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アレルヤ×ティエリア(女体)


しばらくベッドに転がっていたが、睡魔どころか……。
ティエリアはもう何度目だか分からないため息をついて、起き上がった。
熱が引かない。スメラギが部屋に残していった、アルコール臭のせいかもしれない。
空気が完全に入れ替わるまでどこか他の場所に行こうと、ティエリアは軽く身なり
を整える。体のラインを隠すふわりとした服を羽織って、部屋を出た。
艦内は一部を除き弱い疑似重力しか効いていないので、廊下では軽く床を蹴って手近のバーをつかむ。
慣れた動作の筈だったが、手は空をつかんだ。華奢な体が不用意に流れる。
「う…わっ」
壁にぶつかるかと思ったら、その前に誰かに腕をつかまれて引き寄せられる。
「大丈夫?」
「……ああ」
抱きしめるように受け止められ、そっと床に下ろされる。アレルヤだった。
「ん?お酒臭い?」
「俺じゃない。スメラギさんが」
「ああ」
短い答えだけでアレルヤが納得して、軽く頷いた。
「部屋が酒臭くて」
「わかるよ。さっきデッキにいったらみんなぼやいてた」
……ということは、デッキにも行けない、ということだ。ティエリアはまたため息をつく。
そして、目の前の男の顔を見上げた。
「……部屋に来る?」
そして、誘いに乗ることにした。

「女の子、だったんだ」
やはり。
抱き留められたときに、これはバレたな、と思ったのだ。
「それが何か」
「いや……」
アレルヤは視線を泳がせる。部屋で二人きりになったとたん、どうしたものか分からなくなった様子だった。
ふと、悪戯心が沸いた。うろうろしたあげく自分の寝台に腰掛けたアレルヤに近づいて、さっきの
スメラギとの戯れよろしく、彼の膝を片膝で割った。
「……ティエリア」
「黙って」
「や、でも」
腰が引けた風で、アレルヤが後ずさる。しかし壁付けの寝台にそう逃げ場はなく、
背中が壁に当ったところで、ひどく情けなさそうな表情をした。
「ベッドを貸してくれればいい」
「そう言う事じゃなくて」
ティエリアははだしになってベッドに座った。
「じゃあ何」
遊んで貰おう、と思った。

ティエリアははだしの足を伸ばす。白いつま先で、アレルヤの足をつつく。
相手が動かないのに気をよくして、さらにつま先を進めていく。膝の内側、腿、そして。
「…う」
スラックスの上から、つま先で相手の股間に悪戯をしかける。
「う……く、っ」
「あんたは何もしなくていい」
されるままのアレルヤが勃起したのが分かり、ティエリアはさらに腰を進め、両つま先で挟むようにその高まり
をこすった。時折、袋のある辺りをやりすぎない程度に踏む。
「ティエリア……君」
「部屋に呼んだのは、こういう事をしたかったからじゃないのか」
「それは」
「だったら黙ってて」
足の親指の先でつ、っと下から上になで上げる。
十分に相手が昂ぶったところで、ティエリアは足を引いた。
「脱いでよ」
「……まったく」
諦めたようにアレルヤが目を伏せる。ベルトを外し始めるのを見て、ティエリアも着ていたものを脱いだ。
すべて脱いでもう一度ベッドに上がると、相手の視線が自分に釘付けになるのが分かる。
奇妙な快感が、背筋のあたりにキた。
アレルヤが体を起こそうとするのを目で制して、彼の股間に手を伸ばす。十分に力を蓄えているのを確認して、
彼の上に跨った。既に触らなくても分かるほど濡れている自分にあてがい、腰を落とした。
「んっ……ふ、ぁ」
体重を利用して一気にくわえ込み、思わず声を漏らす。
「ティエリア、君は……ん」
更に何かいいたそうなアレルヤの唇を唇で塞いだ。舌を入れるとすぐに反撃するように絡んでくる。
そうしながら緩く腰を動かして、ティエリアは自分の欲しいところを探した。
唇が離れる。糸を引く唾液を舌先で舐めとって、ティエリアは本格的に腰を振り始めた。
「あ……んぁ、ん……ふ、ぅん……んんん」
待ち望んでいた刺激に全身がわななく。くちゅくちゅと濡れた音が大きく響いて、快感を煽った。
さらに自分で自分の胸を掴み、こりっと立った乳首を掌で刺激する。

「そうやって、っ、強引なのは」
いきなり腕をつかまれた、と思ったら、あっという間に体勢をひっくり返された。
両膝が胸につくほど体を折り曲げられて、苦しい。
「悪い癖だよ、君の」
……アレルヤの声は甘い。しかしその後は強引だった。
「あうっ」
主導権を握っていたはずが一転、組み敷かれてティエリアは喘ぐ。しかしアレルヤが抽挿を開始すると、
さっきとは違う刺激に意識が飛びそうになった。
「ひ、ぁ、や、やあああ、あんっ、あ、んっ」
無意識か、視界がぼやけてゆがむ。腰を打ち付けてくるときのいやらしい音に、耳をふさぎたくなる。
「……お仕置きだ」
悪戯をしかけた相手を間違えたか。
「あ、んっあ、や、あ、んんんうう、っ、んっ、だめ、も……」
繋がった部分から飛んだ汁が頬にあたって、つたう涙と混ざる。なすすべも無く全身を震わせて、
ティエリアは達した。ついでひくひく震える秘部に、熱い迸りを受け止める。
「……あ……ぁはぁ」
「君でも泣くんだな」
頬を拭う指の感触が心地いい。泣いてなんかいない、と反論したかったが、いまはそれさえ億劫だった。

「気の強いのもいいけれど、そのうち痛い目を見るよ」
意識を手放す直前に聞いたその声はあくまで優しく、穏やかだった。
最終更新:2008年01月03日 02:50