リュウキ(昨日は散々めにあったな。こんなんでリーグに挑戦できるのだろうか?すごく心配になってきた)
(しかし、センターで飯を食べさせてもらえるとは思わなかった。センターがある所では飯の心配
はないな。)
ピンポーン 『センター内で休んでらっしゃるリュウキ様、至急カウンターまでおこしください』
ジョーイ「あの子気がついたらしいわよ。」
リュウキ「わかりました。病室に行ってみます。何号室ですか?」
ジョーイ「103号室よ。あまり刺激することのないように!まだ、病人ですからね。」
リュウキ「わかってますよ。」
リュウキ「103、103っと。」「ここだな。」
ガチャ
???「おりゃっ!」
リュウキ「ん?」「あぶなっ!」
俺は間一髪のところで『それ』をかわした。
リュウキ「おはよう。元気そうだな!」
???「キサマ何者だ!」
リュウキ「おいおい、恩人に向かって『枕』投げて『何者』はないだろう。」
???「じゃあお前が?」
リュウキ「助けたんだが…」
???「おい!黒くて変な服装した奴ら見なかったか!」
リュウキ「見てない。でも、そんなに怒鳴らなくても…」
???「すっ、すまん」
リュウキ「話は変わるが、種族名はなんてんだ?俺はリュウキ。」
ラルトス「ラルトスだ。」
その後落ち着いたラルトスはR団やこれまでの経緯を話してくれた。
ラルトス「あいつ、今度あったらゆるさねー!」
リュウキ「なるほど、負けてくやしいと?」
ラルトス「絶っ対今度はまけねぇー!」
リュウキ「よしっ!その心意気気に入った!」「俺が戦い方を見てやる!」
ラルトス「なんだぁ?その上から目線は! 」
リュウキ「これでも格闘家のはしくれ、実践は割合つんできている。」
ラルトス「てめぇ本当に、できんのか?」「怪しいもんだ!」
リュウキ「まぁ、お前の傷が治ったら稽古つけてやるよ。」
ラルトス「はっ 返り討ちにしてやる。」
翌日 萌えもんセンター近くの広場
ラルトス「テレポートっ ねんり…」
リュウキ「遅いっ!」「でこピンアターク!」
ピシンッ
ラルトス「うわぁ。」「くそ~!」
(こいつ本当に強い)
リュウキ「すごいよな~。もう完治して動けるんだからな~萌えもんは。」
ラルトス「おい!関心すんな!簡単に強くなるコツとかないのかよ!」
リュウキ「無い!」
ラルトス「即答かよ!」
リュウキ「ない…が、さっきからきになってるんだが『テレポート』使いすぎじゃないか?」
ラルトス「そうか?」
リュウキ「よしっ 今後『テレポート』禁止。」「自分で動いてかわせ!」
ラルトス「なっなに!?」
リュウキ「お前は、『テレポート』に頼りすぎだ!」「目で相手の動きを見て戦っていれば、自然と相手の
次の手がわかるようになる!」
ラルトス「本当か~?」
ジョーイ「なんだかんだ言っても、うまくやってるようね。」
2時間後
ラルトス「はぁ はぁ はぁ」
リュウキ「よし、今日はここまでだ!」
ジョーイ「リュウキ君あの話しました?」
ラルトス「あの話?」
リュウキ「いやまだだけど…」
ジョーイ「今話しちゃえばいいじゃない。」
リュウキ「そうだな。」
ラルトス「ん?」
リュウキ「率直に言う。」「俺の相棒になってくれ。」
ラルトス「え!?おっ俺が?」
リュウキ「お前以外に誰がいる?」「昨日説明したように、俺は萌えもん一人もいない。だから…」
ラルトス(こいつと一緒にいれば、まだまだ強くなれるかもしれない。それに、ここにいてもあの『ロキ』
ってヤロウに会える可能性はないからな…)
リュウキ「俺の相棒になってくれないか?」
ラルトス「わかった。なってやるよ!ただし、ヤロウだけは見つけて『かり』をかえさせてもらう!」
リュウキ「よしゃ 決まりだな!」「これからよろしく頼む。」
ラルトス「おぅ そっちもな!」
リュウキはボールを出した。
リュウキ「こいつに入ってくれ。」
ラルトス「おい!ずっとこの狭っ苦しいとこに入っとけってか!?」
リュウキ「いや、ずっとじゃなく『危なくなったとき』と『疲れたとき』ぐらいでいい。」
ラルトス「ならいいぜ!」
リュウキ「これから相棒になるんだからお前の名前がいるな…」
ラルトス「名前か…考えたことがなかったな。」「できればかっこいい名前がいい。」
リュウキ「ん~…そうだな、『イズナ』ってのはどうだ?」
ラルトス「なんかいい響きだな。」「気に入った!」
リュウキ「なら、よろしく『イズナ』。」
イズナ「よろしく『相棒』。」
リュウキ「『相棒』ってのよしてくれ。照れる。」「呼び捨てでかまわない。」
イズナ「なら『リュウキ』!」
リュウキ「おぅ!」
(よしっ これで、一人目だ。ところでどうすればリーグに挑戦できるんだ?)
最終更新:2008年08月27日 14:01