アットウィキロゴ

俺×嫁


 官能的な音だけ聞こえる。
 たとえるなら水の音。それもべとべとのだ。にちゃにちゃと言う音に惹かれて
視線を下ろすと、これも官能的な光景が広がっている。
 ティエリアは、その小さな口をめいっぱい開いてオレのソレをくわえていた。
直接与えられる刺激と視覚での刺激で、脳髄が痺れそうなほどくらくらする。
もちろん眼鏡はかけたままだ。
「ティエリア」
「……っぷ。らまってろ、ひがひぃる」
 文句だけ言って、また行為に戻る。舌が疲れているのか口の中に残った
液体のせいか、舌っ足らずになっていた。
「ヤベ。出そう」
 いやいやいや。まだもったいない。オレはまだ満足してない。
「ティエリア」
 もう一度、舌っ足らずのかわいい口調が聞きたくて、つい呼んでしまう。
 しかし、ティエリアはそんなに甘い奴ではなかった。自分の忠告に従わない
奴に歯を立てるぐらい、普通にやっちゃう奴だったのだ。
 オレは、身をもってそれを思い知った。
最終更新:2008年01月03日 02:30