澪SSまとめ @wiki内検索 / 「澪「聡は大人だなぁ」2」で検索した結果

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  • 澪「聡は大人だなぁ」
    澪「聡は大人だなぁ」 http //raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298566735/ 1 2 戻る 名前 コメント
  • 澪「聡は大人だなぁ」2
    聡「ねぇ、姉ちゃんのこと。嫌いじゃないよね?」 澪「え!? な、なんでそんなっ」 聡「いや、なんとなく」 澪「……嫌いじゃないよ。そうだったら今ここにいること自体がおかしいだろ?」 聡「まぁ……」 澪「す、好きっていうのもあれだけど……律は私の大切な友達」 澪「律が友達になってくれたから、今の私がいるんだ」 聡「そ、そっか……」 澪「もちろん。その弟の聡だって私の大事な友達だよ」 聡「え!?」 聡「あ、あっそ……!」 聡(なんかついでにみたいな言い方……)ムスッ 聡「じゃあ姉ちゃんが澪姉の友達じゃなかったら俺は友達じゃなかったってことだね」 澪「そ、そういうわけじゃっ」 澪「うーん……でもどうなんだろうね」 聡「は?」 澪「もしかしたらさ、私と律。私と聡が出会...
  • 澪「聡は大人だなぁ」1
    澪「ごめんくださーい」ピンポーン 澪「……?」 澪「あのー」ピンポーン ガチャリ 聡「はーい。どちらさま――」 聡「あ」 澪「あ」 聡「……えっと」 澪「おっす、聡」 聡「お、おっす……」 澪「律は?」 聡「ね、姉ちゃんに用事?」 澪「まぁ、そんなところかな」 聡「あいにくだけど今家にいないんだよ」 澪「あれ? そっか」 澪「じゃあ出直すよ。たぶんまた来る」 聡「そ、そう……?」 聡「……」 聡「姉ちゃん、もう少ししたら帰ってくるかも」 澪「本当?」 聡「もしかしたらだけど」 聡「……」 聡「よかったら、上がって待ってたら?」 澪「いいの?」 聡「……悪いなんて言わないよ」 ...
  • ほのぼの澪SS 頁1
    ほのぼの澪SS 【頁1】【頁2】【頁3】 澪「メガネかしてみて」風子「メガネかけてみて」 純「ブタっ!」澪「ブタっ!」 澪「おかしいなあ、ゴーストが進化しない・・・」 澪「最近、私の存在感が薄い気がする」 澪「テスト!?」唯「どうしたの~澪ちゃん」 澪「がっかり先輩」 澪「やっぱりおでんの具は大根だな」 澪「怖くて歯医者に行けない……」 唯「澪ちゃんが土に埋まりました」 澪「touchez du bois」 澪「ホワイト・バレンタイン」 律「ゆきみお!」 澪「クリスマス、忙しいフリをする準備は大丈夫?」 澪「聡は大人だなぁ」 澪「徘徊後ティータイム」 【頁1】【頁2】【頁3】 戻る
  • 澪「誕生日会か」2
    ――― ―― ―  乾杯してから数分、酒が入った事もあってか、場の盛り上がりは一層高まって行った。  おそらくそれは、後に起こるとんでもない展開への警鐘だったのかも知れないけど、そん時の私達にはそんな事、予測できる由もなかったわけで…… 律「ん~~……いいなぁ、この感じ…♪」  私は上機嫌に別の酒を注ぎ、それを飲み干す。  これも信代一押しの梅酒で、酸味が若干あるけど、さっきのに比べたらだいぶ飲みやすい方だった。 律「おほ、梅酒って案外飲みやすいんだなぁ……ねえ、唯もどう?」  梅酒を唯に勧めてみる、さっきのに比べたら苦みはあまり無いし、これなら唯でもさっくり飲めるんじゃないかな? 唯「えへへ……うんっ♪ いただきまーすっ」  そうして私の注いだ酒を火照った顔で一気に飲む唯だった。  ……あり...
  • 澪「私は絶対に忘れない!」2
    翌日 澪(昨日は梓に電話しても繋がらなかったな…大丈夫かな) 律「みーおっ!なにしけた顔してんだよ?」 唯「元気ないよー澪ちゃん?」 澪「いや、なんでも…さあ、ムギはまだかな?」 律「そのうち来るだろ?…あれ?梓…こんな早く家出てくぜ?ていうか私服だし…」 澪「どこか行くのかな…?おーい梓!」 梓「…またあなたたちですか…なんですか?」 唯「あずにゃん、私服でどこ行くの?学校は?」 梓「予備校の夏期講習です…今日から夏休みの間はほとんど毎日行くんです」 律「ちょっと待てよ!部活はどうするんだよ!合宿は?」 梓「だからそんなの知りません!早くしないと遅れるんで!」 澪「あ…梓!!待って!ホントに…ホントになにも覚えてないのか?」 梓「だからなんの話ですか?...
  • 澪「律と私と三者面談」律「あと一人誰だ」2
    澪「ダックスフンドっているだろ」 律「うん」 澪「あれって可愛いよな」 律「あれ呼ばわりしているのが少し気になるけどな」 澪「そこで考えたんだ」 律「何を?」 澪「逆に足が凄い長いダックスフンドってどうだろう」 律「…」 澪「人間で言うと股下二メートルみたいな」 律「…長すぎだよ。後、澪が何を言っているのかわからないよ」 澪「キモカワイイって言葉あっただろ」 律「えらく懐かしいな」 澪「どっちかはっきりして欲しい」 律「そうですか秋山さん」 澪「何で急にそんな他人行儀になるんだよ」 律「いや、少しばかり今の秋山さんとは距離を置きたい」 澪「…」 律「…」 澪「…ツンデレ?」 律「デレてねえよ」 ...
