* ジュペッタ No.354 タイプ:ゴースト 分類:TECHNIC ---- *大まかな特徴 RSから登場したゴーストタイプ。 サマヨールというライバルが同時に登場したが、 ジュペッタは高い攻撃力と当時物理技だったシャドーボールを使いこなすことが出来た。 だがDPでは技の物理特殊の分類分けによりシャドーボールを実質とり上げられ、 威力が10低下したシャドークローを使うことを余儀なくされる。 加えてサマヨールはヨノワールに進化するなど同期とも差を着けられBWを迎える。 そんなジュペッタだがXYにてメガシンカを習得。 攻撃力を更に伸ばしたステータス強化に加えて、特性いたずらごころを使い、 殴れる上にトリッキーな立ち回りが可能なポケモンとなった。 先制道連れはあまりにも有名。 ポッ拳でも影を活かした攻撃で相手を翻弄する物理型トリッキーキャラで出て欲しい。 ゴーストポケモン過多だが…… 「''長所''」 ・デュエルでは非常に豊富な地上戦の攻撃手段と攻めの継続力。 ・影打ちキャンセルを使った高いラッシュ性能 ・縦横無尽に駆け巡るデュエルフェイズの機動力。 「''短所''」 ・ブロック攻撃が弱く切り返しにくい。 ・使いドコロがむづかしいポケモン技が多く、立ち回りが他のポケモンとくらべて少ない。 ・技の出がやや遅く、近距離戦ではブロック攻撃に頼りがちになる ---- *ブロック攻撃 力を溜めてヘッドバッド。 若干踏み込むため横へのリーチは並レベルにはあるが、上判定に薄く、 垂直ジャンプから硬直を狩られやすい。 ---- *掴み攻撃 至って基本的な性能の掴み攻撃。 コマンド投げなどの崩し行動に乏しいジュペッタは頼りがちになる。 ---- *フィールドフェイズ(FP) 「''基本的な特徴''」 一定距離からは低速化して消滅するシュートが特徴。 半設置技のように使える。 これを使ってジリジリラインを上げ近づくか、 対空を誘って落とすかがジュペッタのFPの基本。 「''弱系統の特徴''」 ・立ちシュート 腕を内側に払って前方向に小弾を出す。 ・フロントシュート 腕を振り払い前方向に爆発の様な弾を出す。 中距離辺りから低速化し、若干残る。 当ててフェイズチェンジ。 ・サイドシュート 腕を振り払い、横方向に影の塊を出す。 低速化するのが早く、ほぼ設置技の様な使い方になる。 当ててフェイズチェンジ。 ・ジャンプシュート 下から腕を振り上げ、6時から2時方向をカバーする感じで三日月状の影の塊を出す。 こちらも途中から低速化する。 上昇慣性打ち消しの効果があるため低空でバシバシ振っていける。 空中ヒットさせれば落下中の相手にホーミング格闘がヒットすることも 「''強系統の特徴''」 ・腕を叩きつけ、追撃でもう一方の腕を叩きつける攻撃。 二段技。 上方向にやや判定があるため、浮いた相手にも当てやすい。 当ててフェイズチェンジ。 ・ジャンプXは5時方向の角度に突進する攻撃。 他のジャンプXよりも鋭い角度。 当ててフェイズチェンジ。 「''かげうち構え状態''」 N+A。 空中可。 ボタン長押ししている間、かげうちを撃つ構え状態になる。 FPでは前、左右、後入力+ボタン離しで各行動を行うことが出来る。 空中版は長押し中、ゆっくりと落ちるように滞空。 「''前かげうち''」 かげうち構え状態から前+A離し 空中可。 前方向に影を素早く伸ばして攻撃。 リーチ、発生に優れ相手の空振りに刺し込むのに適するが、 影そのものにもやられ判定があるため、置き攻撃に負けやすい。 空中版は斜め下方向に影を伸ばす。 当ててフェイズチェンジ。 「''右かげうち・左かげうち''」 かげうち構え状態から左右+A離し 空中可 斜め横45度の角度に影を伸ばす攻撃。 こちらもリーチ、発生などに優れる。 空中版は斜め下45度の角度に入力方向に伸ばして攻撃。 当ててフェイズチェンジ。 「''かげうち構え状態キャンセル''」 かげうち構え状態から後+A離し 空中可 かげうち構え状態をキャンセルしてニュートラルモーションに戻る。 非常に硬直が短く、フェイントなどにも使っていける。 空中版は構え状態の滞空効果を消し、通常通りの自然落下を取る。 着地をずらして攻撃するのに役立つ。 「''シャドークロー''」 前+A。 Aボタンホールド中、前方向に低く相手を飛び越えるようにジャンプし、 Aボタンを離すことで真下方向に影の巨大な爪で切り裂く攻撃。 