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  • 正体不明のキノコを食べたらドラゴンになっていました 5.5話

moedra @Wiki内検索 / 「正体不明のキノコを食べたらドラゴンになっていました 5.5話」で検索した結果

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  • エリザ
    世にドラゴンという種族が発見されてから100年。 現在では小さな子供のドラゴンは犬や猫同様に愛玩動物の仲間入りをし、多くの家庭でドラゴンの子供が飼われていた。 その上、10年もすればドラゴンは人語を操り体も人間に比べて非常に大きくなるため、そのままドラゴンと結ばれるという飼い主が少なくなかった。 ドラゴンと結ばれた一部の飼い主達はドララーと呼ばれ、正しい飼い方の浸透していないドラゴンを世に広める役目を担っていた。 いわゆる犬で言うところのブリーダーであり、彼らはドラゴンの子供達によるコンテストを開いたり、全国で講習を行ったりしてドラゴンの飼い主を増やしていたのだ。 もっとも、ドララーの多くはドラゴンとの主従関係が逆転していたのだけれども。 俺は突然降り出した雨に、朝に傘を持って家を出なかったことを激しく後悔した。 カバンを頭上に掲げて大学からの帰り道を急いでいると、電柱...
  • コメントログ
    いわゆる過去ログです。 テスト一応誤字脱字の修正がしやすいようにアップロードではなく直入力で更新していってますので、修正等にご利用ください。 -- up人 (2006-05-18 13 17 20) とりあえず、乙。 -- 名無しさん (2006-05-18 20 45 20) 乙、良くなることを期待しているよん。 -- 名無し (2006-05-19 10 09 28) 乙! -- 名無しさん (2006-05-19 19 49 37) お疲れ様です。早速賑わってきている様子で喜ばしい限りです。一つ提案があるのですが、正式トップページと思われるページが15.htmlであるのが、些か不自然にも感じます。アドレスを削ったhttp //www13.atwiki.jp/moedra/にトップページを移行した方が良いのではないかと思いますが、如何でしょうか?(勿論、何らかの...
  • 裏窓4
    「ねえ。」 「んー?」 「へーさん達、いつ頃になるかな?」 「さあ。」 「先に夕飯食べてる?」 リオンが腕時計を確認しながら言う。 俺も横から覗き込んだ。 「もうそろそろご飯食べてもいいくらいの時間だけど・・・。」 「・・・まあ、それほど時間かかる事じゃないし、先に済ませちまおうか。風呂入るときもその方が楽だし・・・。」 シャワールームとトイレは全員共用なので、全員が決まって利用するような時間帯はものすごく混む。 飯の類も配当制なので、それらしい時間には竜人が殺到するのだ。 「じゃ、貰ってこようか。」 リオンがそう言ったので、俺も付き合うことにする。 テントを出ると、いつもよりも大分竜出が少なかった。 代わりに、午前中に来た人間の集団が一箇所に固まって飯を食んでいる。 テントから竜人と一緒に出てきた俺を見て、怪訝な顔を浮かべるものも多い。 「君さ。」 「ん...
  • 裏窓
    俺の部屋の窓の正面には、ボロアパートと廃墟になったオフィスビルが建っている。 俺はその隙間から見える雲が好きだった。 それはアパートのベランダの格子の隙間を縫うように現れて、向かいのオフィスビルまでゆるく蛇行しながら橋をかけている。 俺は毎日、昼夜問わずその雲を眺めて過ごした。 俺が俺のアパートの俺の部屋に入ったときから、雲の形は変わっていない。 変わる訳が無い。 俺は、本物の雲を見たことが無い。 俺が気に入っている雲は、この町を覆う壁に描かれた絵なのだ。 俺の住んでいる町には、空が無かった。 どこまでも続く壁。 それは、擬似的な地平線からまっすぐ上に伸び、恐ろしく緩やかな曲線を描いて反対側の似非(エセ)地平線へと消えていく。 壁には地面に近いところから徐々に深みを増し、人工光源周辺ではその光源により白さを得て、頸を痛くして反対側に向かうごとに地面に近い色になる見事な...
  • 裏窓5
    ――がしゃん。 目が冴える。 眠れない。 寝るまで黒とイリスの喧嘩聞かされた上に、それ聞いてたリオンは泣き出すし。 おめーらは悪くねえと怒鳴り散らす黒。 多かれ少なかれ責任感じてるときにそーゆーこと言わないで欲しい。 で、その音。 皺だらけの敷物から這いだして、テントの外を窺う。 イリスの背中。 小さく見える。 その足下に崩れたジェリ缶の山。 小声で、内容の聞き取れない悪態を連発しながら座り込む。 頭を掻き毟る。 寝られなくなる確信があったが、俺はそのまま寝床に戻った。 結局、イリスは明け方に戻ってきて、俺のすぐ横に体を投げたし、尾を俺の腰に乗せて爆睡し始めた。 寝る前に目が合い、まだ起きてたのかと言われた。 次の日俺は、朝飯の配給時間が終わるまでテントから出なかった。 黒達には起きたくないと言った。 イリスも一緒に寝ていたが、大して気になら...
  • 裏窓2
    「うわ・・・。」 吐いてきてよかったと思った。 「見事だなこりゃ・・・。」 桐生がフィアと同じことを言った。 窓から入った銃弾は、若干身を乗り出していた竜人の眼窩を見事に打ち抜き、あたりに脳漿をばら撒きながら頭蓋骨を破壊し、ビルの壁にめり込んでいた。 あまり見ないようにする。 「でしょ?初めてでこれは・・・。」 フィアが桐生に同意し、賞賛の意味を込めて俺を見やる。 俺は正直複雑な心境なわけだが・・・。 「ん?」 桐生が足元に目を落とす。 「おい・・・これってM249じゃないか?」 「へ?」 フィアが間の抜けた声で答え、俺は名前だけは聞いたことがあるその銃を近くで見ようと、桐生の傍に寄る。 見かけは通常のライフルとあまり変わりないが、弾倉部分に台形をしたマガジンが付いている。 桐生がそのマガジンをはずすと、中からベルト状に繋がった5.56mmがジャラジャラと連な...
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