  • 澪「やっぱりおでんの具は大根だな」1
    澪「あとは白滝も外せないな。唯は?」 唯「卵かな」 澪「えっ・・・」 澪「卵はないよ~」 唯「そ、そうかな?卵おいしいよ?」 澪「卵はまず食べにくいだろ」 唯「そんなことないよ」 澪「いーや!卵を食べようとして卵を落としたり、一口食べたはいいけどやっぱり落としてつゆが跳ねたことないか?」 唯「まぁあるけど~」 澪「だろ~」 唯「でも卵を半分に割ってから食べればいいだけだよ」 澪「あちゃー」 唯「えっ?」 澪「あいたたたー」 唯「私、変なこと言ったかな?」 澪「箸で卵を割る。黄身がぼろっとなっちゃうんだよ。それにつゆも濁る」 唯「それは・・・確かにあるね」 澪「だろ?他に食べたいのある?」 唯「うーん・・・...
  • 澪「誕生日会か」1
     それは大学生活も2年目になり、成人式も終えた1月の事だった。  休日を利用して桜が丘の実家に里帰りしていた私は、突如律の家に呼ばれた。 律『澪ー、今からウチ来ない?』 澪「今から? 別にいいけど」 律『うん、待ってるからねー』  ――ピッ 澪「律のやつ、いきなりどうしたんだろ?」  そして準備をしてから律の家まで歩いて数分、数年ぶりに訪れた律の家の呼び鈴を鳴らしてみる。  ――ピンポーン… 澪「おーい律ー、来たぞー」 律「はーい、今行く~」  待つこと数秒、玄関の戸を開けると、律がスリッパを用意してくれていた。 律「いきなり呼びつけて悪いなぁ、ま~上がってよ」 澪「うん、お邪魔します」  律に招かれるままに部屋に上がり込む。 律「みんなー、主役が...
  • 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」4
    唯「澪ちゃんもご飯食べ終わった頃かなぁ」カチカチ 唯「『明日何時頃がいい?』っと」 唯「…………」 唯「…………」 唯「…………」 唯「…………おーそーいー」 メルメルメル 唯「きたっ。『どこに行くかで時間が変わるよ。どこに行くの?』」 唯「『普通に駅前に買い物行くんだよ~』っと」 唯「…………」 メルメルメル♪ 唯「えと、『なら十三時頃がいいかな』か」 唯「せっかくだから二人でご飯も食べたいなぁ」 唯「『ご飯食べたいから十一時頃にしない?』っと」 メルメルメル♪ 唯「んと『わかった。駅の東口で待ち合わせな』」 唯「『了解です! 楽しみにしてるね!』っと」 メルメルメル 唯「『寝坊するなよ』って澪ちゃんひどー...
  • 澪「催眠術」2
    ――――― 翌日、真鍋家。 和「で、律が帰るまで私の所で待機なワケ」 澪「ついでに、催眠術の実験も兼ねて」 和「あら、私はモルモットなの?」 澪「だって、試せる相手がいないし」 和「そう。なら、私の部屋でやろっか」 澪「う、うん」 和の部屋。 和「それで、どの方法でやることにしたの?」 澪「やっぱり、ベタな五円玉」 和「だけど、紐についてるのは五十円玉ね」 澪「五円玉よりかは、十倍の効果あるかなって」アハハ 和「そうなんだ」 澪「それに昨日、ちゃんと練習したから大丈夫だよ」 和「相手いるじゃない。なら、今日も……」 澪「鏡に映った私なんだ」 和「……」 澪「一回だけやったけど催眠術にかかったよ。眠くなるって...
  • 澪「がっかり先輩」1
    律「さっみぃー!」 唯「真冬並みの寒さだってさー」 律「マジで?まだ十一月になったばかりなのに」 紬「はい、ホットココア」 律「お、ムギさんきゅー!」 唯「ずずず……」 律「あったまるなぁ」 澪「身体あったまったら、練習しような」 唯「ええ、手がかじかんでピック持てないよぉ」 律「あ、そういえば唯昨日のドラマみた?」 唯「え?昨日?」 律「月九のだよ。ほら……」 紬「あ、それ私も見た!」 澪「……はぁ」 梓「……」 律「あの俳優かっこいいよなぁ」 唯「うん、私も好きだなぁいう男の人」 紬「唯ちゃんは守られたいタイプなのね」 唯「えへへー」 澪(あ、私の好きなクッキーだ……ひとつもら) 梓「...
  • 澪「じゃあ今は……バイバイ」2
    少し空が暗くなってきた。 日が落ちてきたようだ。 澪「寒……」 風も冷たくなってきた。 明るかった海も、空と同様に暗みを帯び始める。 不安感から言い様の無い恐怖を感じ、軽く身を震わせる。 澪「暗くなって字も書けない……戻ろうかな」 澪「まだ明日がある。うん」 そう自分に言い聞かせ、上着を拾う。 途端、ポツポツと雨が降り出す。 堪らず上着を羽織って、早足で別荘までの道を急ぐ。 澪「そういえば夜に荒れだすんだっけ。明日もこんなだったらどうしよう」 澪「わざわざここまできて収穫なしなんて……何とか今日中に完成させないと」 澪「ただいま」 梓「あ、澪先輩お帰りなさい……って、凄い濡れちゃってるじゃないですか!」 澪「ああ、何か急に雨が酷くなってきてな」 梓「早くお風呂...
