 |
2 |
教師の閉めた校門に挟まれた女子生徒が亡くなった事件に関する本。事件当時の現場の状況が生々しく記されている箇所がある |
コデックス・セラフィニアヌス |
フランコ・マリア・リッチ出版社 |
ルイジ・セラフィーニ |
1978年 |
2 |
意味不明な挿絵 |
殺し合う家族 |
徳間文庫 |
新堂冬樹 |
2009年 |
3 |
北九州連続殺人事件をモデルにしたと思われるクライムノベル。人間の尊厳を踏みにじる凄絶な拷問描写の連続、救いなどないラスト |
櫻の樹の下には |
中央公論社 |
梶井基次郎 |
1968年 |
2 |
ある狂った男の妄言。「桜の樹の下には」とも |
死体のある光景 Death Scenes |
第三書館 |
ジャック・ハドルストン、キャサリン・デューン他 |
1998年 |
5 |
死体が載っている本 |
獣儀式 |
幻冬舎アウトロー |
友成純一 |
2000年 |
2 |
死がなくなった世界で延々と地獄から来た鬼に拷問、生きたまま死姦される。スカトロ描写あり。 |
虱 |
各出版社 |
芥川龍之介 |
1916年 |
2 |
虱(しらみ)を懐へ入れて暖を取る男の話。最終的に虱を食べる男と大喧嘩になる。 |
水滸伝 |
各出版社 |
施耐庵 |
1989年 |
3 |
言わずと知れた長編小説。エグい描写がたっぷり |
図解アリエナイ理科ノ教科書 |
三才ブックス |
薬理凶室 |
2004年 |
2 |
理科の面白さと危険性を紹介する本。しかし内容があまりにも過激すぎるため12県で有害図書指定された。 内容が古くなったり、メンバーの一人がしょっ引かれたり等した結果か現在は絶版になっているが、主要メンバーは今でも元気に活動を続けている |
世界怪奇実話 |
各出版社 |
牧逸馬 |
1929年 |
4 |
世界の猟奇的な殺人事件を紹介した実話集 |
でっちあげ |
新潮文庫 |
福田ますみ |
2010年 |
1 |
一人の少年の虚言から生まれた後味の悪い実話 |
九十九十九 |
講談社 |
舞城王太郎 |
2003年 |
2 |
主人公が警察幹部に目を潰され眼姦される。 |
動物農場 |
各出版社 |
ジョージ・オーウェル |
1945年 |
1 |
動物自身が経営する農場を舞台に独裁政治を描写した小説 |
ドグラ・マグラ |
角川文庫 |
夢野久作 |
1935年 |
1 |
読めば精神に異常をきたす日本三大奇書 |
図書館版 新・今「食」が危ない |
学習研究社 |
|
2000年 |
2 |
食べ物についての不安を煽る本。途中、アレルギー性皮膚炎の画像や、ヒ素中毒で皮膚疾患にかかった人の足の画像などがある |
夏の葬列 |
集英社文庫 |
山川方夫 |
1991年 |
2 |
国語の教科書にも掲載された短編小説。戦争の中、主人公「彼」が犯した罪について描かれる。「そして機銃掃射を浴びたヒロコさんの体が、まるでゴムまりのように跳ねるのを彼は目の前で見たのだ。」 |
日本以外全部沈没 |
徳間文庫 |
筒井康隆 |
2002年 |
2 |
「日本沈没」の公式パロディ。日本以外沈没してしまい、世界一偉い人種になった日本人と三等市民の外国人との軋轢を描いた小説 |
人間失格 |
筑摩書房ほか |
太宰治 |
1948年 |
3 |
生まれたときから人間の生活が理解できず、絶望の人生を送る主人公。最後まで報われない晩年の太宰治の作品。 |
人間腸詰 |
? |
夢野久作 |
1936年 |
3 |
セントルイス万博のために日本からアメリカに来た男が受ける衝撃の出来事 |
ねむい |
岩波文庫 |
アントン・チェーホフ |
2008年 |
1 |
ベビーシッターが赤ちゃんを殺してしまう鬱ストーリー |
バッド・チューニング |
早川書房 |
飯野文彦 |
2007年 |
2 |
全面に渡り下品かつ下劣な描写が満載の探偵もの推理小説 |
蜂工場 |
集英社文庫 |
イアン・バンクス |
1984年 |
2 |
性器を半分犬に食いちぎられた少年が精神病院から脱走した兄の影に怯える。父兄弟の主要登場人物全員が狂ってる。 |
瓶詰地獄 |
角川文庫 |
夢野久作 |
1928年 |
1 |
ドグラ・マグラと並ぶ夢野久作の奇作であり、ストーリーも難解かつ鬱。 |
へんないきもの |
新潮文庫 |
早川いくを |
2010年 |
2 |
奇妙ないきもの達をユーモアを交えて紹介。当Wikiに登録されているハリガネムシ、ロイコクロリディウムなども収録。 |
本当は怖い漢字の本 |
|
出口汪 |
2017年 |
4 |
グロ、ホラー描写満載の本。閲覧は注意 |
マン・アフター・マン |
太田出版 |
ドゥーガル・ディクソン |
1990年 |
2 |
未来の人類の進化した姿を予想して描いた本。だがその姿はどれもこれも気持ちの悪い物ばかり。 上記の『アフターマン』に対して本作は一度も再販されておらず(理由については「盗作説」「宗教層への配慮」「作者が黒歴史にしたがってるから」等複数の説が挙げられている)、現在では目玉が飛び出るようなプレミアがついている |
ライ麦畑でつかまえて |
リトル・ブラウン社 |
サリンジャー |
1951年 |
1 |
ジョン・レノンを暗殺したマーク・チャップマンが現場で読んでいたと言われている本。他にも数多くの逸話がある。 |
羅生門 |
各出版社 |
芥川龍之介 |
1915年 |
2 |
言わずと知れた有名な小説。だがその内容は極限状態におかれた人間の心理の変化を痛烈に記しており、読むと鬱になるかもしれない |
連続殺人犯 カエル男 |
宝島社文庫 |
中山七里 |
2011年 |
3 |
カエル男による殺人の描写が生々しい推理小説。 |
1984年 |
各出版社 |
ジョージ・オーウェル |
1949年 |
3 |
国家に生活の隅々まで監視される全体主義社会を描いた小説 |
23分間の奇跡 |
集英社文庫 |
ジェームズ・クラベル |
1981年 |
2 |
新任教師が着任後23分でクラスの児童全員を洗脳する話 |