アットウィキロゴ

アレルヤ×ティエリア(女体)
(メイドコスプレ)


「お帰りなさいませご主人様」
 とてつもなく、棒読み。
「……ティエリア?」
 久々にトレミーへの帰還を果たしたアレルヤだったが、対処に困ってその場に棒立ちになってしまう。
 なにしろ。
 無重力下にふわりと広がる黒のワンピース。裾には控えめだがたっぷりとした白のレース。糊のきいた大きな白いエプロンは、実用とデザインを兼ね備えた美しさだ。細いウエストに大きくリボン結び、胸元にもレースをあしらった大きなリボン。
「なんでそんな格好……」
「聞くな」
 メイド服。ええと、かれこれ400年ほど前にAEUのどこだかで家事使用人が制服としていた衣装だったか。
「どう、可愛いでしょう?」
 隣には、なぜかとっても得意げなスメラギの姿があった。こちらはいたって普通の服装だ。
「ティエリア(♀)ったら、忙しいからなんて言い訳して、ハロウィーンイベントを欠席したのよ?」
 ……あんたの命じた任務だったろうが!?
 と、声に出して反論できるアレルヤではなかった。ティエリアは反論する気も失せたか、このうえない不機嫌顔で黙っている。見れば頭には白いヘッドドレス。完璧だ。
「だから罰として、しばらく私の目を楽しませなさいって言ったの」
「……ハレルヤ」

「……命令だから仕方ない」
 どう説得したのかと思ったらそういうことか。全く、スメラギさんは凄腕だ。
 そんな格好で艦内移動用のバーを掴まないでほしいんですが。
ついでに、前を行かないでほしいんですが。
 スカートの内側は真っ白いレースが密集しているせいでよくわからないが、
脚はこまかい編み目のストッキングで覆われている。
白い肌に黒い編み目が映えて……だから、どこまで完璧なんだ。
 アレルヤはとりあえずティエリアの後を追った。
「不本意だが、ヴェーダだって艦内のレクリエーションには参加しろと言っているし」
「ティエリア……」
「煩い、話しかけるな」
 その態度でなんのレクリエーションだよ。と、アレルヤの頭の中で
ハレルヤがツッコミを入れた。
「黙っていた方がよさそうだよ、ハレルヤ」
「何か!?」
「いやその」
 やっぱりティエリアは不機嫌なようだった。

 どこまで行くんだろうと思ったらティエリアはアレルヤの私室の
まえで止まった。率先してドアを開けてくれる。どこまでこのレクリエーションとやら
が続くのだろうと思いつつ、アレルヤは部屋に入った。
 こほん、と一つティエリアが咳払いをした。
「あー……一時間、ご主人様にお仕えさせて頂きますティエリアと申します」
 やっぱり棒読みだった。
「いや……どういうことだい?」
「質問禁止」
「いやその」
「だから何かして欲しいことがあったら言え」
 ティエリアは勝手に椅子を引いてどかっと座った。足を組む。
「早くしろ」
 ……どうしろと。
「つまり、僕がなにか頼んだら、君がそれをやってくれるってことかな」
「だからそう言ってる」
「ふぅん」
 なんだか面白い事態になってきたな。と、ハレルヤが囁いた。
「そうだね、ハレルヤ」
「そこ!いちいち相談するな!」
「そうだね。相談するまでもないかな」
 なにしろ、一時間もあるのだ。アレルヤは自分も椅子を引いて、
ティエリアの正面に座った。
「立って」
 無言で、ティエリアが席をたった。
「スカートの裾、つまんで」
 しかめっ面のまま、それでも自分の言葉にティエリアが従う。
なかなか無い体験だ。