  • 澪「催眠術」1
    土曜日、喫茶店。 澪「えっと、なんか悪いな。急に呼び出して」 和「別にいいわよ。どうせ暇だったし」 澪「うん……」 和「それで、私になんの用かしら?」 澪「えっと、大したことじゃないんだけど……」 和「そうなんだ。じゃあ私、帰るね」ガタッ 澪「いやいや、大したことある! 大いにあるから!」 和「最初からそう言えばいいのに」 澪「ごめん」 和「じゃあ、その用とやらを聞こうかしら」 澪「分かった。実は……」 店員「コーヒーお持ちしました」 澪「律を私のモノにしたいんだ」 和「……」 澪「……」 店員「……」 和「えっと、なんてコメントしたら」 店員「コ、コーヒー。ここに置いて置きます!」ガタッ、スタコラ ...
  • 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」5
    澪「ほら、これなんか可愛いんじゃないか」 唯「そうだね、ブタゴリラみたいで可愛い~」 澪(よし!) 澪「『唯ちゃん唯ちゃんボクブタゴリラだよ~』」フリフリ 澪「な、なんちゃって……」カァ 唯「…………」 唯(澪ちゃん……)ジワァ 澪「ちょ、唯っ?」 唯「な、なんでもない平気」ゴシゴシ 澪「あ、これもいいな。ぼんやりした表情が唯みたいで可愛い」 唯「ひどーい」 澪「あはは」 唯「うふふ。……あっ」 澪「ん? どうした、唯?」 唯「ううん、なんでも」 唯(私みたいで可愛いって、自然に言ってくれた///) 澪「小物なんかも充実してるんだな」 唯「私たまにここで文房具なんかも買ってるよ」 澪「唯は色んなところ知...
  • 律「ゆきみお!」2
    律「冬だ―!」 唯「雪だ―!」 律「滑るぞー!」 梓「はしゃぎ過ぎです」 紬「澪ちゃんが運ばれてくるまで我慢よー」 純「スキーとか初めて!」 憂「私が教えてあげるね」 和「あのトラック、澪のよね」 紬「本当だ」 澪「みんな先についてたのか」 律「おうよ、一足お先に」 唯「結局スキーの準備に手間取ってたからあんまり待たなかったけどね」 澪「それは良かった」 和「で、澪はスキーできるの?」 澪「ああ、板付けなくても雪の上なら自由に滑れるんだ」ススー 純「わぁ、便利!」 憂「純ちゃん板外れてるよー」 唯「ひゃー」ススー 紬「しゃらんら~」ススー 和「じゃあ私麓まで行くね」ススー 律「あいつら...
  • 澪「エリザベス?」2
    「いちごぱっふぇがっとっまっらない!」ジャン!エリ「いやーブラボー」パチパチ律「ふぅ……中々良かったな、今のは」澪「うん、唯もミスが無くなったし」唯「イエーイ!どうだったエ~……ぇえ~澪ちゃん!」ズビシッ澪「ぅえ!?いや、だから良かったよ?」唯「そぉ?ありがと~」スタスタ梓「ちょっと唯先輩!何でもう座ろうとしてるんですか!」唯「あずにゃん。私はね……一曲一曲に、全力をかけているんだよ」キリッ梓「休みたいからってカッコいい言い訳しないで下さい」ハァ紬「まぁまぁ。一休みしましょう?」がちゃりさわ子「皆おつかれ~」紬「ほら、先生も来た事だし」梓「結局一曲だけ……」ショボーンさわ子「ムギちゃん今日はミルクティーでおねが~い」グデー紬「は~い」律「さわちゃんお疲れだねぇ」さわ子「誰の所為だと思ってんのよ」ギロリ律「はいゴメンナサイ」ドゲザー澪「また何かしたのか?律は」律「イヤ...
  • 律「ゆきみお!」1
    律「何やってんだ澪」 澪「雪だるまってる」 律「何でだよ」 澪「分からない、どうしてだろう」 律「私もわからん」 律「寒くないか?」 澪「いや、大して寒くない」 律「そうか」 澪「むしろ顔だけ野ざらしだから寒い」 律「じゃあ顔も雪で覆えばいいじゃん」 澪「そうしたらそれはもはや私じゃない」 律「そうか」 律「で、いつまでそうしてるんだ?」 澪「春になるまで……かな?」 律「長いな」 澪「と言っても立春は超えてるんだけどな」 律「じゃあもういいだろ」 澪「いや、もうちょっと……雪解けまで我慢してくれ」 律「我慢するのはお前じゃないのか?」 律「で」 澪「?」ゾゾゾ 律「...
  • 純「ブタっ!」澪「ブタっ!」2
     というわけで、澪と純以外の四人は音楽室の外へ出た 唯「えっちら」 紬「おっちら」 梓「…………」 唯「えっちら」 紬「おっちら」 律「よーし! ストップだ!」 梓「ひゃっ!」 律「よしっ、アタシの迫真の演技で上手く脱出できたみたいだな」 梓(うあーしか言ってなかった気がするんですけど……) 紬「と、いうことは……」 唯「のぞくんだねりっちゃん!」 律「おうよ!」 梓(最低だー!)  一方、音楽室 純「えっと」 澪「そのコードはこう抑えて」 純「はいっ」 澪「じゃ、もう一回メトロノームに合わせて」 純「はいっ」 メトロノーム「カチ、カチ、カチ、カチ」 純「んっ、んっ、んっ、んっ」...
  • 唯「穴があったから」澪「入ってしまった…」2
    ピカッ、ピカッ…パチパチ… 澪「…あっ」 唯「ほら、綺麗でしょ?」 澪「…うん」 唯「このキーホルダーね、お母さんがお土産に買ってきてくれたの」 唯「私眠れない時は布団に包まってこのキーホルダーをチカチカさせてるんだ~」 澪「…凄い。見ててとても落ち着く…」 唯「ほら、人間って火を見ると落ち着く習性があるでしょ?」 唯「だからこうやって光が入らないようにして、このキーホルダーが綺麗に見えるようにしたの」 澪「なるほど…そういう事だったか」 唯「どう?少し落ち着いた?」 澪「あぁ…凄く気がラクになったよ」 唯「ふふん、よかった~♪」 ―――――――――――――― 唯「澪ちゃん!虹!空に虹が架かってるよ!」 澪「あっ、本当だ…」...
