語彙表示

Forth標準ワードとして、既定義ワード全体のリストを表示する、wordsというワードがある。これはMopsでも定義されている。
ただし、iMopsではデフォルトでは定義されておらず、inspectorsというソースファイルをロードしたのちに利用できる。したがって、iMopsでは、まず、
// inspectors
を実行する必要がある。ロードと同時にコンソールにメッセージが表示される(ここでは、あまり意味がない)。

その後に、
words
を実行すると、iMopsでは、別ウィンドウが開き、そこに既定義ワード名、xt、ワードのタイプが、定義の逆順で表示され、最後に、定義されているワードの数が記述される。PowerMopsでは、Quick Editが起動されている必要があり、その新たなウィンドウに同様のリストが表示される。

加えて、既定義クラスの全て、既定義オブジェクト(静的インスタンス)の全てを、それぞれリストとして、表示するワードもある。これらも、iMopsでは、 inspectorsに定義されている。

classes
は、既定義クラスの全てについて、そのクラス名と、その直接の上位クラスを別ウインドウにリストして表示する。複数の上位クラスがある場合は、優先順位の順に複数表示される。リストの最後には、既定義クラスの個数も記述される。

objects
は、既定義オブジェクトのオブジェクト名とそのクラスをリストとして表示する。リストの最後に、既定義オブジェクトの個数が表示される。


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最終更新:2020年01月06日 21:59