「めくってごらん」
 一瞬の躊躇ののち、やはり。
「一番上だけじゃなくて、下のレースも」
 きり、と歯を食いしばる音が聞こえた気がした。
……これは1時間後がちょっと怖そうだ。
 しかしティエリアは黙ったまま、ペティコートをぐっと掴んだ。
持ち上げられる。ストッキングはご丁寧にガーターで吊られていた。
真っ白なふとももにベルトが食い込んでいる。
「そのまま」
 ガーターの上から穿いているレースの下着をそっと引っ張る。
「なにする、っ」
「動かないで。何でも言うこと聞くんじゃなかった?」
 黒の下着ごしにそっと敏感な部分を指で撫でる。
「今日の下着はいやらしいね」
「……衣装の一環だ、って……ん」
「穿いててドキドキしたんじゃない?」
「しな……ぅ、ふ」
「だってここ、もう濡れてるよ」
「触るからだっ」
「じゃあ触らない」
 代わりにふぅっと息を吹きかけると、もじもじと脚をすりあわせた。
「やめろ、っ」
 かまわず、アレルヤはそっと下着を下ろしていく。
「恥ずかしい染みができてる」
「止めろと言って……んんんっ」
 もう一度息を吹きかけると、びくりと全身を震わせた。見上げると、
頬を真っ赤に染めてうつ向いているティエリアと目が合う。
「そろそろ口調も改めて貰える?」
「調子に……乗るなっ」
「一時間なんでも言うこと聞くんでしょう?言い出したのは君だよ、
ティエリア」
「う……」
 どうもティエリアには、望んでかどうかに関わらず自分の言ったことに
縛られる癖があるようだ。それを利用する自分も大概人が悪いなと
思いながら、アレルヤは追い打ちをかける。
「ご主人様にご奉仕するんじゃなかったのかな」

 小さな口をアレルヤのペニスが出入りする。
「歯は立てないでね」
「ふ……ふっ……んく……っ」
 頬を染め、眉をしかめて、じゅぽじゅぽと水音までたてて。
イヤイヤやっている、にしては……。
「上手いね。どこで覚えたの」
「うー……」
 煩い、とでも言うつもりだったのか。
「そろそろご褒美あげようか」
 肩をつかんで止めさせ、緩んだ口元をそっと撫でる。眼鏡越し
とろりと潤んだ赤い瞳は、それでもじっとアレルヤを見据えていた。
この気の強さには敬服せざるを得ない。
「好きにしろ」
 ほら。
 これはもう、痛い目みないと分からないのかも知れないね、ハレルヤ。
内心でそう呟いて、アレルヤはティエリアを抱き上げ、自分のベッドに転がした。
ふわふわのスカートがシーツに大きく広がる。
「ご褒美、ほしい?返事して」
「だから、好きにしろと言ってるっ」
 目を潤ませ、頬を赤くして言うことじゃないのに。
 お言葉通り好きにさせてもらうことにして、アレルヤはスカートを
めくりあげる。……下着をつけていないティエリアのそこがぐしゃぐしゃに
濡れて、レースやストッキングに染みをつけていた。
「このドレス、借り物なのに汚しちゃったね」
「誰のせい……」
「人のせいにするのはよくないよ」
 脚を開かせ、濡れた部分をくちゅくちゅといじる。下唇を噛むティエリアに
濡れた指を見せつけた。
「君のだよ。舐めて」
「う……っん」
 噛んだせいで唇がいつもより赤くて、まるで化粧をしたみたいに見えた。
指を舐められるのもペニスを舐められるのと同じくらい気持ちいい。
「おいしい?」
 指を抜いたら物欲しそうに見えたのでそう聞いたら、睨まれた。