  • 律「なぁ澪~」1
    ガチャッ 律「うーっす」 澪「ん、律か…唯とムギはまだ来ないのか?」 律「なんか二人は掃除当番で遅れるとさ…梓は~?」 澪「そうか…『梓は~』って、なんだ、聞いて無いのか?梓はさっき来て急用ができたから休ませてくれって言ってきたぞ?」 律「休みかよ…って、断るなら部長の私に断れよなっ!!」ビシッ 澪「私に言うなよな…」 すうふんご! 律(暇だな…そうだ!ちっと澪でもからかおっかな♪) 律「なぁ澪~」 澪「ん?」 律「澪ってさ~、週何日くらいオナニーすんの?」 澪「ぶっ!!ななななな何言い出すんだ馬鹿っ!」バンッ 律「(動揺し過ぎだろ…)いやぁ、ほら、年頃の女の子だし?」 澪「『女の子だし?』じゃないだろ馬鹿っ!!そっ、そんなのしないんだからな!...
  • 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」2
    放課後! 律「でさぁ、言うわけよ。『今日、俺はなにかのために死ねる。俺自身の意思で』って」 紬「うふふ。ユニークね」 梓「おはようございます。すみません掃除で遅れました」 唯「あっずにゃぁ~ん!」ダキッ 梓「にゃあ! 唯先輩……やめてくださいよ」 唯「おろ? 今日は弱々しいね。とうとう私の抱きあずにゃんとしての自覚が出てきたのかなぁ。デフフ!」 梓「そんなんじゃないです! もう、離れてください!」 澪「唯、その辺にしとけ」 唯「ちぇ~。まああずにゃん分は取れたからいっかぁ」 梓「もう///」 澪(すっかり元気になったようだな)ホッ 律「唯のヤツ大丈夫みたいじゃんか」ヒソヒソ 澪「そうだな。でもまた何かあったら頼むよ」ヒソヒソ 律「ったりまえだのク...
  • 澪「さわちゃん!」3
    さわ子「ここよ」 澪「普通のマンションだ」 さわ子「どんなの想像してたのよ」ガチャ 澪「あ、意外ときれい」 さわ子「澪ちゃんの私のイメージってどんななのかしら」 澪「お腹すいた」 さわ子「はいはい。子供ってこんな感じなのかしら。まだ当分いらないわ」 澪「何作るの?」 さわ子「ラーメン」 澪「へぇ…」 さわ子「文句言う子にはあげない!」 澪「すみませんでした」 さわ子「出来たわよ。運んで」 澪「うん」 さわ子「で、私はビールも」 澪「私も飲みたい」 さわ子「だーめ。お酒は成人になってから」 澪「ねえねぇ。一口でいいからー」 さわ子「甘えても駄目。生徒に飲ませるわけにはいきません」 澪「けち」 さわ子「澪ちゃんは牛乳ね」 ...
  • 律・澪「だべおん!!」1
    律「今日は私達二人だけか」 澪「他の三人は用事があるとかで帰っちゃったな。三人ともさっきまでここに居たみたいだが」 律「二人っきり…澪、そんな熱い目で見つめられると、その…キャッ!!」 澪「私が見つめてるのは楽譜でーす」 律「ぶーっ、少しはノれよな?」 澪「はいはい」 律「…」 澪「…」 律「…滅殺饅頭~♪」 澪「ブッ!!なんだよそれ、滅殺!?」 律「おやおや澪さん、集中力が切れましたか?」 澪「せ、説明しろよ!!」 律「ふふーん、じゃあお手元の楽譜を置いて、はい、ルックアトミー」 澪「…置いたぞ」ジー 律「よろしい。昔九州に家族旅行に行ったのよ」 澪「うん」 律「そこでホテルのテレビをつけたらさー」 澪「待て、九州...
  • 澪「エリザベス?」1
    部室!澪「何だよ皆。用事が有るから先行ってて~って」トントン澪「さわ子先生に三人で用事で、私には関係ない話なんてあるのかな……」トントン澪「先生も結局部室に来るんだろうから、そこで話せばいいのに」がちゃ澪「梓もまだなのか……って」???「……」チョコン澪(あれ?確かウチのクラスの瀧……エリさんだよね?)エリ?「あ、澪ちゃんおかえり~」フリフリ澪「いや、さっき教室で、アレ?」エリ?「ん?どうしたの?」澪「え~っと……私のベース持ってなにしてるの?」エリ?「ああそうか。どうも!エリザベスです!」ビッ澪「……は?」エリザベス(以下エリ)「澪ちゃんとお喋りしたくて、人間になっちゃいました!」イエイ澪「いやいやいやいや、瀧さん何言ってるの?」エリ「瀧さん?って誰?」澪「瀧さんでしょ?」エリ「誰が?」澪「あなたが」エリ「私が?私はエリザベスだよ?ほら」澪「いや、確かにそのベースはエリザベスって唯が名...
  • 澪「彼女はいつもミルクティー」1
     駅前の喫茶店 唯「私はケーキ!チーズケーキをあるだけください!」 梓「なに言ってるんですか唯先輩!買えませんよそんなに!」 律「じゃあわたしはモンブランをあるだけ全部ください!」 澪「調子に乗るな!」パチコン 律「痛い!酷いよ澪しゃん!」 梓「ムギ先輩はなにを注文しますか?」 紬「私はミルクティーで」 澪「……」 唯「ムギちゃんはいつもミルクティーだよね」 紬「ここのミルクティーが好きなの~」 澪(ムギはいつもミルクティー……)   数分後 唯「ハムッハフハフ!」 梓「汚いですよ唯先輩!もっとお上品に食べましょうよ」 唯「ほへ?」 梓「もう鼻にクリームがついてますよ」スイッペロッ 唯「あずにゃ~ん」ダキッ 梓「ちょ恥ずかしいから抱きつか...