飛び道具などをかわしやすく、相手の弾を避けながら攻撃できる。 当ててフェイズチェンジ。 「''おんねん''」 後+ポケモンA。 腕を広げ、無防備のポーズを取る。 普通に使うだけなら、殴られたらそのまま反撃することもない行動だが、 このポーズ中にKOされた場合、相手の次ラウンド共鳴ゲージとサポートゲージを空っぽにする効果を持つ。 受付猶予も長く、判定発生も早いため、できるだけ死に際はこれで暴れよう。 ---- *デュエルフェイズ(FP) 「''基本的な特徴''」 出掛かりがやや遅めで近距離戦が苦手。 反面、強技のリーチと判定は強い特徴があり、 空振った時は大きな隙を晒す。 また、滞空が強い。 DPのみ「かげ移動」が可能で、これを使ったラッシュと地上戦が強力。 「''弱系統の特徴''」 発生が遅い以外は基本的な性能。 ・YYY パンチ→振り払い→シャドークローの流れ。 Y二段目はガードさせて大幅有利。 再度コンボによる追撃は出来ないが、確定で強攻撃をガードさせることが可能。 ・上Y 上方向をひっかき、影を浮かべる攻撃。 ひっかきには攻撃判定が無いが、浮かんだ影の持続時間が長く、振っとくだけでも強い。 出始めから空中攻撃無敵で、相手のジャンプ攻撃をガシガシ落とす。 ・空Y 5時方向の斜め下に腕を振り払って切り裂く攻撃。 下方向に判定が強く飛びに使える。 ポケモン技キャンセルが可能で、ここから空中影打ちを行うのが強い。 空Yで空対空を行った時などは空中前かげうち→かげ移動で距離を詰めたい。 着地硬直が極端に短く、低空でヒットさせた場合相手の最速ブロックをガードできる。 「''強系統の特徴''」 リーチが長く、隙が大きいという特徴を持つ。 一部の技がポケモン技キャンセルという特徴を持つため、 これを利用し影打ちキャンセルをして圧力をかけていく。 ・下X 屈んで地面に向かって蹴りを行い少し離れた位置の地面から、 足を斜め上に生やす様に出現させる攻撃。 リーチが長く、ポケモン技キャンセルが可能。 溜めが可能で、溜め版はブロック貫通効果を持ち単発ダメージが高くなり、ガード硬直が伸びる。 クリティカル以外は通常、溜め版ともに足元をすくってダウンを奪う。 かげうちにキャンセルして追撃が可能だったりする。 クリティカルで垂直浮き。 ・上X 若干はねた後、上から拳を直下させる。 発生が若干遅く、横方向への判定が薄め。 ・空X 若干上に浮くようにはねた後、5時方向の角度に突進する攻撃。 ピカチュウの様に出始めブロック判定。 他のキャラと攻撃の発生速度は同じだが、若干上に浮く分対空をずらしやすい。 「''かげうち構え状態''」 N+A。 空中可。 ボタン長押ししている間、かげうちを撃つ構え状態になる。 DPでは前、上、下、後入力+ボタン離しで各行動を行うことが出来る。 空中版は長押し中、ゆっくりと落ちるように滞空。 前、下、後の撃ち分けが出来る。 発生が若干遅く、地上の相手にコンボに組み込むことは出来ない。 下Xなどで浮かした相手には当てやすい。 「''前かげうち''」 かげうち構え状態から前+A離し 前方向(若干2時方向気味)に影を素早く伸ばして攻撃。 リーチ、発生に優れ相手の空振りに刺し込むのに適するが、 影そのものにもやられ判定があるため、置き攻撃に負けやすい。 空中攻撃判定なため、上Yや立ちYなどでも潰すことが可能。 当たり判定が小さいキャラならしゃがみなどで回避も可能。 「''下かげうち''」 かげうち構え状態から下+A離し 地面を伝わせて影を伸ばして攻撃。 こちらは低姿勢判定の影を伸ばすため、立ち技などでは潰せないが、 反面下Yなどの攻撃を置かれた場合、潰されやすい。 「''上かげうち''」 かげうち構え状態から上+A離し 斜め上45度に影を伸ばす攻撃。 やられ判定も伸びるため、相手がJYなどを売っていないかどうかの確認が必要。 「''空中前かげうち''」 空中かげうち構え状態から前+A離し 斜め下45度の角度で前にかげをのばす。 空中攻撃判定なため、上Yなどに容赦なく叩き落とされる。 「''空中下かげうち''」 空中かげうち構え状態から+A離し 真下にかげをのばす。 空中攻撃判定なため、上Yなどに容赦なく叩き落とされる。 「''空中後かげうち''」 空中かげうち構え状態から+A離し 斜め下45度の角度で後ろにかげをのばす。 