 キスをする。逃げられたので顎を掴んでもう一度。
「はい、これ持って」
 そろそろ鬱陶しくなってきたレースやなんかをひとまとめにしてティエリアに
持たせる。そうして、濡れそぼったティエリアに準備万端な自分のペニスを押し当てた。
さして抵抗もなく、ぬるりと飲み込まれる……が。
「ふ、ぅぁあっん」
 服をつかんだ指からシーツをすべる足先まで、ティエリアの体が細かく震え、のけぞった。
「まさか挿れるだけで、いった?……ティエリア」
「ん……」
 そんなことはないといいたげに、ふるふるっと首を振るティエリアに、
アレルヤはさらにたたみかける。
「中、ひくひくしてる。いったんでしょう。服脱いでないくせに。
挿れただけで。なんで?いつもと違う格好してるから?それともお留守番が
そんなに寂しかった?」
「やだ……やめ、っ」
 ティエリアの白い頬につうっと涙がつたう。それをぺろっと舐めとって、
アレルヤは耳元にささやいてやった。
 いや。違う。
「なんだ。やっぱり淫乱なんだな、お前は」
「ちが……」
 ティエリアにもわかったらしい。顔にすこし怯えに似た色が走る。
「なら、止めるか」
『ハレルヤ』は、鼻で笑うと、体を離そうとした。
「う」
 ……首を振るだけで、まだ許して貰えると思っている。
どれだけ甘やかされているんだか。ハレルヤは内心でぼやいた。まったく、
アレルヤに限らず、ここの連中は全員頭がどっかおかしい。こういうタイプは、
どっちが上かをわからせておかないと際限なくつけあがるというのに。
「じゃあ言え。どうしてほしいのか、具体的に、だ」
「どう、って」
「お前がいま俺にやって欲しいことを言えよ。そうだな……
ぐじゃぐじゃに突いて早くもういちどいかせてくださいご主人様、とかだな。
当たってるだろう?」
「ちが……うっ」
 声が裏返っている。見ろ、甘やかされすぎて退き際を見極められてないだろうが、
こいつは。

「達ったろ?さっき。こんな仮装してこんないやらしいストッキング穿いて、
男のコレ舐めまくって入れて欲しくて仕方なかったんだろう?」
「う……」
「もっとしてほしいんだろう?言え」
 赤い瞳がまばたきするたび涙がこぼれる。
「泣けば許されると思ってるのか」
「泣いてな……」
「じゃあ言えよ」
 ハレルヤはゆるく、腰を動かした。もどかしげにティエリアの腰も揺れるのを見て、
鼻で笑う。
「ほら。言えよ」
「う……」
「言えよ。命令は聞くんだろ」
 今のティエリアにとって「命令」は逃げ道だろう。
「あ……はや、く……」
「早く、なんだ?聞こえないぞ」
 思った通り、ティエリアの唇が動き始める。
「はやく、もういちど……ぃかせ、て……ください」
 繋がったところがひくひくと蠢いている。言わされている言葉に酔っているのが
まるわかりだった。
「ふん。いいだろう」
 ……君も甘いんじゃないか。アレルヤが苦笑する気配がした。それを無視して、
ハレルヤは乱暴な抽挿を開始する。ストッキングに包まれた脚が逃げるようにばたつく。
細いウェストを掴んで、強引に引き寄せた。ティエリアは自分のスカートに顔を埋めて、
嬌声とも泣き声ともつかない声をあげた。
「気持ちいいのか」
「あ……ああ……んぅふ……ぇ」
「気持ちいいならそう言え。命令だ」
「う……きもち……ぃ……きもち、っ、…れるやぁ、ん、っ」
 レースの衣擦れの音がうるさくて、最後はよく聞き取れなかった。が、
ハレルヤには、そしてアレルヤにもそれで十分だった。
少なくとも今日のところは。
 きゅんきゅん締め付けてくるティエリアから強引に抜いて、最後は唇にこすりつけて
射精する。頬から髪、着たままのドレスまで汚して、ティエリアがびくんっと体を震わせた。


「一時間を超えてるっ」
「そういう問題なんだ……」
 汚してしまった服のかわりにアレルヤの服をとりあえず着込み、ぞんざいにまとめたドレスを
引っ掴んだティエリア、顔が赤いのは怒り心頭に発しているから。
「全く、なんでこんな……」
「僕は楽しかったけどね」
「煩い」
 はいはい。
 肩をすくめるアレルヤを睨み付け、ティエリアが部屋を出て行った。
 ……やっぱり調子に乗りすぎだろう、あいつは。ハレルヤがぼやいた。
「そうだね、ハレルヤ。でも、そう言うところが可愛いんだよ」

 ハレルヤからの反論は、なかった。

最終更新:2008年01月03日 02:52