moedra @Wiki内検索 / 「竜神恋譚2」で検索した結果

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  • 竜神恋譚2
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ちゅむっ。 誓約の口付け。互いの意志を確認しあった我と好美は自然と行為に及んでいた。軽く触れ 合った先から甘い情念が染み込んでくる様でなんとも心地良い。 『……っ。ぷはぁ。アタシの初めて……どう?』 (た、たまらぬ……ん? んん?) 我は気が付いてしまった。まさか……これが『もらって欲しい』なのか? 我はてっきり ……む、無論口付けだけでも何とも言えぬ至福ではあるのだが、何故か残念な気持を拭う 事が出来ぬ。 『また余計な事考えてる……このカタブツ』 むーと頬を膨らまして好美が我を睨み付ける。相手を喜ばせるのが自身の務めである筈な のだが、全くここの所不覚続きだ。己の不甲斐なさを恥じるものの、どうしてよいかはさ っぱり分からない。 おろお...
  • 竜神恋譚
    『竜神様、御願いがあります』 『供え物』を我の前に置いた娘の手が合わさる。紅潮する白い肌、震える唇。 それでも彼女は、言葉を紡いだ。 『私の、はじめてを、もらって下さい』 はじめてとは……処女を捧げる事。我に? わ、我は……どうすればよいのだ? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 事の起りは十数年前に遡る。 我は竜神。人の世でいう昭和の時代。古の大河より分かれし瑞々しき流れを守護するモノ として造られた……筈だった。務めを果たさずして、祭られしばかりの我と社(やしろ) はヒトの争いに焼かれ、飲まれたのだ。 願われ報いる、それが我が務めであり存在。 それは失われた。力は無くもう名前すら思い出せない程に衰弱し、神体の鏡と共に錆び朽 ち逝くのを待つばかりの歳月。 我は疲...
  • 幻担ぎ氏
    累計 - 今日 - 押掛女房朱鷺色恋記(♀竜×♂人間、♀竜×♂竜、Transformation) ↓三十路旦那鋼尾談(♀竜×♂人間、Transformation) 龍根奇話(♀龍×♂人間、自慰、Transformation) 竜神恋譚(♂龍×♀人間) 竜育(♀竜×♂人間、輪姦)
  • 奪われた平穏
    「ゴホッ・・・ゴホッゴホッゴホホッ・・・」 「大丈夫?どうしよう・・・この子、咳が止まらないわ。それに熱もあるようだし・・・」 昼過ぎになって突然苦しげに咳き込み始めた小さな男の子が、心配そうな表情を浮かべる母親に付き添われながら布団の中でブルブルと身を震わせている。 「風邪でもひいたんじゃないのか?今日の朝方は随分と冷え込んだからな」 「ただの風邪ならいいけど、ちょっと咳が酷いから心配なのよ。私、竜神様の所へ行ってくるわ」 「ああ、そうだな・・・それがいい。ちゃんとお供え物は持って行けよ」 その言葉に妻が無言で頷いたのを確認すると、父が代わって咳き込む息子の傍らへと身を寄せていた。 一面深い森に覆われた大きな山の麓に、その村は静かに佇んでいた。 一見するとどこにでもあるような農作の盛んな村でしかないのだが、ここにはたった1つだけ決定的に他の町や村とは異なる点がある。...
  • 奪われた平穏3
    ギュウッ・・・! 「ウガッ・・・グ・・・グアァッ・・・!」 やがて必死に快楽に耐えようと歪めていたワシの顔をうっとりと眺めながら、突然雌竜がそのドロドロに蕩けた火所に呑み込んでいる無力な贄を思い切り押し潰す。 そして堪えようもなく迸ったその雄の悲鳴を堪能すると、雌竜が肉欲に火照った艶のある声を漏らしていた。 「おやおや・・・この様子だと、今夜もたっぷりと快楽に泣き叫ぶ声を聞かせてくれそうだねぇ・・・」 「ア・・・ガゥ・・・こ、これ程までにワシを弄んで・・・い、一体お前は何が望みなのだ・・・?」 「お前はあの村の人間どもを守りたいんだろう?だから、あたしがその望みを叶えさせてやってるのさ」 望みを叶えさせてやっているだと・・・? ワシの望みは、あの村の人間達とともに平和に暮らすことだけだ。 なのにこ奴は村人の1人を無残に食い殺したばかりか、彼らが神と崇める存在を自らの手で貶...
  • 奪われた平穏2
    やがて呑み込んだ獲物が腹の中で息絶えたのを感じたのか、空を振り仰いでいた雌竜がクスクスと笑いながら再びワシの顔を見下ろしてくる。 そのあまりにも残酷で傍若無人な捕食の光景を見せつけられて、ワシらの周囲を取り囲んでいる村人達もすっかりと言葉を失ってしまっていた。 「ぐ・・・うぅ・・・ワシの力が及ばぬばかりに・・・す、済まぬ・・・」 小声でそう呟きながら眼前で村人を食い殺された激しい無念と怒りにワナワナと身を震わせてはみたものの、このままではやがて村の者達が1人残らず雌竜の餌食になってしまうのは目に見えている。 「さぁて・・・まだこのあたしに楯突こうなんて考えている馬鹿な奴はいないだろうね・・・?」 更には心の弱り切った村人達に駄目押しするように、雌竜が彼らの方を鋭く睨み付けながらそう訊ねていた。 だが当然というべきかそんな脅し文句を肯定する者などいるはずがなく、目の前にあるのはた...
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