チョキ同士のじゃんけん 4白白白
このゲームは引き分けになる。
38版の>>144
禁止カード候補。本家MtGから見ると《Divine Intervention》の変形版と言えるが、それと全く同じ問題を抱えたカード。
単にゲームを引き分けにするのは、みんなを平等に納得させるカードなんかではなく、それまでのゲームのみんなが不幸になるだけの痛み分けで終わらせるカードでしかない。
トーナメントで使われたら「ゲーム制限時間を10分程度短縮する。」と書かれているに等しい。これが1マッチに2発も通ったら間違いなくそのマッチは引き分けに終わるだろう。勝利するわけでもないので実にはた迷惑なだけである。
ならばとカジュアルで使おうにも、一見した時にど派手な効果が目を惹くだけでしかない。実際に使うことを考えれば誰も得をしないことは日の目を見るより明らか。敗勢だけは
リセットするが、勝ちを支えたり、勝勢にもっていくわけでもないのだから。
このカードを使って得するのは「勝ち筋を失った時、負けを引き分けに持ち込む」ときだが、自分が不利でない限り無意味なカードをそのためだけに持つぐらいなら少しでも勝利につながるカードを入れた方がマシである。
仮にそう言う状況で撃てたとしても、勝ちを突然引き分けに変えられた相手にとって理不尽なだけで
サブゲームよりもひどい苦痛しか与えないカードでしかない。勝ちに繋げられないので、
コンボに使う手段もないし本来のリセット呪文の代わりにもならない。
なら《Divine Intervention》のように引き分けになるまでターンの猶予など条件を付ければ……と思うかもしれないが、結局のところ「引き分けにしかならない」という根本的な問題が何も解決していない。
トーナメントへの悪影響こそ減るものの、使えるようになったわけではない。カジュアルに至っては問題点は変わらず余計使えなくなっただけである。
そもそもその《Divine Intervention》ですら、コストが重くターンもかかりとても実用的な代物ではなかったにもかかわらず、「ゲームをいたずらに長引かせる」として
禁止カードに指定されていた時期がある。
引き分けが効果として発生しうるカードなら、《天界の収斂》のような基本的には決着を付けるためのカードのようにするべきではないだろうか?
単に引き分けに持ち込むだけのカードを使うくらいなら、そもそもデュエルをする必要性が余り無い、ということだろう。引き分けることを前提としたカードはゲームに投入する意味もないし、無理に投入して使われても皆が困るだけである。
基本的にMtGに限らず、ゲームというのはプレイヤー同士が勝利を目指して競うことで成立するものであり、『引き分け』とはその結果誰の勝ちと決められなくなった時か、プレイヤーの合意によってのみ成立するものだろう。
この手のカードは至る所でつくられているが、その辺の考えに至っていないものが散見されるのだが如何なものだろうか・・・
イラスト
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/\| |/\ 上等だ てめえだけには負ける気がしねぇ
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最終更新:2011年07月25日 21:45