  • 唯「穴があったから」澪「入ってしまった…」1
    唯「…」 澪「…」 唯「ねぇ澪ちゃん」 澪「何だ?」 唯「私達、何で穴の中に入ってるの?」 澪「それはアレだ、穴があったら誰でも入りたくなるだろ」 唯「そういうものなのかな?」 澪「そういうものだ」 唯「そっかぁ。それじゃあ仕方ないね」 澪「あぁ、そうだな」 唯「ねぇ澪ちゃん」 澪「どうした?」 唯「どうやってこの穴から出るの?」 澪「えっ?出るの?」 唯「えっ?出ないの?」 澪「いや、しばらく落ちたままでもいいかなぁって…」 唯「…マジで?」 澪「駄目?」 唯「駄目じゃないけど…」 澪「じゃあいいじゃないか」 唯「うん、そうだね」 澪「……」 澪「しかしアレだな」 ...
  • 唯「ラーメンだけじゃ?」澪「やだ!」2
    澪「(っ・・・唯が他のコに取られちゃうよ・・・私まだ何もしてないのに)」ダダッ 澪「(勇気出して告白するつもりだったけど、あんなギターが上手いコにはかなわないよ)」ダダッ 澪「(パートだって一緒だし、小柄で可愛いしっ・・・)」ドンッ 澪「いったぁ・・・ごめんなさい。大丈夫ですか?」 憂「イタタ・・・あれ、澪さん?」 澪「憂ちゃん・・・ごめん、大丈夫?」 憂「私は大丈夫ですけど、どうかしたんですか?澪さんが廊下を走るなんて・・・」 澪「べ、別に何もないよ。ただ、なんとなく走っただけだから・・・」 憂「じゃあ、なんで目が真っ赤になってるんですか?」 澪「これは・・・その・・・」 憂「事情、話してもらえませんか?」 澪「う、うわああぁぁぁん・・・」ギュ 憂「み、...
  • 梓「勝利の女神、澪?」1
    さわ子「梓ちゃん、ちょっと付き合ってくれる?」 梓「つ、付き合うだなんて……私達生徒と教師だし……だいたい女同士じゃ///」 さわ子「違うわよ色ボケ猫、これから行く場所についてきてほしいの」 梓「で、デーt」 さわ子「違うって」 梓「分かってますよ、でも私が行かなきゃダメな用事ですか?」 さわ子「違うけど、何か用事あるの?」 梓「いえ、別に今日はヒマですけど、気になっただけです」 さわ子「うーん、どこに行くかは敢えて教えないけど、梓ちゃんが来たら喜ぶわよー」 梓「?」 さわ子「まぁまぁ、とにかく用事ないならついてきてよ」 梓「は、はい」 さわ子「梓ちゃん」 梓(どうしよう、二人っきりの車内とか話すことが無い) さわ子「喉渇いてない?コンビニ寄る...
  • 澪「徘徊後ティータイム」2
    澪「……」 テクテク 澪「……ん、」 テクテ…… …… ………… ……リー……リー……リー…… リーリーリー……リーリー…… 澪「……これだよな…………」 澪「…………うん」 澪「……」 澪「家の中でも、学校の中でも、この歌声は聞けないんだよな……」 澪「……」 澪「…………綺麗な声、だよな……」 澪「……」 澪「……」 テクテク 澪「…………あ、」 澪「……」 ワイワイ……アハハ…… 澪「……夜のコンビニは……嫌いだな……」 澪「…………」 澪「……夜のコンビニに居る、化粧の濃い女性は……」 澪「………なんか、小馬鹿にした目で見てくるから…………」 ...
  • 澪「織姫は彦星に出会えた」1
    澪「…眠れない」ムクリ澪「おかしいなぁ…日中動き回ったから疲れてるのはずなのに」唯「やだなぁみおちゃん!」澪「!?」唯「…もう食べられないよぉ…」スースー澪「寝言…?」紬「焼きそば…ゲル状…」スースー梓「ペロ…ペロ…」スースーさわ子「…………」澪「みんなぐっすりだな…」さわ子「…………ンゴッ」澪「先生…無呼吸症候群なのかな…」澪「テントはやっぱり少し蒸すな」澪「…夜風に当たってこよう」モゾモゾ~♪ ~♪澪「本当に一晩中やってるんだな…楽しそう…」澪「…よいしょっと」澪「いい風だなぁ…昼間と雰囲気が全然違う…」ゴロン澪「うわぁ…すごい星…」  +     ゚  . +            . . .゚ .゚。゚ 。 ,゚.。゚. ゚.。 .。   . .   ゚  . o    ゚  。  .  , . .o 。 * .゚ + 。☆ ゚。。.             .  。   ...
  • 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」7
    律「なぁムギ。昼休み澪と何話してたんだ?」 紬(やっぱりりっちゃんね。鋭いわ) 紬「私はお手洗いに行ってただけだけど」 律「昼の終わり間際に一緒に戻ってきてそりゃないだろ」 紬「お手洗いが混み合っていたのと、澪ちゃんがどこかでお昼を食べてたのが教室前でかち合った。っていうのは?」 律「却下」 紬「そう。……そうね、言えないわ。私の口からは。少なくとも今はまだ」 紬「りっちゃんも少しは予想くらいはできてるんじゃないかしら?」 律「買い被るなよ~。私だって普通の女子高生だぞ」 律「加えて唯が……」 梓「お疲れ様です」 梓「あれ、お二人だけですか」 律「ああ、唯なら今日は部活休むって」 梓「そうなんですか? 唯先輩が……珍しいですね」 律「梓が抱きしめられ...