空中攻撃判定なため、上Yなどに容赦なく叩き落とされる。 後述する「かげ移動」を用いることで、ジャンプ軌道を変えて後退する使い方も可能。 「''かげうち構え状態キャンセル''」 かげうち構え状態から後+A離し 空中可 かげうち構え状態をキャンセルしてニュートラルモーションに戻る。 非常に硬直が短く、フェイントなどにも使っていける。 空中版は構え状態の滞空効果を消し、通常通りの自然落下を取る。 着地をずらして攻撃するのに役立つ。 「''かげ移動''」 地上、空中版両方の影打ち中にR かげうちをキャンセルし、伸びている影の中を移動し、 影の先端の位置に飛び出す移動技。 攻撃のヒット問わず可能であるため、出始めをRでキャンセルしても良いし、 影打ちをヒットや、ガードさせた後に移動して距離を詰めラッシュを展開するも良し。 飛び出した後は低空であるため空中行動が可能。 共鳴ルカリオの波動弾キャンセルBとほぼ同じ高度なため、 打撃とすかし投げが狙える。 「''シャドークロー''」 前+A。 Aボタンホールド中、前方向に低く相手を飛び越えるようにジャンプし、 Aボタンを離すことで真下方向に影の巨大な爪で切り裂く攻撃。 当ててダウンを奪う。 飛び道具などをかわしやすく、相手の弾を避けながら攻撃できる。 Y連打のポケコンボでは、この技が出て近距離ならばダウンを奪う。 「''おんねん''」 後+ポケモンA。 腕を広げ、無防備のポーズを取る。 普通に使うだけなら、殴られたらそのまま反撃することもない行動だが、 このポーズ中にKOされた場合、相手の次ラウンド共鳴ゲージとサポートゲージを空っぽにする効果を持つ。 受付猶予も長く、判定発生も早いため、できるだけ死に際はこれで暴れよう。 「''ゴーストダイブ''」 下+ポケモン技。 自分の元の影の中に潜り込み、その後相手の背後に姿を表し大きな爪でぶん殴る。 ブロック貫通がついており、ヒットさせてカモネギのようなクルクルやられを誘発。 追撃可能。 しかしながら発生が非常に遅く、ガードされた場合はルカリオの掴み攻撃クラスの発生の技が確定でヒットする あまりにも大味であるため使い所を見極めたい。 ---- *共鳴バースト メガジュペッタ状態になる。 共鳴ゲージが溜まりづらい。 「''フィールドフェイズの面''」 ・かげうちの発生速度が上昇。 ・シャドークローが多段ヒット可。 「''デュエルフェイズの面''」 ・FPと同様の強化。 ・Y、Xは攻撃の判定の巨大化。 ・かげうち構え状態キャンセルの硬直が極端に短くなっている。 ・ゴーストダイブの発生速度が上昇。 ---- *バーストアタック 「''シャドーブリンガー''」 巨大化した腕で前方向を切り裂く始動。 腕のチャックを大きく開き、禍々しく変色した中身の爪渾身の一撃を与える演出を流す。 上方向に弱く、突進力などもないため比較的立ち回りで使うとなれば弱めなバーストアタック。 コンボ補正を受けにくい特異的な性質を持っているため、コンボに組み込むという使い方がわりかし強い。 ---- *キャラ対策 FPは設置が面倒に見えて弾強度が弱く、各種シュート攻撃でかき消せる。 ジュペッタからしたら、その硬直を狙ってくるが、ダッシュが極端に早いこともないため投げも通しにくく、ブロックなどを先出ししておくことで潰すことが可能。 DPでは非常に強い連携である、 「Y>YY>目押し下X>かげうち構え→前or下かげうち>かげ移動>空Y>着地Y…」 で固め直しが可能。 さらにこの中に組み込まれている下Xを溜め版にすることでブロックを割ることも可能だし、 下X>かげうち構え状態キャンセルをして硬直を消し、再度下Xを刺し込むことも可能。 その上かげ移動からのすかし投げという選択肢もあり、非常に近距離と下Xの連携が強力。 なので、自分がどこで暴れるかの意識をしっかりもつということと、 下Xや影打ちなどがジャンプで回避しやすく、それらを使うことで距離詰める。 飛ぶことによってこの強い攻めを拒否することが可能。 ジュペッタ側は対空をすることも可能だが、垂直ジャンプからルカリオ系JXが届く距離なら対空ずらしなども強い選択肢になりうる。 かげうちをガードする=かげ移動からの攻めを許すことになるので、 しっかり下Yなどを撃ち分けてジュペッタのかげうちを前もって潰して拒否しておきたい。 ---- *議論所 ----