3スレ>>257

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リレーSSカラカラ。  あるカラカラにトレーナーは聞きました。 お前のその骨棍棒は何故トゲ付なのかと。 カラカラは言いました。 魔法の骨棍棒だからだと。 そしてカラカラは骨棍棒を振りかぶり言いました。 何でも出来ちゃう骨棍棒エスカリボーンだと。 ――― 「レッド君遊ぼうよ~」 僕に飛びついてくるのはシオンタウンで捕まえた萌えもんのカラカラちゃん。 「だめだよ、僕は宿題をしないといけないんだから。」 「宿題なんかどうでもいいよ~遊ぼ遊ぼ~」 腕に抱きつきしきりに上目遣いで懇願するカラカラちゃん。 ――や、柔らかいものが腕に! 腕にぃぃぃ!!! 煩悩を必死に抑えながら 「だ、だめだよカラカラちゃん! 昨日も宿題の邪魔されて提出できなかったじゃないか」 そう、僕は中学生なんだ、ちゃんと勉強しないといけないんだ! 「遊んでよ~遊んで遊んで遊んでぇ!」 テーブルに仰向けになり駄々をこねえええ???!!! ――今日は白ですか、白い三角形ですか! 「……見た?」 動きをピタっと止め空恐ろしい視線で見つめるカラカラちゃん。 どこかの天使のように調子に乗って自分から見せたりはしない。 むしろ見たりしたら……。 「見てない! 見てないよカラカラちゃん!」 慌てて否定するが…… 「レッド君のえっちぃぃぃぃ!!」 ぐしゃぁー!びちゃ、どろぉ…… お食事中の人の為に擬音のみでお送りします。 「あぁ! レッド君の上半身が大変な事に!」 カラカラちゃんは骨棍棒を振り回し 「からんからからからから~ん」 いわく呪文はカラカラだから、らしい。 飛び散った小さい僕は床、天井壁を這い回り元の僕の上半身の上に集まっていく。 「だ、だめじゃないかカラカラちゃん! もう僕を撲殺したりしないって約束したじゃん!」 「まぁまぁ、落ち着いてくださいレッドさん。」 僕をなだめるように出てくるのはカラカラちゃんの自称妹モンジャラさんだ。 「姉さんもあんまり我侭言っちゃだめですよ。」 カラカラちゃんの手を取り静かに落ち着かせる。 「判ったよ~ボクも一緒にお勉強するね。」 「判らない事があったら僕に聞いてくれれば教えてあげるからねカラカラちゃん。」 ごと……。 何かが落ちる音がした。 「お、教えてあげるだなんてレッドさん、不潔です!」 「ななななな何をおっしゃいますモンジャラさん。」 カラカラちゃんの見ていた教科書? を突きつけてくるモンジャラさん 「こ、こんな事教えるなんて、教えるなんてええ!!」 カラカラちゃんが見ていたのは……子供の作り方(上)。 「いやそんなまって勉強だと思ったんだよ、まって触手を伸ばさないでだめだったr」 モンジャラさんの髪は、魔法の触手テンタクルザクスなのです。 僕がリビングで紫色の液体を流しながら干からびているのを、 両親が発見するのはもう少し後の話です。 ――― 後書き。 やっちまいました。 元ネタが判らない人はドクロちゃんでググってください。CAPRI

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