  • 澪「なまにく!」2
    律「澪、とりあえず血を拭き取ってくれないか?」 澪「え? へ?」 律「えぇと、応急処置だ! 澪以外ここにいないしさっ!」 澪「お、お、応急処置って言われても……!?」 律「わー いたいよいたいよー しんじゃうよー」 澪「死……!?」ビクンッ 律「お願いだ、澪……お前しか頼りに出来る奴はいないんだ……」ゲホゲホ 澪「……」 澪「……っ」 澪「じ、じっとしてろ……よ……?」…フキフキ 律「……」にやり 律「あああああ いたいいたいいたいいいい」じたばた! 澪「ひいっ!」 ―ものかげ!― 唯「あれ、ただの苺ソースだよね?」 梓「というより救急車呼ぶって発想はわかないんですかね?」 紬「あそこまで動揺しちゃったら冷静になれないわよ」 梓(こりゃ、律先輩も...
  • 紬「見て澪ちゃん」1
    澪「きれいなお腹だな」さわさわ 紬「ひゃっ!触ってとは言ってないわよっ 」 澪「いいじゃないか減るもんじゃなし……というかむぎ!」 紬「えへへ気付いた?」 澪「……な何キロだ…」 紬「なんと!2キロも減りました~!」 澪「う、う裏切ったなッ!」 紬「ウフフそんなの知りませ~ん」 澪「一緒に痩せるって約束したじゃないか!」 紬「だって澪ちゃん、ジョギング誘っても『今日は疲れてて…』とか『今日は作詞を…』とかばっかりじゃない」 澪「そそれは……」 紬「だから抜け駆けしちゃった」 澪「ううう…」 澪「……わかった。私が甘かったんだな…」 紬「澪ちゃん!やる気だしてくれたのね!そしたら今日から頑張……」 澪「むぎを野放しにしとくから一人で勝手に痩せちゃうんだな」フフフ...
  • 澪「近所にしまむらがオープンするんだ!」ワクワク1
    澪「一緒にいこう律!」律「嫌だ!」澪「ど、どうして……オープニングセールやってるんだぞ」澪「ほら見てこのチラシ!」ガバッ律「澪、近い近い……近すぎて見えない」澪「婦人デニムが1480円! おしゃれなパーカーが970円!」澪「カットパンツが700円だぞ!! いくしかない!」律(行けよ勝手に……) 律(ていうかマジでだせぇ……)澪「うわー、このカーディガン可愛いな……あ、先着100名様だって! まだ残ってるかな」澪「律の好きそうなチノパンツもあるぞ」律「どれどれ……あ」律(こりゃねーわ……中学生でも着てないだろこんなの……)澪「安いのに結構良さ気だな!」律「盲目的だ」澪「部室用のクッションも買ってこようか。こんなに可愛いのに990円!」律「いやいやいや結構! 間に合ってるから」澪「とにかく行こう! 間に合わなくなっちゃう!」澪「まったく、どうして平日にオープンするんだ。土日なら朝からいけた...
  • 澪「なまにく!」4
    律(何を怖がってるんだろ、私は) 律(目の前に居るのは澪じゃないか) 律(そうだ。澪は、澪だ。怖いなんて、馬鹿らし過ぎる) 律「落ち着け、澪っ」…ギュッ 澪「!?」 澪「……ぅ、わっ」ガタガタガタガタ 澪(密着する身体。ぬるい内臓の温度。律の身体の奥で、肉の塊が鼓動を打っている) 澪(それが、全てわかる。私の肌の下を細く穿つ神経が感触を、頭にあるたんぱく質の塊に伝える) 澪(私の目玉の先には細い首筋) 澪(少し引っ掻けば、ふつりと血がわく薄い皮) 澪「…………ぃや」 澪(脳裏をよぎる血みどろな律の姿) 澪(途切れ途切れの声で、私に、助けを求める、律) 澪(甘い香りがする筈のソレからは、鈍い鉄錆のにおいがしていたような気がする) 澪「――――やああああああああああああ...
  • 澪「何時までも一緒にいような」16
    律「という事で 澪が私へのツッコミを気にしてるだとか嫉妬してるだとかさ」 律「そんな細かい事気にしないで大雑把に、でも仲良く付き合っていけばいいんだよ私たちは!」 律「私たち幼馴染だろ、親友だろ!」キラリ 律「もっと気軽に生きていこうぜ!!」 律「とまあ、隠し事してた私が言える事じゃないんだがな」テヘッ 澪「ハハ、ハハハハ」 律「ハハハハ」 律「あ!1つ言い忘れてた!!」アッ 澪「何だ?」 律「あー…」アセッ 澪「なんだよ、はっきりしろよ」 律「さっき澪さ、私が彼氏とどうこう言ってたけどさ」 澪「ああ」 律「そのー… 私別れたんだよ」テヘヘッ ポンポンポンポン チーン 澪「へ?」 澪「別れたって何が?」 律...
  • 澪「前髪パッツンの唯もいいかもな」3
    唯「また二人きりになったね~」 澪「なんかみんなわざとらしかった気がしないでもないけど……」 唯「ねぇ澪♥」 澪「ん?」 唯「呼び捨てで呼んでみただけ~」 澪「唯ちゃん♥」 唯「澪ちゃんがちゃん付け!?」 澪「ちゃん付けで呼んでみただけだよ」 唯「えへへ…///」 澪「なんか照れくさいな///」 唯「なんか夢みたいだね」  「今日のことって夢なのかな?」 澪「唯、ほっぺにクリームが…」ペロ  「うん、甘いから夢じゃないぞ」 唯「夢じゃないんだね///」 澪「夢じゃなくてよかったよな///」  (我ながら大胆なことを…///) 唯「澪ちゃんって二人きりだと大胆なところあるよね」 澪「なんかテンションがおかしくなっちゃうんだ...
  • 澪「ノーパンしゃぶしゃぶだって?」1
    律「澪、ノーパンしゃぶしゃぶって知ってるか?」 澪「ノーパンしゃぶしゃぶだって?」 律「ああ、私もよくは知らないんだけど。澪は知ってるかなーと」 澪「そ、そんなもの知らない!/// ノーパンって・・・」 律(顔赤らめてる・・・かわいいなちくしょう) 律「多分、しゃぶしゃぶっていうからにはしゃぶしゃぶするんだろうな」 澪「しゃぶしゃぶって、あの料理のしゃぶしゃぶか?」 律「ああ。なんでも、ノーパンしゃぶしゃぶがすごくいいものらしいぞ」 澪「はぁ・・・」 律「だから、今度一緒にノーパンしゃぶしゃぶしないか?」 澪「なっ!/// そ、それは、ノーパンでしゃぶしゃぶをするってことか!?」 律「ああそうだよ」 澪「そんな事できるわけないだろ 馬鹿か?」 律「いやいや、意外とやってみるといい...
  • 律「なぁ澪~」2
    よくじつ! 律「ふんふんふ~ん♪」 梓「先輩、何か良いことありました?」 律「わっかるぅ~?」 梓「なんか気持ち悪いですよ、先輩」 律「梓っ、てめっ!!」グリグリ 梓「あぅっ!痛いです!痛いです!」 紬(よしっ、昨日の帰りに何かあったのね!?)ドキドキ 澪「む…(律のヤツ…あんなに梓とくっついて…)」チラチラ 紬(澪ちゃん、りっちゃんを見すぎ見すぎ!キャー、もう見てられないっ!)ニヤニヤ 唯「ムギ…ちゃん…?(どうしよう…何かニヤニヤしてるよぅ…)」 律「どうだ、参ったか、梓!」 梓「…ごめんなひゃい…(でも痛いのもちょっといいかもです…)」 ―――――――――― 律「今日も終わったな~♪」 唯「疲れたぁ~」 律「さて、と帰るか...
  • 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」8
    唯「澪ちゃん。ご飯食べよう」 澪「今そっち行くよ」 唯「うん」 律「唯、澪と仲直りしたのか?」 唯「うん/// ごめんねりっちゃん心配かけて」 律「わたしゃなにもしてないよ」 澪「お待たせ」 唯「ほらこっちこっち」 澪「ああ」 律「なんだぁ~? お隣同士で仲良くちゅっちゅするのかぁ?」 澪「こら律!/// 冗談言うにしてもTPOをわきまえろ!」 紬「まぁまぁまぁまぁまぁ」 和(早くも攻勢に出てるわね。吉と出るか凶と出るか) 唯「澪ちゃん、おかず交換しようよ」 澪「私のお弁当昨日の晩ご飯の残りだから交換できる物なんてないぞ」 唯「それでもいいよぅ。私の鳥カラと交換しよ」 澪「じゃあブリの照り焼きあげるよ」 唯「わーい。あ...
  • 澪「いつかの夏の終わりに」2
    ―――2010年8月13日 ミーンミンミン 夏休みがあと2週間くらいで終わってしまうという時、私達は唯の家で"勉強会"という名のお茶会をやっていた 唯「なぜこんなにも夏休みは早いんだ」 澪「まあそんなもんだろ夏休みなんて」 律「私を置いていかないで~!シクシク」 紬「大丈夫よ、りっちゃん。まだ夏休みは来年もあるわ!」 澪「来年か……一体何やってんだろうな」 唯「来年は海に行こう!」 律「おっいいね!賛成!」 澪「そうだ、来年もそうやって笑っていられるように今精一杯勉強するんだ」 紬「そうよ、今くらいしかできないんだから」 澪(仲間がいるって嬉しいよームギ!) 紬「海水浴は」 澪「そっち!?」 憂「皆さん頑張ってくださいね!私も応援してますよ」 ...
  • 紬「美少女澪ちゃんと私」2
    どようび! 待ち合わせは10時に○○駅前だった。 澪は先に到着した。 チェックの入ったグレーのズボンに袖の黒いジャンパー、頭にはキャップ、そしてポーチサイズのバッグというラフな格好だ。 「次の電車で着くから待っててね♪」 紬から来た携帯のメールにはそうあった。 まもなく電車が到着し、駅から出てくる人だかりの中から、紬を探す… 果たして探すまでもなく、彼女はすぐに見つかった。 彼女の格好があまりにも目を見張るものだったからだ。 澪「や、やぁ」 紬「ごきげんよう、澪ちゃん♪」 その膝下まである裾の長いスカートをひらり、と両手に掴み、丁重にお辞儀をする紬。 澪「ロリータファッションっていうんだよな、そういうの…凄いな」 紬「良かったわ、メイド服って言われなくて(笑)」 紬の格好は、俗にクラシカルロ...
  • 澪「律と私と三者面談」律「あと一人誰だ」1
    澪「田井中」 律「ん?どうしたんだよ」 澪「田井中」 律「どうしてそんな他人行儀なんだ?」 澪「田井中」 律「…」 澪「田井中」 律「…何だよ」 澪「…」 律「…何か言えよ」 澪「…何か」 律「…餓鬼かよ」 澪「…」 律「…」 澪「…あ」 律「今度は何だよ」 澪「あれ、何だっけ。ほら、あれだよ」 律「…?」 澪「あれだよ。ほら、中学校の時の」 律「…あぁ~もしかしてプールでのあれか?」 澪「違う」 律「…」 澪「違う」 律「…」 澪「違う」 律「…」 律「なぁ」 澪「何だよ」 律「今日の澪、変じゃないか?」...
  • 澪「私は平目になりたい」2
    澪「…何とか逃げ切れたな」 唯「はぁはぁ…私もう泳げない…」 澪「よし、ここら辺で一休みしていくか」 唯「あうう~」 唯「…ねぇ澪ちゃん」 澪「私達って、いつになったら人間に戻れるんだろう…?」 澪「…さぁ、分からない」 唯「そんな!このまま魚として人生を歩まなきゃいけないの!?」 唯「憂にも会えないし…りっちゃんやムギちゃんとも一生演奏できないし…」 唯「それに…あずにゃんにだって会いたいよっ!!」 澪「…落ち着け、唯」 唯「だって…だってぇ…」 澪「……」 唯「……ううっ」ジワァ 澪「!?おい唯!自分の体見てみろ!」 唯「…えっ?」 唯「あっ…」 澪「お腹に…足が一本だけ生えてる!」 ...
  • 澪「私、トンちゃんになりたい……」2
    紬「冗談よ、澪ちゃん」 澪「冗談にしては言葉遣いがやけに滑らかだったような……」 紬「大体、私本当はMだもの」 澪「どこが」 紬「うん?」ニコ 澪「なんでもないよ」ニコ 紬「うーん、澪ちゃんで遊ぶのも飽きちゃったわね」 澪「今私で遊ぶって聞こえたのは気のせいだよな?」 紬「気のせいよ。きっと音が水面で屈折してそう聞こえたのよ」 澪「そんな物理現象あってたまるか!」 紬「そろそろ行くわね」 澪「うわっ、本当に飽きてるよこの人」 紬「また来ていいかしら?」 澪「……」 紬「あら、嫌われちゃった?」 澪「その……いじめないなら、また来てほしい、かも………」モジモジ 紬(なにこのかわいい生き物」 澪「途中から声に出てるよ」 紬「あら失礼」ウフフ ...
  • 唯「澪ちゃん髪に何かついてるよ」澪「え、唯取って」14
    ~♪ 梓「ムギ先輩……?」 紬「うん」 梓「私、軽音部辞めます」 紬「…………」 梓「だって、こんな私がいたら空気悪くなるじゃないですか。皆さんを、ムギ先輩を振り回して」 梓「いられるわけ、ないじゃないですか」 梓「全部私の責任です。軽音部を壊そうとした」 紬「そう?」 梓「唯先輩は……お昼にですね、私の時は泣かなかったんです」 紬「うん」 梓「と、とても真剣に考えてくれて、とても真剣な顔で、わ、私を振ったんですよ……」 梓「ダメじゃないですか、もう……」 紬「梓ちゃん、泣いてるの?」 梓「泣いてなんかいません……」ゴシゴシ 紬「そう。ごめんね。泣かせちゃって」 梓「なっ泣いて、なんか……」グシュ 紬(ダメね私。...
  • 澪「私は平目になりたい」1
    唯「……」 澪「……」 唯「ねぇ澪ちゃん」 澪「何だ?」 唯「海の中ってそんなに青くないんだね」 澪「うん、私もそう思った」 唯「青いどころか若干ドス黒くて周りがよく見えないね」 澪「あぁ、砂とかプランクトンとかで何がなんだか分からないよ」 唯「うん、そうだね」 唯「ねぇ澪ちゃん」 澪「何だ?」 唯「私達、何でヒラメになっちゃったの…?」 澪「知らん」 唯「あ、澪ちゃん」 澪「何?」 唯「ほら、あれってもしかしてハマグリじゃない?」 澪「ん~…あ、ホントだ」 唯「波で流されてきちゃったのかな?」 澪「さぁ…」 唯「あ、タコに食べられた」 澪「うわなにあれぐろい」 唯「貝...
  • 澪「唯の看病をしよう」2
    澪「いろんなことがあったなぁ……」 唯「合宿で海で大はしゃぎしたよね」 澪「クリスマス会もやったよな」 唯「最初のライブで澪ちゃんが転んで」 澪「そ、それは止めてくれ!」わたわた 唯「あずにゃんが入部してー」 澪「二回目の学祭で唯がギター忘れて」 唯「面目ない!」 澪「ふふ」 唯「……でも」 澪「唯?」 唯「……もうすぐ、おしまいなんだねぇ……」 澪「……」 唯「澪ちゃん、推薦狙うんでしょ?」 澪「……うん。唯はどうするの?」 唯「ムギちゃんの言ってた、N女子大にチャレンジするよ。りっちゃんもいっしょなんだよ」 澪「……そっか」 唯「……澪ちゃんとだけ、お別れだね……」 澪「そうだな……」 唯「ね、...
  • 澪「…軽音部だろ。まったくしょうがないな」3
    ―屋上― 律「う~寒ぃいいぃ!!鼻水も凍りそうな勢いだな!」 律「さすがに陽も落ちてるしなぁ」 澪「……」 律「……私さあ、やっぱ幸せもんかなあ?」 澪「唐突だな」 律「うん…やっぱ私は幸せだった」 澪「だった…?」 律「本当は、昨日の夜言うつもりだったんだ…」 律「けど…いざ顔見ると、怖くなっちまってさ」 澪「…何のことだよ」 律「澪も……薄々気が付いてるんじゃないか? 律「私が…普通とは違うこと」 ビュォオオオ…… 澪「?……」 律「澪は……あの日願ったよね」 律「ともだちができますように。って…」 澪「―!」 律「もう…分かっちゃったかな?へへっ…」 澪「嘘……」 律「...
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